和名:ヒメミミカキグサ(タヌキモ科)
学名: Utricularia nipponica

('97.8.26撮影)

 アジアの熱帯から亜熱帯に起源をもつ南方系の植物で、日本では愛知県を中心とした東海地方の丘陵湿地に極希に産する小型のミミカキグサ。
花軸の高さは1〜2cm程度と非常に小型で、花は薄いピンク色で長さは2〜3mm程度である。
 運が良ければ木道沿いで見られるが、普通は双眼鏡での観察となり、まるで宝探しをしているような気分である。
 葦毛湿原では、日本に生育する4種類のミミカキグサが同時に見られる。この事ひとつとってもこの湿原の重要性は理解していただけるであろう。
 【平均開花時期 7月下旬〜9月上旬】


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