20041007jh-jogen
テーマ:異文化理解・評価・少人数・コミュニケーション能力
平成16年度豊橋市研究部研究大会助言資料
平成16年10月7日
刈谷市立依佐美中学校
犬塚 章夫
「異文化理解・評価・少人数・コミュニケーション能力について」
1,異文化理解を通した実践
(1) 実践の良さをキーワードから探る
テーマ
生徒の思いに寄り添う ・・・ 大きすぎず、生徒が身近に考えられる範囲
「ALTに日本の生活習慣を教えよう」
相手がはっきり意識でき、目的がはっきりしている
(参考)総合 おもちゃ作りと保育体験
単元作り
2回繰り返す ・・・ 自信が増す、考えが深まる、理解が進む
(参考)コミュニケーション単元 ALTと3回の英会話体験
おもしろい事象との出会い ・・・ ALTからの書中見舞い=生徒に驚き・疑問を持たせた
実際に英語を使う場がある ・・・ ALTとの意見交換・交流
異文化理解学習のまとめ ・・・ 学びを振り返る場、16時間の学習を俯瞰(ふかん)する
(参考)ポートフォリオ評価
注意したい点
インターネットや図書館での調べ学習 ・・・ 出典、URLを記入させる インターネットには嘘も
まずは教師が「一人調べ」 短時間で能率的に情報をまとめる
日本の習慣について英語で説明 ・・・ 日本語で書いて英訳する問題点
日ごろからの英訳練習・ドリル
(参考)1年自己紹介スピーチ→2年Show and Tell→3年ディベート
相手を意識し、相手に理解してもらおうとする努力 聞いて理解しようとする努力
話し手と聞き手のコミュニケーション
自主単元の時間の捻出 ・・・ 何を省略し、何を深めるか 教師の熱意
異文化理解
こんなとこrが日本と違うんだ
これ日本と同じじゃん
(2) 資料
日米ライフスタイル比較ホームページ
http://www.tcp-ip.or.jp/~ainuzuka/nichibei/groupc/groupcframe.htm
TIPS for Culture
http://www.tcp-ip.or.jp/~ainuzuka/TIPSforCulture.htm
外国の絵本から異文化理解、情報カードを掲示して

2、評価
(1) TIPS for Evaluation
http://www.tcp-ip.or.jp/~ainuzuka/TIPSforEvaluation.htm
3、少人数
(1) コミュニケーション活動中心
(2) 文法指導中心
4、コミュニケーション能力
(1)英語を何のために勉強しているのかのアンケート調査
愛知・石川・富山・静岡県内の中学生・高校生・大学短大生・中学教員・高校教員を対象にアンケートを実施。(中学生712名、高校生764名、大学・短大生72名、中学教員79名、高校教員165名 H16実施)下記11項目の学習目標について、「強くそう思う」を3点、「少しそう思う」を2点、「あまりそう思わない」を1点、「全くそう思わない」を0点として、平均点を出した。
グラフの見方 中学生の英語学習の目標の数値の多い順に左から項目が並べてある。

(2)英語の教科書におけるコミュニケーション活動の分析
現行の教科書全7社について以下に示すコミュニケーション活動のレベル数を分析をした。
英語コミュニケーション活動の4つのレベル
レベル1 記号的意味の授受
事実との対応や伝達ニーズお度外視した、たんなる字面の意味
例) パターンプラクティスで I like dogs. I like cats.と言う
レベル2 場面や文脈に適合した意味の授受
価値や伝達ニーズを伴うとは限らないが、事実には対応した意味
例) 同じクラスの中で、Who is your homeroom teacher?と言う
レベル3 伝達ニーズのある意味の授受
話し手と聞き手の間で伝達ニーズを伴った情報のやりとりをすること。
ただし、必ずしも当事者にとって価値ある意味を扱うとは限らない
例) 地図を使ってのinformation gapのある活動
レベル4 人間的な価値をもつ意味の授受
話し手と聞き手の間で価値ある意味を持った伝達を行うこと。
例) 他者理解、人間関係作り
☆上記(1)(2)は中部地区英語教育学会英語コミュニケーション活動研究プロジェクトよりhttp://www.tcp-ip.or.jp/~ainuzuka/comact/project.htm
