和名:エゴノキ(エゴノキ科)
学名:Styrax japonicus Siebold et Zucc.

2024.5.5撮影

 
落とし文 2025.5.9撮影   エゴツルクビオトシブミ 2025.5.9撮影

 雑木林に生える落葉高木で高さ15m程になる。
名前は果皮にえぐみがあることからきているというが、果皮には有毒のエゴサポニンを含むのでその麻酔効果を利用して魚とりが出来るほどである。
 湿原に至る小径や湿原周辺でみられ、清楚な白い花を目一杯に吊り下げた様子はまさに森のシャンデリアである。

 エゴノキが花を咲かせる季節は花に目が奪われがちであるが、葉に注目すると写真のような「落とし文」を見ることができる。これは、エゴツルクビオトシブミという昆虫が卵を産むために巻いたものである。このような葉を「揺籃(ようらん)」といい、子供を育てるゆりかごになる。
 しかし、「落とし文」とは粋な名前をつけたものだ。
その「落とし文」を作った甲虫がエゴツルクビオトシブミである。エゴノキを好み、鶴のように長い首をしたオトシブミという意味で名がついている。
 左側の首が短いのがメスで全長7mm程。右手後ろ側にいるのは首が長いのでオスで全長9mm程である。
 【平均開花時期 5月上旬〜5月中旬】


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