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デイ・ドリーム アイランド〜タウンズビル
平成10年1月1日(木)
 
 新しい年を迎えた。海外で年を越すのはこれで3回目だ。前の2回は、
N・Zでのサイクリングだ。私の旅は、日が長くて気候の良い場所を旅す
る。だから夏の南半球でしか海外の年越しは今のところ考えらない。
 デイ・ドリーム・アイランドでの年越しはなんとなくつまらなかった。昼頃
島を出る船に乗りシュートハーバーに戻る。今日の目的地は、シュート
ハーバーから210Km先のエールか300Km先のタウンズビルのどち
らかにしぼる。出発から2時間順調に車を走らせる。あと数キロでエール
に着く、その時対抗から走ってきたパトカーの赤青電燈が突然光出した。
「あれ?どうしたんだろう。パトカーの前には車は走ってないし、今の状
況では該当する私達の車しかない、しかし日本ではねずみ取りはレー
ダーを地面に設置して取り締まっているから走っている対抗のパトカー
が私達を取り締まるはず無い。???がたくさん頭の中でめぐる中、す
れ違ったパトカーが引き返してくるではないか。???がまだ頭の中で
めぐっている。」車を一応横に止めるとやはりパトカーは私達の後ろに
駐車した。2人のポリスの1人が降りてきて、(注、ここからのポリスの
言葉はこんなこと言ったのではという推測です。
「スピードオーバーだ!20Km/hオーバーだよ。」「はいわかりました。」
「免許証とパスポートを見せなさい。」「はいわかりました。」
(ポリスが赤切符を書く、その後罰金の支払方法の説明が・・・)
「〜〜〜・・・・・。OK!」「???もう一度言ってください。
「〜〜〜・・・。OK!」「もう一度言ってください。」
「〜〜〜ポストオフィス〜・・・・。OK」「・・・(なんか郵便局って言ってる
な〜困ったな何を言っているのかわからない。まあいいや、郵便局へ行
けば分かるだろ。よっしゃ)・・OK。」
「じゃあね。」(これ以上関わったら時間の無駄という感じでそそくさとパ
トカーに乗りこみ走り去った。)
「ね〜どうする今日はもう遅いから郵便局は空いてないよね。この先
のエールよりもう90Km先のタウンズビルのほうが街は大きそうだし、
今日はそこまで行こう!」と言うことで本日の目的地はタウンズビルと
なった。(そこからは明日のことで不安いっぱいのドライブでした。)

(オーストラリアの赤切符)
 夕方、タウンズビルに到着。まず街の中央にある郵便局を確認する。
次に宿探しである。いつもなら郊外のモーテルに飛び込むが、明日の
ことを考えて郵便局の近くの街中の宿を探す。海外腺の道路で最初に
MOTELのかんばを見つける、車を降りて入り口に行くとどうも酒場だ
けで宿屋はもうやってなさそうだ。数十m先のMOTELに飛び込む、
窓にヒビが入っていて室内もちょっと古臭い。それよりもMOTELの
横の「マッド・カウ」という酒場の騒ぎ声がちょっと気にかかる。しかし、
50ドルという安さと郵便局に近いことからチェックインした。小錦のよ
うな奥さんと怖そうな旦那さんのMOTELだが2人とも気の良さそうな
ひとたちだった。MOTEL横のカフェで夕食を取り、市街を散策する。
このMOTELよりさらに数十m先に古そうだが石造りで雰囲気の良い
HOTELを発見。「こっちのがよかったね。」と奥方の声。自分もそうだ
なと思った。
  (タウンズビルの町並み。街の中にある有名な岩山にて。翌日行く)
 明日の罰金の支払方法をいろいろ考えながら、散歩の帰りにコン
ビニでプラムとオレンジを購入した。とってもおいしかった。
 まあ、なんとかなるだろう・・・おやすみなさい。
 
本日の宿       DOWN TOWN MOTEL 4号室
本日の走行距離   4,412Km
総走行距離        299Km
 
 
 

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