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1992年 スイスツーリングB
 ジュネーブ〜チューリッヒ 750Km
  
8月18日(火)
シャモニー(フランス)〜モントルー(スイス)


国境前後の峠に苦しむ。しかし、峠直下の風景は絶景!

 
(フォルクラズ峠「1527m」の水場にて)

今日は午前中に脚力を使うフランス・スイス国境前後にある二つの峠越えがある。本日の
出発地点のシュモニーの標高は約1000m。最初の峠はモンテツ峠(1461m)だ。スタート
から徐々に高度を稼いで行き、距離にして10kmちょっとで標高1257mのアルゲンターに
到着。進行方向を振り返ると雪を被った山々の風景と街並みが非常に美しくマッチしている。



(アルゲンターの街からの風景)

アルゲンターを越えるといよいよ勾配がきつくなる4kmで200m上り、まず一つ目の
モンテツ峠(1461m)に到着。峠は開けた場所で右手の崖では軍隊が岩登りの訓練を
行っていた。


(モンテツ峠「1461m」にて)

峠から国境までの7kmは下り、下った分また上らなければならないのでいい加減やめて
くれよ思いながら標高はぐんぐん下がった。国境ではやはり観光ルートなのでパスポート
チェックなどもなく挨拶を済ませただけで再びスイスに入国する。国境の検問所を越えた
右側に売店があったのでジュースを飲み休憩する。検問所からもさらに下る3〜4km下
ったところで道は大きく右に曲がり一気に
フォルクラズ峠(1527m)に向けて急勾配の坂が
始まる9%表示のある坂で右手の坂下にはのどかな放牧風景が見る間に小さくなって
いく。ギヤは34×26の最ローギヤに入りっぱなしであえぎながら峠に到着。この峠は水場
もあり、交通量は多いがなかなか雰囲気の良い峠である。


 
(フランス・スイス国境検問所)        (フォルクラズ峠「1527m」の看板)  

峠からマーチギニーの街まで豪快なダウンヒルが続く。途中つづら折れの道から見えるマーチ
ギニーの街が非常に美しい。しかし、下りのコーナー右側通行だけに慣れていないので危ない。
左コーナーは外外で回ればよいが、右コーナーは日本と逆できつくなるので慣れていなくて
気が付くと左側に飛び出しそうな時もあった。つい日常慣れ親しんだハンドル捌きがでてしまう
ところが落とし穴として出てしまう。気を付けましょう。


(峠のダウンヒルからマーチギニーの街を見下ろす)

マーチギニーからは国道9号線に乗り、レマン湖に進路を向ける。交通量は格段に増えている。
結構な主要道路だ。適当な売店が見つからず球形のポイント探しが難しい。途中谷あいの場所で
お城を見つける。やはり日本と同じで谷あい場所は戦略的なポイント何だなと自分で勝手に推測
する。あまりに休憩するポイントが無いので大型スーパーに入ってみるが、ケース売りばかりが
目立ち単品売りは少ない。冷えていないコーラを買って休憩とする。
そこからしばらく走るとレマン湖が見えてきた。モントルーの街が近い、街の手前には湖畔に浮か
ぶ城「シオン城」がある。有名な城なので見学する。日本語のガイドブックもありゆっくり見学をして、
その後モントルーの街に到着。

 
(道路沿い谷あいの場所のお城)           (モントルー 観光名所 シオン城)

モントルーの街のインフォメーションで宿屋を紹介してもらいチェックイン。早めに着いたので洗濯を
したり、外で食事をしたり、街をぶらついたりしてモントルーの街を楽しみました。


本日の宿   モントルー エミリーホテル 10号室 


本日の走行距離    94km
総走行距離      195km


  

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