現在見られる葦毛湿原の自然

このページは、特に花の見られるシーズン(3〜12月)は随時 up-to-dateな情報を発信し、現在見られる葦毛湿原の様子を紹介します。
 文中の「散策路図」は、ここを見てください。
なお、このページの画像は全て、取材当日にデジタルカメラで撮影したものです。
また、このページではラン科の植物については特定のものを除いて、あえて掲載しないようにしています。

(2025/08/02の湿原風景)


【2025.08.16】
 シラタマホシクサの蕾が膨らんできました。
 アブラガヤが目立つようになりました。

 湿原内のあちこちでは、シラタマホシクサの蕾が膨らんできました。
現在、蕾の大きさは直径3ミリ程度ですが、これから徐々に膨らみす。
8月末から9月上旬には花が楽しめると思います。

 湿原のあちこちで、アブラガヤが目立つようになりました。
まだ青いものが多く、これから徐々に花序が褐色に変化していきます。


その他、
●湿原などのあちこちで、サギソウノリウツギが咲き見頃の状態です。
●湿原内では、ミカヅキグサミズギクコケオトギリサワシロギクなどが咲いています。
●湿原内では、ミミカキグサムラサキミミカキグサホザキノミミカキグサヒメミミカキグサの日本に自生する4種類全てが見られます。
●湿原周辺では、コオニユリやクサギ、キンミズヒキ、センニンソウが咲いています。



【2025.08.09】

 ミカワシンジュガヤの果実が見られます。
 オオフタバムグラが咲いています。

 「散策路図」の8番の付近では、ミカワシンジュガヤの果実が確認できます。
葦毛湿原では、本種以外にコシンジュガヤ、ケシンジュガヤ、マネキシンジュガヤ、カガシラが見られます。
日本に自生する7種類のシンジュガヤの仲間のうち5種類が葦毛湿原で見ることができるのです。

 湿原の西側にある広場では、オオフタバムグラが咲いています。
北アメリカ原産の帰化植物で、直径数ミリの可愛い花を咲かせます。
茎や葉は硬く、とてもしっかりとしています。

その他、
●湿原などのあちこちで、サギソウノリウツギが咲き見頃の状態です。
●湿原内では、ミカヅキグサミズギク、ヌマトラノオ、ノカンゾウなどが咲いています。
●湿原内では、ミミカキグサムラサキミミカキグサホザキノミミカキグサヒメミミカキグサの日本に自生する4種類全てが見られます。
●湿原周辺では、コオニユリやクサギ、キンミズヒキが咲いています。



【2025.08.02】

 サギソウが咲き始めました。
 コオニユリが見頃です。

 「散策路図」の12番の付近では、2日前からサギソウが咲き始めました。
これから花数が増え、湿原内のあちこちで見られるようになります。
花は、まさに白鷺が翼を広げたような形で、自然が作り出す造形美には感心するばかりです。

 「散策路図」の2番付近では、コオニユリが多く咲き見頃の状態です。
比較的小さな花が多い湿原ですが、このような花が多く咲くと華やかで嬉しいことです。
まだ蕾も多くあるので、しばらく楽しめそうです。


その他、
●湿原内では、ノリウツギミカヅキグサミズギク、ヌマトラノオ、ノカンゾウなどが咲いています。
●湿原内では、ミミカキグサムラサキミミカキグサホザキノミミカキグサヒメミミカキグサの日本に自生する4種類全てが見られます。


2025年の観察記録
2025.01‾02 2025.03 2025.04 2025.05 2025.06 2025.07
2025.08 2025.09 2025.10 2025.11 2025.12


過去の観察記録はこちら
 過去の「4.現在見られる葦毛湿原の自然」のデータ(1996年より)が月毎に閲覧できます。


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