実際に、一番まともに動いてるのが、一番下のROM SIMMです。Appleなんて一言も書いてないので、一番うさん臭いROMなのですが調子良いですね。真ん中のROMは、一応起動できるのですが、しましま模様の画面で起動し、しばらくまともに動いていたのですが、急に気が狂ったように画面をちらつかせ死にました。そして、一番上も駄目でした。これらのメモリの相性は基板によってまた違うという話も聞きますので、一つの可能性として、SE/30にさしても駄目なROMもあるということだけ注意してください。

あとは、ROM SIMMの(C)コピーライトからもわかるように、1989年モノは動かないようです。IIfxの初期の物は、MC68030 40Mhzではなくて、XC68030が載っており、当然1989です。このXCナンバーですが、初期のころには多くて、IIcxでCPUがソケットにささっているモノもXC68030 16Mhzというモノでした。

あと一言付け加えておくと、SE/30で、IIsi、IIfxのROMさして、普通に起動できるのはSystem 7.1までのようです。なぜか、7.5からはResEditでSystemをいじらないと起動できません。System 7.5.5の場合ですが、Systemのgusdの$1Fの03を05にすればIIsiのROMで 起動します。ただしこれをすると元々のROMでは起動出来なくなります。で、ちなみにSystem7.6では最初から05になってるんですね。じゃぁSystem7.6+ROM SIMMでＯＫ！かというとこれまた動きません。見事です。誰かSE/30でSystem7.6動かしてくりゃー。