2008年 日帰り登山 from 豊橋

 

8月20日(水)  奥穂高岳 3190m
曇 ガス 時々雨 山頂冷強風 単独  DoCoMoムーバほぼ全域可能

 

中三週間も空いてしまった。天気もしっかりしない。出かけるテンションもあがらない。
気分転換に出発。始めは、池口岳へ行くつもりで出発したが直ぐに思い直して上高地へ方向転換。
新しく出来た飯田山本ICから松本へ向い、予定通り沢渡駐車場へ。普段来る時と異なり、この時期はほぼ満車。直ぐに爆睡、時々屋根を雨が打つ。未明頃はいつも通り冷えて寝袋に潜り込んだ。
切符も変った始発バスで、人で溢れるバスセンターへ到着。さっさと昇り始める。
岳沢上部は黒い雲の中、肌寒い空気の中樹林帯に入る。
岳沢出会い辺りから音を立てて風が吹き抜け出し、汗をかく事もなく淡々と登った。岳沢小屋後対岸の巻道を利用し登り、小屋跡広場を見ながら一本。
雰囲気的に遺体の搬出をしてるようで、暫くするとヘリがやってきて運んで行った。合掌。
この日は、上空の天気は大荒れなので荷揚げをしてるわけないのに、午前午後とヘリが何度も飛んでいた。
記事にならないだけで、何かあったのかもしれない。
梯子などでカモシカの立場の尾根上へ出て足下に岳沢上高地方面を見下ろすようになると
やっと山頂へ近づいた気分になる。前方はガスの中。カモシカの先で一本入れ、あとはいつものように紀美子平まで一気に登り小憩。
前穂に行っても視界はないようだし、時間も余裕がありそうなので奥穂に変更、直ぐに向かう。
直ぐに奥穂から非常にゆっくり下山してくる夫婦とすれ違った。
この辺まで登ってくると、風は強いだけでなく冷たさを伴ってきたので上着を着込む。単調な岩場の吊り尾根の登りになり南陵の頭を越えると足場が平坦に変化し歩きやすくなった。
風は冷たさと強さを増し、益々視界が利かなくなった。
眼鏡を外して歩いていると正面に祠が表れ先に行くと分岐標識と積み上げた山頂にぶつかった。
祠の下の小広場が丁度風よけになっているのでここで軽食。山頂周辺を回ってみても何も見えるわけないので(^_^;)下山開始。
身体は軽いので調子に乗って岩にすべらないよう気をつけて下る。
紀美子平まで戻ると、ゆっくり下山のご夫婦がまだ下っていた。
雷鳥広場辺りから時々雲の流れで雨混じりとなった。岳沢小屋対岸で上着をしまい込み小憩。

バスには余裕で間に合うので最後の下りは音楽モードで。風穴でもう一回小憩し、喧騒の上高地に戻った。

6:13 上高地バスセンター  6:30遊歩道分岐登山口
7:06 風穴 7:13岳沢出会 8:23岳沢小屋跡対岸
10:17雷鳥広場 10:31紀美子平 10:37
11:55 奥穂高山頂 12:12
12:16南陵の頭 13:02紀美子平
13:11雷鳥広場 13:28岳沢パノラマ13:33
13:50カモシカの立場 14:17岳沢小屋跡14:23
15:02岳沢出会 15:06風穴15:15 
15:32登山口 16:00バスセンター16:15


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