第447回 社楽の会報告    第446回へ    第448回へ   TOPへ
                                                           
報告者  土 井

 2016年1月28日(木)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました 。

 参加者(勤務校)は、土井(布袋小)、天野拓先生、天野篤先生、川地先生(大口中)、迫先生(大口西小)、奥村先生(岩倉東小)、大島先生(古知野北小)、高木先生、田中先生(犬南中)、加藤先生(犬北小)、桑原先生(宮田中)、竹野先生(岩倉中)、勝村先生(犬山市教委)、早川先生(大口町教委)、森川さん、田口さん、岡島さん、面田さんの18名でした。

1 早川先生 子供が使うタブレット
2 第百九十回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説 (平成28年1月22日)
3 小牧岩倉エコルセンター視察
4 初等中等教育分科会 (第103回) 配布資料
5 

 
平成28年度社会科教育研究大会は、11月1日(火)に開催します。

資料集部会シーズンオフ企画
第448回 2月10日(水) 松原先生 全中社岐阜大会について
第450回 2月25日(木) 元長良東小学校 伊藤先生の社会科授業と学級経営 
第451回 3月10日(木) 岩田先生・坪内先生 教師が使うタブレット
シーズンオフ企画が始まりました。PRをお願いします。



1 
早川先生 子供が使うタブレット 
 よろしくお願いします。
 
 

2 第百九十回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説 (平成28年1月22日)

 毎回恒例の施政方針演説 教育部分です。
(希望出生率一・八)
 一億総活躍の最も根源的な課題は、人口減少問題に立ち向かうこと。五十年後も人口一億人を維持することであります。長年放置されてきた、この課題への挑戦をスタートします。
 「希望出生率一・八」の実現を目指します。
 一人でも多くの若者たちの、結婚や出産の希望を叶えてあげたい。
 所得の低い若者たちには、新婚生活への経済的支援を行います。不妊治療への支援を拡充します。産前産後期間の年金保険料を免除し、出産の負担を軽減します。妊娠から出産、子育てまで、様々な不安の相談に応じる「子育て世代包括支援センター」を、全国に展開してまいります。
 仕事をしながら子育てできる。そういう社会にしなければなりません。
 病児保育の充実など、子ども・子育て支援を強化します。目標を上積みし、平成二十九年度末までに合計で五十万人分の保育の受け皿を整備してまいります。返還免除型の奨学金の拡充、再就職準備金などの支援を行い、九万人の保育士を確保します。「待機児童ゼロ」を必ず実現してまいります。
 大家族による支え合いを応援します。二世帯住宅の建設を支援します。URの賃貸住宅では「近居割」を五%から二十%へと拡大します。新しい住生活基本計画を策定し、三世代の同居や近居に対する支援に本格的に取り組んでまいります。
 子どもたちの未来が、家庭の経済事情によって左右されるようなことがあってはなりません。
 ひとり親家庭への支援を拡充します。所得の低い世帯には児童扶養手当の加算を倍増し、第二子は月一万円、第三子以降は月六千円を支給します。
 幼児教育無償化の実現に一歩一歩進んでまいります。所得の低い世帯については、兄弟姉妹の年齢に関係なく、第二子は半額、第三子以降は無償にします。
 高校生への奨学給付金を拡充します。本年採用する大学進学予定者から、卒業後の所得に応じて返還額が変わる、新たな奨学金制度がスタートします。希望すれば、誰もが、高校にも、専修学校、大学にも進学できる環境を整えます。
 いじめや発達障害など様々な事情で不登校となっている子どもたちも、自信を持って学んでいける環境を整えます。フリースクールの子どもたちへの支援に初めて踏み込みます。子どもたち一人ひとりの個性を大切にする教育再生を進めてまいります。
 日本の未来。それは、子どもたちであります。子どもたちの誰もが、頑張れば、大きな夢を紡いでいくことができる。そうした社会を、皆さん、共に創り上げていこうではありませんか。


 
3 小牧岩倉エコルセンター視察
 1月25日に小牧岩倉エコルセンターに視察に行ってきました。江南市廃棄物減量等推進協議会委員としての研修視察です。
 小牧岩倉エコルセンターは、昨年4月に稼働を開始したばかりの、最新のゴミ処理場です。
 最大の特徴は、ゴミを「焼却」ではなく「溶解」することです。そのために、埋め立てゴミがほとんど出ないのです。
「ガス化溶解炉」に、ゴミとコークス、石灰石を入れて、1800度で溶かしてしまいます。
製鉄所と原理は同じです。製鉄所も1800度から2000度でした。
 最後にどろどろに溶けたものを水で冷やすと「スラグ」と「メタル」に分別し、コンクリート製品や機械のおもりとして有効活用するのです。
 粗大ゴミも同様、2段階で破砕して鉄・アルミ・その他に分け、その他は先ほどのガス化溶解炉で熔解するのです。
 途中で出るガスも濾過・集塵し、きれいにしてから排出します。
 左が中央制御室です。働いている人は40人。24時間交替なので、実際に現場にいる人はもっと少ないです。
 ここでは余熱のエネルギーで発電しています。4,270kw、一般家庭の9,000世帯分です。
 もう少し聞いてきたデータを残しておきます。
建設費 134億円 、造成費や環境アセス費等を含んだ総額 146億8千万円。
内訳 国から57億円、債権 69億円、税金 20億円(小牧:岩倉=7:3)
運営コスト:初年度でまだわからないが、おおよそ年間5億円か。(人件費込み)
ゴミピットにはゴミ収集車700台分。これは1週間分の処理量。
前回の施設は昭和60年に建設し、30年稼働。解体に10数億円かかる。
平成26年実績 全体で47,000t。内 業者からが12,000t。1日平均120t
ゴミは今がピークで今後減っていくと予想している。
溶解炉には、1日98.5t処理できるものが2炉ある。
 
