アルジェリア3

13.水をちょうだい
14.砂でスタッグ
15.木陰のランチ
 ウェッド(涸れ川)地下には貴重な水があって木の生えている所もあります。
井戸には命の水を求めて、村人山羊も群がってきます。
私達もこの井戸から水を汲んで分けていただきました。

シュクラン(ありがとう)

 

 自動車砂の海にタイヤを取られて何度もスタッグするし、故障再三です。
土砂崩れ大廻りしたので、ついにガソリン不足です。
このままではサハラ沙漠ミイラになってしまいます。
やっとの思いでアルジェリアの軍隊までたどりついてガソリンをお願いしました。
ありがたいことに、いただけました。

無料で! 感謝感謝

 

 11月サハラ砂漠昼間は暑くて半袖で過す人もいますが、は冷えます。
乾燥しているので、木陰はとても心地よくてランチは美味しく食欲がすすみます。
昼寝したくなるような至福のひとときです。

     写真撮影:矢吹氏

 

16.岩に立つ
17.緑の大地
18.岩と砂
 はるばるとやって来ました 地の果てへ。
岩絵の画廊タッシリナジェールです。

別世界に迷い込んでしまったような奇妙な風景がどこまでも続きます。
太古、ここに豊富な水があった頃は緑の多い美しい世界が広がっていたのでしょう。

 

 タッシリナジェール緑の大地だった頃こんなにも多くの動物達がいたようです。
いきいき躍動する動物、そして人間、耳をすますと動物達の鳴き声人の声も聞こえてくるようです。

 

 
 豊かな水緑の大地動き廻る動物、そして人間も消え失せて、目の前に広がるのは荒涼とした岩と砂の世界です。
荒涼たる美しさというか、これも又神の造形なのでしょう。

 


前へ次へ