意見募集の他に各地(5地域)で県民ヒヤリングを行いました。私(藤岡)も豊橋で開催されたヒヤリングで意見を発表してきました。
伊勢湾口道路は、現在着工するかどうかの調査段階に入ったばかりで、架橋となるかトンネルとなるかもまだ決まっていないそうです。一市民としては、調査に入る(調査するだけでも膨大な税金が必要)前に、この道路の必要性を十分議論していただきたかったし、今後もして欲しいと思います。しかし、道路の必要性については、建設省の方、及び県の道路建設の方からは、明確な答えを聞くことができませんでしたし、今後も聞けないような気がします。必要かどうかはどうでもいいことで、着工した後からでも適当なものを理由としてあげておけばいいと思っておられるのでしょう。
道路を造る仕事の担当者に、造る必要があるかどうか判断させいてる今の制度に、非常に矛盾を感じます。渥美半島の環境問題にもたいへん関心をもっていますが、税金の使い方にももっと注目する必要があると思いました。無駄に税金を使われたあげくに、豊かな自然まで破壊されてしまったら、住民はどうしたらいいのでしょう?