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25 はな金
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26 日本車
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27 ガラスのビル
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今日は金曜日、休日を楽しむ人の群れでカブールへ戻る道路は大渋滞です。
混迷の続くアフガニスタンですが、一方で休日を楽しむ余裕もできたようです。
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どこへ行っても日本の中古車が走っています。日本語の書かれた車は品質が良いと評判で、まるで日本を走っていると錯覚する程、おおくの日本車とであいます。
野沢温泉ジュニアスキークラブ
こひつじ幼稚園(調布市)
北見ときわ幼稚園
敦賀フットボール
美濃製紙原料
郡山燃料輸送
福岡イトマンスイミングスクール
室蘭方面と書かれたバス
竹原牛乳店(野辺地)
国見川クレーン大川商会
日本語の書かれた車の中には意味不明のものもあります。日本車に見せかけて高く売買された偽物です。
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破壊された建物、多くの失業者、しかしその一方で確実に新しい息吹が感じられます。
ガラス張りのビルが太陽の光に輝き、街の看板には「ビューティサロン」「ボディービル」「ボクシングジム」があり若い人に流行しています。
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28 カブール博物館
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29 宮殿
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30 カブール川 |
カブール博物館は収蔵品を略奪されてしまい、残っているのは重すぎて運び出すことができなかった品物です。
ガラガラになった博物館で写真展をしていました。ソ連の進攻で破壊された街タシュクルガンの昔の美しい姿を見ることができました。
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空爆で破壊されたダルラマン宮殿が無残な姿をさらしています。
近くにあるカブール博物館は修復されましたが宮殿は空爆されたままの姿で残す予定です。
痛々しい宮殿を見ていたら広島の原爆ドームを思い出しました。
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カブールの中心部を流れているカブール川はあまりの汚さに顔をそむけたくなります。
川の両側にはモスクや商店が並び、人々の姿が途切れることはありません。
でも川は死んでしまったようです。
汚れきった川で、衣類やジュータンを洗う人、自転車を洗う人、果たしてきれいになるのでしょうか?
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31 橋の上
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32 スタインの墓
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33 麦秋
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川が臭いそうなカブール川ですが、橋の上はバザールのようになっていて、衣類等を商っています。
民族衣装の人々が行き交い、エキゾチックで緊張感がゆるんでしまう一瞬です。
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シルクロードを探検して廻ったオーレル・スタインはカブールに眠っていました。
アフガニスタンの考古学調査の為にカブールに着いて、その7日後に81才で死亡しました。1943年10月26日のことです。
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6月、今まさに麦の収穫の時です。川の近くで水が豊富な所では米も作られていて、田植えをしていました。
米も麦も果樹も水があれば豊に実るのですが、雨は少なく、水不足は深刻です。
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