11月17日 index

地下鉄の改札止め。通勤客は「またかヨ。」という感じ。


コ−シェルトン・ビ−チ駅より徒歩5分。
ビクトリア駅より快速30分
築110年、内外装補修済美邸
近代的電気・給排水・空調完備


コ−シェルトンの池。左がグレイハウンド亭


古い建物をそのまま使ったSutton Ecology Center。


山と積まれた住民運動のパンフレット。

  • 地下で朝食。夕べの3人組がぴしっと制服を着て給仕している。従業員だったのである。

  • ヒゲ剃りを買いに出る。タバコがあるので買ってしまう。ロスマンズ10本2.30ポンド、罰金価格である。

  • コーシェルトンの環境部に向かう。

  • 09:05サットン行きはほぼ定刻。地下鉄入り口は閉鎖されていて、通勤客が群れている。しかし怒った顔をした人は居ない。諦めているのか。遅れを自己申告すれば定期券を払い戻してくれるのだそうだ。→払い戻しの申込書

  • サットン行直行便はコーシェルトンは通らないので、コーシェルトン・ビーチで降り、住宅街を歩く。

  • 写真を撮っていると、車で出かけるところ、という人が何を撮っているのか聞いてくる。家の写真、と言うと「沢山撮ってくれ」。住んでいるのではなく、修理の下見に来たという工務店の社長だった。

    • この辺り1890年代の開発
    • この家(50坪位か)で化粧直しをして230,000ポンド位とのこと。

  • コーシェルトン駅周辺は19世紀の鉄道駅の雰囲気が残っている。駅舎を始め、塗料店・飲屋など数棟の建物を指定建築物とすることで、群体保存といわなくてもそれらしい雰囲気が保たれている。新築建物であっても、周辺の建物と調和したデザイン、という建て方が効いているのだろう。

  • 「コーシェルトンの池」というのがあり、イギリスの田園地帯の雰囲気をとどめてアヒルなど泳いでいる。

  • 池之端には「グレイハウンド亭」という旅篭が残っていた。指定建築物。鉄道以前の街道筋の旅篭の面影を残している。宿賃もツインで日/木102ポンド、金/土75ポンドと結構なお値段。週末は空いている代わりに、ウィークデイには車で走り回るビジネスマンが、せめて宿屋ぐらいは昔の面影のあるところにしたい、といって泊るような値付けだ。現在は街道がトラックの通り道になっていて、夜中もうるさそう。

  • 池の反対側には立派な構えの古い屋敷が残っている。建物・屋敷内とも、お金を掛けて化粧直しをするでもなく、古色蒼然としたままで使っているが、そのうちの一棟が託児所、別の一棟が「サットン・エコロジー・センター」になっていた。

  • 受付には人は居らず、そのかわり膨大な種類のエコロジ−関連のパンフレットが並べられている。 →パンフを見る

  • 環境部へ。UDPとパンフの山で両手が塞がってしまった。

  • 11:25発のビクトリア行きは14分遅れで発車。にっちもさっちも行かないので、ホテルに荷物をおろしてからメイドンヘッドへ。


宿舎の裏庭から上を見上げる。
「倫敦の安宿」という雰囲気を楽しむ。

  • 宿舎に戻る。

  • 近くで見かけたネパール料理屋へ。安くはない。味はインド料理の一種といったところ。座り食いのレストランは一般的に高そう。立ち食いは安価。

  • ホテルの地下に戻る。例の従業員はルソン島出身とのこと。
    23年前にやって来て、2週間程トレーニングを受け、その後18年間ロンドンバスの運転手をしていた。ロンドンは「悪く無い」ところ。
11月17日
古山恵一郎
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