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2012年 
ドイツ モーゼル川家族サイクリングC

「ツェル〜ベルンカステル・クース」 

ペースも慣れて道中を楽しむ余裕も



(モーゼル川サイクリング 3日目  「Punderich(ピュンデリッヒ)」地区にて)


8月21日(火曜日)

 9:00〜 ツェル〜ピュンデリッヒ〜トラールバッハ〜ヴォルフ〜クレーフ〜
アルフ〜キンデル〜ベルンカステル・クース 約45km    総走行距離 120km
 

   
(ブリーフィングで渡された本日の行程表)                         (本日の実際走行ルート)


出発前にツェル市街散策

午前8時30分過ぎ出発の準備が完了。まずはツェルの市街を名残惜しむように自転車にて散策。
朝方のツェルの街は昨日のような賑わいはなく、落ち着いた雰囲気を出している。こういった時なら
ウィンドウショッピングも楽にできる。途中見つけたパン屋さんで下の子の好きなクロワッサンを
行動食として購入。30分ほど見て回り、ハンドルを今日の目的地「ベルンカステル・クース」に向けて
出発。今日の走行者は4人、昨晩から上の子が熱を出し、今日は嫁さんが看病の為、ボートハウス
に残ることになった。

 
(ツェルの街のパン屋さんにて)
 
(出発前にツェルの街を散策)                 (街の裏山はワイン畑)

(さまざまな銘柄のツェルワイン:黒猫ラベルもさまざま)



トラールバッハへ

9時ごろの出発で、この当たりでは比較的涼しい(この時期は最低気温17度、最高気温27度)。
しばらく、木々に囲まれた道を進む、ピュンデリッヒ郊外のキャンプエリアでは、昨日渡った鉄道二重橋
からトンネルに入った出口に当たるアーチ型鉄道橋を見る、円形の土台が綺麗に並んでいる。それ
以降は順調にバイク・パスを進んで行く、今日も大勢のサイクリストとすれ違う、圧巻は40名を越える
女性サイクリストでした。皆さん楽しそうに走っていました。
10時30分、トラールバッハに到着。今日の行程のちょうど半分の距離である。昨日のブリーフィングで
是非よっていくように進められたので、バイク・パスのルートをはずれ、市街に向かう道に入る。トラール
バッハも歴史ある街のようで、橋に架かったリッパな門が象徴的でした。他の方は門の下に休憩所が
あったのでそこで小休止、その間に自分は橋を渡って対岸の町を見学、途中日本人らしき若い女性達
に道を譲ってもらったので「どうも、すみません」と言って通っていったら、通り過ぎた後「え、今すみま
せん って言ったよね」と驚いた様子で話していた。自転車で走る中年の日本人おじさんが、こんな所に
いるという感覚は普通はないんだよね〜。


(朝方は比較的涼しいので一枚重ね着)
 
(ピュンデリッヒ郊外からアーチ型鉄道橋を眺める)         (ちょうど良いところに電車も走ってました)
 
(休憩:ピュンデリッヒ)           (バイク・パスの横は「りんごの木」、皆さんビデオ撮影)
 
(40名を越える女性サイクリストとすれ違う)                (もうすぐトラールバッハの入口)
 
(トラールバッハからモーゼル川にかかる橋の前の門?)                 (門の手前で小休止)
 
.(トラールバッハにあった自転車屋)      (トラールバッハ対岸の街の泉にあった自転車のレリーフ)



「おしりたたきワイン」の街、クレーフへ

トラールバッハからこれまたブリーフィングで寄るように言われたクレーフに向かう。トラールバッハ
から2kmほどでヴォルフの街に、ここから橋で対岸に渡るが、小さな街なので少し散策。ヴォルフ
(Wolf)の綴りは「狼」を指すのか、街の宿屋の入口には狼の人形が置いてあるところも。
対岸に渡り1kmほどでクレーフの街に入る。ここで作られるワインのラベルには「おしりたたき」の絵
が使われているのだそうだ。どこにワイナリーがあるのか分からないが、市街地の道を進んでいくと
一軒のワイナリー発見。ワイナリーの入り口のケースには、「ワイン倉にだまって入った3人の子供が
大人に見つかり、一人は逃げ、一人は酔いつぶれ、もう一人は捕まっておしりをたたかれている」
ラベルを見ることができました。この街のベンチで昼食、持参のサンドウィッチを食べる。食後のアイス
クリームが欲しいところだが・・・と思っていたら、ベンチのすぐ上のレストランで売っていました。
またクレーフ郊外ではディスカウントスーパーを発見、物見遊山で覗き込むと、GSのショップよりも
はるかに安いこと、ボルビックのミネラルウォーター1.5L=0.80ユーロは安かった。おかげで水と
ジュースを買い込んで、これからの行程を進むことになりました。

 
(ヴォルフはこじんまりとした街でした:ヴォルフは日本語で「狼」、ここは狼の街?)

(ヴォルフから橋でモーゼル川を渡り「クレーフ」へ)

 
(クレーフの街中を走ります)       (クレーフのワインラベルは「おしりたたき」)
  
(クレーフの街中で昼食&アイスクリームタイム)          (家の壁に書かれているのは、この地方の地図)
  
(クレーフ郊外でディスカウントストアーを発見)
   
(今回の旅の中で最も安い価格で商品を販売してました)


本日の目的地、ベルンカステル・クースへ

「クレーフ」の街を通過したことで丘を越えたので、下りきったところが「キンハイム」、そこから橋を渡って
対岸の町「キンデル」に入る。ここからは、モーゼル川左岸をひたすら進む。「ツェルティンゲン」のバイク・
パスから堰の順番待ちをしていたボートハウスを発見、後で嫁さんに聞くとここの順番待ちでずいぶん
待たされたようだ。とりあえずボートハウスより先行する形で、2時過ぎにベルンカステル・クースに到着。


(再び橋を渡り「キンデル」の街に入る)

 
(ツェルティンゲンの堰で水門の順番待ちの「MS PATRIA」を発見)
 
(ヴェーレンに渡る橋を望む。ゴール手前4km)           (ベルンカステル・クースまであとわずか)



ベルンカステル・クース

「ベルンカステル・クース」は橋を挟んで旧市街地のベルンカステル地区と新市街地のクース地区
に分かれる。観光客の目当ては当然ベルンカステル地区となる。ベルンカステル地区は左岸になる
ので、進行方向でそのまま到着、しかし、ボートハウスがまだ来ないので、しばらく自転車を欄干に
鍵をかけて市街散策。昨日のツェルをしのぐ大勢の観光客でごった返す街を見て回った。
3時前にボートハウスが対岸のクース地区に接岸されたので、コーヒー&ケーキの時間に間に合う
ようにチェックイン。その後は上の子の看病をしていた嫁さんと交代して自分は看病、嫁さんは
旧市街地に観光に出かけました。

 
(ベルンカステル地区は観光客がいっぱい)
 
(山城への往復バス、車はベンツのボンネット)    (MS PATRIAは対岸のクース地区の川岸に接岸)
 
(旧市街のベルンカステル地区の町並み@)
 
(旧市街のベルンカステル地区の町並みA)
 
(クース地区側から見た山城&ベルンカステル地区の町並み)


(記録 2012年 10月8日)
  

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