1989年に発表された、最初の日本語ポストスクリプトプリンターです。
とはいっても外付けのHDに日本語フォントをインストールしたものをNTXに付け加えただけのものでしたが、CPUに68020を搭載した非常に強力なエンジンを持っていました。これはまだPLUSしかない時代にパソコンよりも強力なCPUを持っていたことになります。
このプリンター型パソコンをマックとLocalTalkで繋ぐだけで簡単にネットワークが実現出来るようになっていました。
このエンジン部分はCANON製ですがその設計そのものはHA Telecomが作ったものです。これによってマックによるDTPは急速に普及することになったと言っても良いと思います。
このプリンターの基板は本体と独立していてこの基板を入れ替える事によりいろいろなプリンターに変化させる事ができひじょうに面白いです。
また、印刷するときに用紙設定で出現するDogCowについてのApple社のジョークのテクニカルマニュアルが配布されていました。