イスラマバード〜タキシラ〜ベシャム〜ギルギット〜チラス


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07 難民キャンプ
08 キャンプへの帰り
09 水運び
 隣国アフガニスタンからの難民キャンプです。

 男の子が5、6人近寄って来たので飴をあげたら、それまで遠くから様子を見ていた女の子達もワッとやって来て取り囲まれてしまいました。

 子供達に学用品を持って来てあげれば良かったと後悔しました。

 難民キャンプへ戻る人々。
肩に担いだ大きな荷物は何が入っているのでしょうか。

この人達に平穏な生活が一日も早く訪れますように・・・・

ただ祈るのみです。

 行き交う人々の中に、時として金髪で青い目の人を見かけます。
あきらかに一般のパキスタン人と異なる民族です。

 アレキサンダーの遠征の時の子孫で、隠れ里があるそうです。

 頭の上に乗せて水を運んでいたこの子供は、金髪ではありませんでした。




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10 木賃宿
11 チラスの岩絵1
12 チラスの岩絵2
 ベッド、それも網を張っただけの簡素なベッドが一部屋にいくつも並んでいるだけの木賃宿。

 一泊50ルピー(約150円)

 隣で売っていたナン(イースト菌を使わないパン)は2ルピー(約6円)

ウルドゥー語で唄っている流行歌のテープは、40ルピー(約120円)でした。

 シャゴール随一のホテルに泊まりましたが、夜は雷雨で停電するし、防犯上不安な心細いホテルでした。

 一夜明けるとカラコルムハイウェーは到る所で土砂崩れ、通行止めです。

 交通整理と言う考えが無いのか、通行止めの標識は無く、自動車はドンドン溜まってしまい大混乱です。
 やっと開通したカラコルムハイウェーを恐る恐る通って、念願のチラスの岩絵と対面です。

 道路のすぐ側の岩に、なにげなく彫られていました。
 カラコルムハイウェーを工事した時には、この絵が貴重な物だと知らず、道路の為に数多くの岩絵が壊され、失われました。



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