バイケイソウでもミカワバイケイソウは三河湾周辺の酸性土壌の湿地だけに生える植物である。
高さは1m程で、上部に枝分かれした花穂に無数の直径1cm程度の花を付ける。
花びらの縁に裂れこみがあり、雄しべが長いのが特徴である。
氷河期に低地に進出したコバイケイソウが、温暖化の際に平地でも生き残れるように適応したのがミカワバイケイソウだと考えられている。
「散策路図」の丸数字2、3番付近で見られる。
株は多くあるのだが、日当たりの悪くなった群生場所では花を付けるものが少なくなったのが残念である。
【平均開花時期 5月上旬〜5月中旬】
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