アフガニスタン6

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40西大仏
41 残っていました。
42 危ない!
 タリバン破壊されてしまいましたが、大仏様の姿がなんとなく見えてきます。 手前の左側にあるのは壊された大仏様の破片です。

そして手前下中央に見えるのが私自身です。  

 バーミヤンの大仏タリバンに破壊されて、何も残っていないと思ったら、立派な壁画がありました! 石窟720あって、タリバンが住んでいた所や、今も民家として利用されている石窟もあります。

 石窟を見学して廻る時、足元に赤いペンキが目に飛び込んできました。
未処理の地雷です。
6月の高原は野草の可憐な花が沢山見られますが、玉ねぎの原種紫色の花を付けていました。

珍しいので思わず指さしたら、そこにも地雷がありました!  

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43 何してるの
44 いらっしゃい
 村の小川で少女が二人何かをしています。 良く見ると鍋や食器洗っているようです。 カメラを嫌がらずに笑顔を見せてくれました。  

 民家の塀から男の子が二人こちらを見ています。男の人が近寄ってきて私達を家に招いてくれます。 いつもなら「今日は」と訪問するのですが、ここはアフガニスタンです。

拉致も考えられますし、不用意に民家訪問は出来ません。 チョット残念ではありますが。 

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45 キャンプ・キーウィ
岡の上にあるゴルゴラ遺跡を見学していた時、サイレンを鳴らして数台のの車列が、キャンプキーウィ(オーストラリア軍キャンプ)に向かって走って来ました。  

 

46 オーストラリア兵
アメリカの領事が来ると言っていたのがこの車列とおもわれます。
キャンプ・キーウィバーミヤン空港は隣りですから空路で移動するのでしょう。
領事の車列がキャンプ・キーウィに近付いた時、反対側から大きな車(装甲車?)が走ってきて、 突然 バン・バン・バン・バン銃声のような音が響いてきました。 私達とは数百メートル離れていますが、岡の上にいるので良く見えます。

西の方からヘリコプターが3台飛んで来ました。
ヘリコプターの巻き上げる砂煙りがもうもうとたちこめます。
バン・バン・バン・バンと何度も何度も続きヘリコプターも加わっての銃撃戦のように見えました。
 

 キャンプ・キーウィ銃撃戦が始まった時、私達のいる岡にオーストラリア兵が二人、銃をかまえて登ってきました。 私達が日本人と分かって安心したようで「コンニチワ」と言ってくれました。この岡は良く見渡せる場所で、ここから狙われたら危険なので兵士がやって来たようです。 それにしても大変なものを見てしまいました。皆さん無事だったのでしょうか。

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