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1992年 スイスツーリングA
 ジュネーブ〜チューリッヒ 750Km
  
8月17日(月)
 ジュネーブ(スイス)〜シャモニー(フランス)


昼飯食えずにハンガーノック、昼にあいている店屋が無い!
日本との生活習慣に違いにびっくり


 
(美しいフランス サランチェスの公園)

本日より旅が始まる。今日はちょっとスイスを出てお隣フランスのシャモニーまでの
ルートです。ホテルにておいしいカフェオレをたくさん飲んでから、フロント脇に保管
してもらった自転車に荷物を付けていざ出発。

  
(ホテルフロントにて 準備OK)     (ホテル前の大聖堂 昨日見学したところ)
 出発して6kmほどでフランスのとの国境に着く。今回の旅で楽しみの一つが自転車
で国境を越えること。島国日本ではわからない国境越えの雰囲気を味わいたかった
からだ。国境にはゲートがあった、しかし生活のうえでは国境も無いようで検問の係
り員はいるが、車はそのまま素通り、自分も乗車のままお辞儀をしたらそのまま
フランスへ・・・。あっけない国境越え初体験でした(パスポートにフランスのスタンプ
が欲しかったな)。
フランスに入り高速道路と平行に走るN505・N205(多分国道
だと思う)を走る。穀物畑の緑の美しい雰囲気を気持ちよく進む。これならば、右側
通行も気にならない。

 
(スイス・フランス国境にて)           (フランスののどかな穀物畑)

途中、ボンネビル・クルーセス・サランチェスの街を通過。どの街も市街の中心に公園
(噴水)があり、美しい街の作りにただただ「ヨーロッパだな〜」と感心する。
サランチェスではちょうど昼ごろになりそろそろ昼食でも、とあたりを見回す。しかし、
スパー等の食料品店はどこも閉まっている。仕方なしにバーが開いていたのでそこに
入るがなんと昼食のサービスは無いそうだ。仕方なく、ジュースを飲んで出発。しかし、
行動食はm&mのチョコレート1袋だけとさびしい限りだ。


(クルーセス中心の公園にて地図調べ)

サランチェスから5km進む。いよいよシャモニーに向けて道路の勾配がきつくなり
始める。そんなにきつい勾配ではないが、空腹では全然力が入らない。水とチョコ
レートでだますが、効果が無い。ハンガーノック状態でペースが愕然と落ちてきて
ルートをバイパスから旧道に変えて走行、しばらく後、バーの看板が目に入る。
「また、ダメかも・・・」そんな気持ちもありながらとにかく腹がすいている。バーの
主人に頼み込む。食事は無いそうだが自分が余りに訴えたので、硬いフランスパン
・これまた硬いチーズを出してくれた。あごが疲れるくらい硬かったがおなかが満たさ
れるのと比べたらどうってことない、コーラと一緒に流し込み、ホッと一息を付いた。
おなかが満たされれば、あっと言う間にシャモニーに到着。シャモニー市街入り口に
あるホテルに先にチェックインして荷物を預け、シャモニー市街に出かける。

 
(シャモニー手前の上り坂)     (シャモニーに到着 山の景色が素晴らしい)

シャモニー市街は多くの観光客がごった返す。観光地なので道程では見ることのな
かった日本人も多く見られる。何か一つ乗り物でもと、山頂まで行くロープウェイでも
乗ろうかと乗り口まで行ったが、最終便が出てしまった。仕方のなく、登山列車にて
氷河を見に行く。坂を一気に上る列車の終着駅には広大な氷河現われ、迫力に
圧倒される。そして、ロープウェイで氷河まで降りて氷河に触ることもできました。

 
(シャモニー市街)          (氷河行きの登山列車)


(登山列車の到着駅から見る大迫力の氷河)


本日の宿   シャモニー ノボテル 125号室 
本日の走行距離    96km
総走行距離      101km
 
 
 

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