
4時過ぎというと、もう夜中であります。左手の灯し火が白薔薇亭。

雉子を悔い損ねた。ピ−タ−ラビットを食ってたのはもう大分昔の事という。

中央のタウンハウスの左半分が白薔薇亭。

心づくしの朝食は多すぎて食べ切れない。
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- 1時過ぎにマンチェスター着。レンタカ−屋を聞くとすぐらしいので一安心。
- 道路地図を買い込み、レンタ屋で荷物を車に詰め込む。市街地は後回しにして山間部を見よう、という事にして北に向かう。
- ウィンダミアは19世紀に鉄道の駅が出来た時に付けられた名前で、最初、湖畔のボウネスを通るはずだったものが、「ワ−ズワスの湖を岡蒸気で汚す等、以ての外。」という大反対に会い、鉄道路線は丘陵中腹に路線を変更されたという。ベアトリクス・ポタ−がピ−タ−・ラビットを書いたのはそれから後のこと。駅前駐車場に付けて案内所で民宿を紹介してもらう。
- ルノーのリバ−スギアの入れ方が解らず、駐車場から出られない。近くに居たタクシー指導車のおやじさんに教えてもらう。シフトレバーに付いた首輪の様なリングを持ち上げて入れる。
- 二軒長家の片側を使った民宿「白薔薇亭」の女主人はキャロラインさん。夫君は40マイル程離れた学校で経済学を教えているとか。
- 夫君は室内の飾り付けの様な事はやらないので、全てキャロラインがしている。クリスマスまでにバスル−ムを新しくと工事業者を頼んだら、結構な金額になったので、これから「頑張らなくっちゃ。」と言う。ピンクを基調にした、ピ−タ−ラビットの好きな女性が新婚旅行に選びそうな内装。
- ボウネスまで降りてみる。途中まで歩くが、結構遠そうで、雨がぱらついて来たので引き返して車で出直す。
- ボウネスも古い民宿やら新しいボートハウスやらで伊豆の観光地に近い感じ。
- 「壁の穴亭」にて夕食。「運転手用のエールは?」と聞くとすかさず低アルコ−ルのやつが出て来るのは飲屋である。
- 「お食事は6時からです。」と言われ、取りあえず咽をうるおした上で外に出る。
- 新聞店兼雑貨店でア−サ−ランサム関係の本を2冊。「ピ−タ−・ラビットが食いたいんだけど、何処か知らない。」と聞くと、「オレが子供の頃までは食って居たんだけど、今は無くなっっちゃったなあ。昔は山から色々捕って来て食ってたもんなあ。」と面白そうに教えてくれた。
- 「壁の穴亭」に戻る。季節外れの為か、周辺住民とお馴染みさんが主な客らしい。
- 「フィッシュ・パイ」残念ながら「雉子のロースト」は売り切れとのこと。夏メニューなのかも知れない
- 酒屋でウィスキイのミニチュア瓶を買って帰る。
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