新築から15年目、建物の様子、町並みの様子はどうなったでしょうか。

ご近所には英国風、地中海風といった洋風の住宅も目につきますが、あれはそのうち飽きがこないか、心配になります。あちらは夏乾冬湿、こちらは夏湿冬乾と気候が違うので、無理をすると建物に悪いのは言うまでもありません。

広い芝生ではありませんが、実に丁寧に手入れされています。米国西海岸の分譲地は最近では敷地面積300-600坪と広いので、乗用芝刈り機を借りて手入れしなければならず、結構な手間なのです。「広い敷地」というのも魅力ですが、「ちょうどいい敷地」というのが手入れは楽です。

学生時代、カリフォルニアで磨いたサクソフォンは、音楽室に変わらず響いています。天井だけだった吸音材を壁にも張りつめたので、ジャズ喫茶みたいだった音が、大人の音に変わりました。最近はバッハに凝っているとか。

子育ての時代が終わり、オープンキッチンもきれいに手入れされています。