![]() とりあえず、Silverliningを使ったパーティションの切り方です。まずSilverlining君を起動して、インストールしたいハードディスクのIDをクリックしてOKします。 |
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![]() 次に同様な操作を繰り返し、swapを設定します。Volume nameをクリックしてからPartition Typesをメニューから選びます。今度はA/UX Swap slice 1を選んでOKです。Swapは、仮装記憶の内容を一時的に書き込むためのスペースです。Appleでは、32〜128MBを薦めています。DR1をインストールしたときは、unix使いに「Swapってどれくらい?」と聞いたところ「実装メモリの2倍が目安だよ」と云われ104MBのメモリだったので、200MBとしてましたが、MkLinuxでは128MBまでしかサポートされません。一応大きすぎて死んだということはありませんでしたが。私は128000KB設定しました。これはMBですと125MBになります。 そして、userのパーティションを設定します。同様にA/UX User slice 0を選択します。サイズはアップルでは350MB以上をすすめています。多くのアプリケーションがuserの下にインストールされるので、私の場合は550000KB設定しました。 |
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ここまで来ると、DR2.1はインストールできたも同じです。ゲットしてきたDR2.1フォルダには、Install MkLinuxと云うインストーラとMkLinuxFiles、MacFilesと云うフォルダがあるはずです。インストーラを起動すると、インストール先のSCSI IDを聞いてきます。jazは5番なので、5 returnでOK。あと、/(root)のパーティション、Swapのパーティション、/usrの設定とパーティションを聞いてくるので、[Y/N]で答えていくとインストールが始まります。だいたい30〜50分くらいです。前より長くなりましたね。X11R6.3もインストールされるし、サイズも90MB近いですから。 |
![]() リスタートすると、MacOSの起動途中で、MkLinuxを起動するか、MacOsを続けるか10秒のカウントダウン付きで聞いてきます。10秒迷っているか、MkLinuxを選択することによってLinuxが起動します。
DOSの起動画面と同じ様な感じで(じっくり読めるといいんですが)、高速スクロールで起動します。最後にlogin:のプロンプトが表示されて準備OKです。
ネットワークの設定も聞いてきますが、後でも出来るので、すぐにはしなくてもいいでしょう。 Linuxを終了させたいときは、rootで入って shutdown -h now と打ち込むと、しかるべき手順を踏んで終わってくれます。
rootで入って、pwd と打ち込み、/rootがカレントディレクトリであることを確認します。hmount /dev/sdf6 と打ち込むとマウントできました。
うちの場合は、jazはID=5なので、0=a、1=b、2=c、3=d、4=e、5=fとなり、マックではuntitledと云う名前でマウントされるApple_HFSフォーマットのパーティションは6番目なのでこのように打ち込むのだそうな。後ろの2文字をそれぞれの環境に合わせると上手くいくはずです。
マウントさえすれば、hdirと云うコマンドで、中を確認します。マックのインビジブルファイルなんかも見えます。すぐに見つからないときはhcdと云うコマンドでディレクトリを移っていきます。
あとは、hcopyと云うコマンドを使って、/tmpなどにコピーする方法です。
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X11に関して、DR2では簡単です。最初からプリインストールされているからです。おまけに、少々手荒ですが、rootで入って、X11 と打てば、なぜか起動してしまいます。あとはstartxでも起動します。両方試すとわかるんですが、ちょっと設定が違うので面白いです。twmとfvwm2の二つを使い分けれます。と云うわけで、いとも簡単にX11までは使えるようになってるんです。DR2.0では256色までしかサポートしていないようでしたが、DR2.1では3万色OKです。3万色でる速いXなので嬉しいですね。
でも、rootでいつも使っていると危険なので、ユーザーでX11を使えるようにします。 /home/(ユーザー)にカレントディレクトリを移動します。ここでexportコマンドを使ってパスを通してあげます。export PATH=$PATH:/usr/bin/X11 とやるとそのユーザーさんから使えるようになります。
マウスのこと とりあえず、jazがあるとインストールはかなり楽だと思います。バックアップを気楽に素早くとれるので、今までの環境にすぐに戻せると云う安心感からいろいろ試せるし、MkLinuxをインストール失敗しても、またフォーマットから気楽にやり直せるし、1GBあるので、MkLinux用にちょうどお手ごろなサイズで後でも困らない。リムーバブルメディアのくせしてスピードは普通のハードディスクなので、問題なく使える。一度お試しあれ。 |
つづく |
MkLinux DR1 MkLinux DR2 Special Thanks! MkLinuxのメーリングリスト、FAQがおすすめです。MkLinux始めたらまずは入ってみましょう。 Nob's page of MkLinux
とてもわかりやすく親切丁寧なインストールのためのページです。UNIX初めての方にも安心です。
圧倒的なインストールの実績、アップデートのページが超便利!MkLinuxがなんでも動くことが良くわかります。
加藤さんのLinuxのページです。インストールから、アップデート。そして、DNSの設定までわかりやすく、例をとって説明してくれます。
MacOSで、MkLinux のファイル読み書きできるようにになります。ファイル操作は慣れているマック側からなのでおすすめです。
参考書籍 ![]() |
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