 すばらしい施設だと思っていたら、弱点がありました。破砕物のコンベアに、ビデオテープ等の長いものが絡みついていました。コンベアを停めて、係の人が手作業で取っていたのです。
 いかに、分別収集が大切か、また、長いものは切って出さなければいけないかがわかりました。
 江南・丹羽は、まだまだ場所の選定段階ですが、場所が確定して最新の設備ができたとしても、やはり、これまで通り、リサイクル・分別収集が大切であることは変わりません。
 ここから  http://www.city.komaki.aichi.jp/area/komakiiwakura/index.html 
4 初等中等教育分科会 (第103回) 配布資料

 重要なものが出そろいました。
資料1‐1 これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について(答申(案)のポイント)
資料1‐2 これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について(答申(案))要約版 
資料1‐3 これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について(答申(案))1 
資料1‐3 これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について(答申(案))2 
資料1‐4 これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について(答申(案))参考資料1
資料1‐4 これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について(答申(案))参考資料2
資料1‐4 これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について(答申(案))参考資料3
資料1‐4 これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について(答申(案))参考資料4
資料1‐4 これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について(答申(案))参考資料5
 
資料2‐1 チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申(案)のポイント)1
資料2‐1 チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申(案)のポイント)2
資料2‐2 チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申(案)) 
資料2‐3 チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申(素案))に関する意見募集 結果概要 
資料2‐4 チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申(案))参考資料1
資料2‐4 チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申(案))参考資料2
資料2‐4 チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申(案))参考資料3
資料2‐4 チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申(案))参考資料4
  
資料3‐1 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について(答申案)) 
資料3‐2 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について(答申(案))に関する参考資料1 
資料3‐2 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について(答申(案))に関する参考資料2 
資料3‐2 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について(答申(案))に関する参考資料3 
資料3‐3 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について(答申(案))のポイント等1 
資料3‐3 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について(答申(案))のポイント等2 
 
資料4‐1 平成26年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」における「いじめ」に関する調査結果等の概要 
資料4‐2 平成26年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」における「いじめ」に関する調査結果について 
参考資料1 初等中等教育分科会委員名簿
 
5 チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申)
チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申) 67ページ
チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申)概要 2ページ  
チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申)【骨子】
 

6 木曽川うかい 鵜舎視察 −校長日記より−
 1月26日、1300年の伝統を誇る木曽川うかいの鵜を飼育する鵜舎を視察してきました。
 2月2日に県下各地の社会科教師による社会見学を行います。その下見とあいさつを兼ねてのものです。
 モンキーパークの裏手に鵜舎がありました。中に入ると、鵜を繋ぐ縄が置いてありました。もちろん本物です。腰蓑(みの)や籠(かご)も、鵜匠さん達による手作りです。現役の鵜匠さんは、現在3人です。(1人産休)
 エサ場兼運動場の水槽が2つありました。エサはホッケやタラ。保管のための冷蔵庫もありました。エサ代は、おおよそ1日1万円です。
 鵜は、現在51羽。すべて、茨城県から購入したものです。保護のために、複雑な手続きがあるそうです。しばらくは、1羽ずつ籠に入れて環境に慣れさせます。3年ほど経つと、鵜飼いで使えるようになるそうです。
 鵜飼いでは、鵜飼い船一艘につき、10羽の鵜が活躍します。薪はアカマツしか明るく燃えません。他の木材ではいけないのです。
 鵜飼いの最後の披露で、船の先端に堂々と立つ鳥がエースで12羽います。また、その他の鵜もいます。後ろをついて行く鳥です。
 その様子が全然違うのです。
 エースチームは、私が近寄っても動揺しません。堂々たる風格を感じます。とても静かです。
もう一つのチームは、騒々しく、落ち着きません。突き合っている鵜もいます。その差は歴然。
 どこからこの差は生まれるのでしょうか?
 即答でした。「素質です。」
 茨城から運ばれてきた時から、堂々としているもの、そうでないものがわかるそうです。
なかには、サボってばかりの鵜もいるそうです。
 教育に関わる者として、興味深いお話でした。
 それにしても、鵜は美しい!目はエメラルドのようでした。機会があれば、一度近くで見てください。
 木曽川うかいは、6月1日10月15日まで行われます。
 詳しくは http://kisogawa-ukai.jp/  

《 参 考 》教師力アップセミナー 平成28年度講師一覧 
 あくまでも現時点での予定です。講師のプロフィルはネットで調べてください。
    5月 8日(日) 10:00〜12:00     金大竜
   6月11日(土)  10:00〜12:00     白石範孝
   9月 3日(土) 10:00〜12:00     佐藤暁
  10月10日(月祝) 10:00〜15:00     野口芳宏
  11月12日(土)  10:00〜12:00     田中博史
   1月21日(土)  10:00〜15:00     小野田正利
   2月11日(土祝) 10:00〜15:00     山田洋一