2005年日帰り登山 from 豊橋

2005年10月19日(水)雨乞岳 1238m 単独 晴 風昼から尾根上のみヤヤあり 

昨年は蝶ヶ岳や大川入山へ日帰りで行ってきたが、今年は雨が続きすぎていて道路状況が不安で今一南アや深南部の林道に行くのに躊躇する。
昨晩は久しぶりに青空の夕焼けを見、今日は間違いなく晴れると思ったが昨日までの長雨が不安で近場にした。鈴鹿でも人が少なそうな気がしたので雨乞岳を選んでみた。
7月同様武平峠に到着。朝食を食べてると、15名位に団体が「今日は雨乞岳登山に御参…」と挨拶をし始めた。慌てて身支度をし、何とか彼らより先に出発させてもらった。
アルプスは訴訟などもあり登山道は明確だけど、里山や低山の方が落ち葉や登山道の崩壊などでかえって判明しにくいものだ。私としては他人の後ろを歩くのは登ってる気がしないのでイヤだ。やはり自分で楽しんだり不安になったり地図見たりしながら登りたい。
それと関連して、今でもそうかも知れないけど昔は山小屋等で夜雑談してると、明日はどちらへ行かれます?御一緒しませんか?とか話してくる人がいるけど、これも鬱陶しい。(もっとも大昔はユースホステル全盛で、当時夜の交流会の時には定番で使う会話ではあったけど)

登山口から尾根を巻くように登って行き、少ない登高差を繰り返しながら沢を渡ったりしながら、一時間くらいでコクイ谷分岐を通過、山が低いというか山容が小さいので谷が狭い。沢筋に添って更に登るというより歩いて行くと沢から離れ水音がしなくなり、少し登ると非常にあっけなくコルに到着する。

コルから30mも歩くと樹林から笹ヤブに変わり、深い笹の間の堀割りの中を登って行く。腰を曲げながらトンネルを400mも登ると、突然笹の上に出て視界が開ける。その先が何もない東雨乞岳だ。

ここだけ地面の露出した草木のない開けた山頂で360度展望があった。こんなとこで昼食して例の団体とぶつかりたくないので直ぐその先笹尾根が続いている雨乞岳に向かう。
結局体力温存のまま、休むほど疲れることもない登高で一気に山頂に着いてしまった。非常に物足りなかった。雨乞岳の山頂は笹に囲まれ、標識が目立つ小広場だった。風もなく穏やかなので昼食休憩。30分休んでると、嬌声が聞こえたので覗くと東雨乞岳に多数の人影が見えた。

北側から雲もはりだしてきたので下山の準備をした。東雨乞岳に着くと風がかなり冷たく吹きつけるので直ぐ下山。再度笹林のトンネルをくぐり七人山のコルに。

時間もあるのでそのまま七人山1073mに向かう。ヤヤ広めの尾根の真ん中を真直ぐに登ると直ぐに到着。

木々にテープが5m置きぐらいにあった。視界のない広い丘という感じ。写真だけ撮って下山。

再度七人山のコルで残飯整理してから下山。登りよりも下りの方が更に散策コース的に感じた。登りと同じだけの時間をかけてダラダラと下山。

今日は単独2名(私含む)団体2グループ(15+5)の4パーティと出合った。本山に比べればやはり少ないのかな?

帰路は前回同様グリーンホテルにて汗を流し、ETCの通勤割引時間調整をして帰宅。

8:35 武平峠出発
9:24 コクイ谷分岐
10:18 七人山コル
10:50 東雨乞岳

11:05 雨乞岳1328m
11:35 雨乞岳出

12:25 七人山コル
12:33 七人山1073m
12:47 七人山出
12:52 七人山コル
13:02 七人山コル出
13:51 コクイ谷分岐
13:56 コクイ谷分岐出
14:46 武平峠着    尚デジカメ修理中で使ったカメラの日付が違ってます


尚、本年山行のGPSログとマップはカシミールで表示しています

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