１２月３１日（日曜日）
台湾入国後、高雄まで４日で到着。時間があれば高雄から台東までも自転車で２日間で走りたいところでしたが
日程が足りずにここは輪行でパスします。計画では高雄発７：２０の特急に乗りたかったのですが、ちょうど大晦日
で切符が取れず。１本後の８：５８発の切符で出発です。出発が遅れたのと、台湾東部の天気予報が入国後、
ずっとぐづついた天気で、おまけに強風の向かい風（予想では風速２５ｍとか）の状態が。そこで、切符は本日の
宿屋がある池上手前の玉里まで購入し、乗車後の天候で雨が降っていなければ瑞穂５０ｋｍ手前の池上駅下車、
雨が降っていれば２０ｋｍ手前の玉里駅下車としました。定刻通り出発した列車は南国ぽい風景や町・山・海などの
様々な風景を楽しませてくれました。
（高雄駅） （特急にも無事自転車を乗せれました）
（ビンロウの木がいっぱい） （台湾の東側に出まして海岸線を北上します）
（キャラクターデザインの列車とすれ違います）
出発から約3時間、１２時ごろ池上駅到着。曇ってはいるものの雨は降っていないのでここで下車して自転車を組み立
てます。ここは多くのサイクリングロードが設置されていてサイクリングのメッカらしく駅前には多くのサイクリストがいま
した。自分は池上の名物「池上弁当」を駅前の店屋で購入して昼食。その後国道９号線を北上します（ここも環島１号線）。
（池上駅で出発準備完了）
（駅前には多くの駅弁屋がありましたがここにしました） （安価でおいしい弁当でした）
スタートしたらあれだけいたサイクリストはどこに行ったの？ その後はほとんどサイクリストに出会いませんでした。
さて、池上出発後すぐに強い向かい風に会い、心配しながら走りだしましたが、その後はそこまできつい風は吹かず
落ち着いたペースで走行できました。台湾東部は農村地区のようで、田んぼや畑が道路沿いに広がっています。
途中農村会館のようなところで休憩したり、廃線を利用したサイクリングロード走ったりして玉里に到着。玉里は直前
まで雨が結構降っていたようで、路面がずいぶん濡れていました。
（池上周辺は台湾で有名な米どころ） （米ぬか？で作られた巨大な像）
（玉里まで昔の軌道跡を使ったサイクリングロードを走ります））
（菜の花畑） （昔のホームがそのまま残っています）
（サイクリングロードのゴールは玉里駅）
自分が玉里についた時にはちょうど雨があがった後で非常にラッキーでした。玉里から瑞穂までは２０ｋｍぐらい。
ゆっくりと進みますが、瑞穂手前で台湾初峠越えとなりました。三民の街を通過後から道は上りはじめ、瑞穂郷に
入ってもさらにのぼります。急坂ではありませんがだらだらと上ります。峠あたりは茶畑が広がり、多くのお茶屋さん
が営業していました。峠を越えて下り始めると右手側にバスや乗用車が結構止まっています。自分の走行を邪魔
するようにバスが１台駐車していきましたので、ちょっと機嫌を損ね、そのままそこを通過。後で確認したら北回帰線
のモニュメントのある場所。今更戻れないので残念でした。
峠を下って橋を渡ると瑞穂地区です。今日の宿は瑞穂温泉ですが、この場所が街の中心から外れたところにあり、
マップで見ると飲食店が無くコンビニ１軒だけだったので、早夕食を食べに瑞穂駅の方に向かいます。道は下って
いって駅に到着。時間は午後４時なのでさっさと食べないと日暮れになるので駅近くにあった食堂に飛び込みます。
注文をしようにも会話ができないので、何とか御飯が食べたいとジェスチャーで表すと店員の方がスマホの写真で
食事を見せてくれました。なんだかわから無いものでしたが、そのまま注文、羊肉を使った料理でしたがおいしく
いただきました。
（瑞穂手前の三民から台湾で初めての峠越え）
（峠のあたりは茶畑が多く、お茶屋さんも多くありました）
（峠の下りで北回帰線通過、写真を撮り忘れてGooglemapから借用）
（峠の下り途中で瑞穂温泉の風景が見えます）
（まずは瑞穂駅に来て、駅周辺の食堂で夕食をいただきます） （言葉が話せず作ってもらったものを食べます）
おいしくご飯をいただいたら瑞穂温泉に移動します。何とか日没前に温泉街に到着、１軒のコンビニで明日の朝食を
買い込んで宿屋にチェックイン。台湾初温泉でしたが、部屋の内風呂に温泉が蛇口から使いたい放題！今までの
宿屋はシャワーでしたのでゆったりと入れる風呂は極楽気分。温泉も鉄泉でなかなか良いものでした。
大晦日に温泉でリフレッシュでき、２０１７年の大晦日が過ぎました。
（今晩の宿） （瑞穂温泉地区にあります）
（部屋の中に自転車を置きます） （内風呂で温泉使いたい放題）
（効能が書いてありました）
（記録 2018年 1月23日）
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