The Peregrine Fund （ハヤブサ基金）

　みなさん、「ハヤブサ基金」をご存じですか。1970年にコーネルCornell大学のトム・ケイドTom J. Cade博士らによって創設されたアメリカの猛禽類保護団体です。北アメリカのハヤブサPeregrine Falcon の繁殖、野外復帰、個体数の増加等の大成果で有名ですので、下の写真にある広告やこれに関連する記事を読まれた方もあるかと思います。

スカーレットを伝えるサントリーの連続広告NO.104 （1983年9月18日）

今では、「ハヤブサ基金」の活躍の舞台はアメリカのハヤブサだけにとどまらず、世界中の猛禽類にまで広がっています。下のような、
　　Aplomado Falcon Restoration
　　Arctic Program - Greenland
　　Asian Vulture Crisis
　　Asia-Pacific
　　Bald Eagle Release and Recovery
　　California Condor Restoration
　　East Africa Project
　　Harpy Eagle Conservation and Research
　　Madagascar Project
　　Mauritius Kestrel
　　Maya Project
　　Mongolia Project
　　Neotropical Environmental Education
　　Neotropical Raptor Conservation Program
　　New Guinea Harpy Eagle Project
　　Orange-breasted Falcon Project
　　Pan Africa Conservation Program
　　Philippine Eagle Conservation
　　West Indies Project
　　Zimbabwe Project

など、タカ類・ハヤブサ類の保護や、研究・教育等のプロジェクトが着実に行動に移されています。一つ一つのプロジェクトの目的、現状、結果（成果）、将来見通しが実にはっきりと明示されており、納得しやすいものになっています。

　私の解説よりも、Webページを見ていただいたほうが分かりやすいです。Shiftキーを押しながらクリックしてください。

　「ハヤブサ基金」のWebページは、【 Peregrine Fund 】です。

　メール先は、【tpf@peregrinefund.org】です。

　1995年から、私もこの基金の会員です。 Member 会員は年会費が＄25です。会員には下の写真の Newsletter と Annual Report （ともにA4サイズ40ページくらい）が毎年郵送されてきます。また、e-mail でのニュースも受信できます。ぜひ、入会をお勧めします。

Newsletter（上の4冊）と　Annual Report（下の4冊）
【 こ こ 】 から、PDFファイルとして内容を見ることができます。

（Uploaded on 7 May 2006）

世界のタカ類・ハヤブサ類　リンク集

　タカ類・ハヤブサ類のサイトを紹介します。

　以前はたくさんのサイトを紹介していましたが、次から次へとつながらないページがでてきたり、アドレスが頻繁に変更されたりすることが多く、管理が行き届かないので、3ヶ所のみ紹介します。

【 Peregrine Fund 】（米国）
　大きな実績をたくさん持つハヤブサ基金のホームページです。組織の概要、活動報告、入会案内、タカ類・ハヤブサ類のグッズや書籍、出版案内など、盛りだくさんです。私も、この基金の会員です（毎年会費を払っているだけです）。

【 Hawk Mountain Sanctuary 】（米国）
　第二次世界大戦中の1943～45年のみを除いて、1934年からずっと、シーズン中一日も欠かさずカウントを続けてきたホークマウンテンサンクチュアリのホームページです。ホークマウンテンはアメリカでは一番有名な渡りのポイントです。1973年に、この地のサンクチュアリーで発行された「 Feathers in the Wind 」を見て以来、私にとってあこがれの場所です。Web pageは更新が多く、その日の最新の渡り情報が見られますよ。

【 International Centre for Birds of Prey 】( 英国 )
　教育活動やタカ類・ハヤブサ類の繁殖にも力を入れている。

（First uploaded on September 1998)