１２月３０日（金）

大自然に感動！！

ウエリントン〜（フェリー）〜ピクトン〜オーハウ・ポイントー〜カイコウラ　　１６１ｋｍ
総距離　１，０８２ｋｍ

　
（カイコウラ近く　国道１号わきにあるオーハウ・ポイントにて）

今日は午前５時３０分起床、朝食および出発準備を済ませ７時に宿を出る。インターアイランダー社
のフェリーの出発は８：４５で受付が１時間前に始まる、なぜか今回この便だけがリンクス社の乗り
場から出発する。しかし、ハーツのレンタカーの一時返却場はインターアイランダー社の乗り場にあ
り、両社の乗り場は１．５ｋｍほどの距離がある。リンクス社の乗り場は宿からわずか５分で着く、
ここで荷物と嫁さんおよび子供達を降ろして自分だけインターアイランダー社の乗り場まで車を返し
に行く。昨日レンタカー返却の下見をしていたのでスムーズにキーをBOXに落とす。予定ではここか
ら歩いて戻るつもりだったが連絡バスが待っていたのでありがたく乗車させてもらった。
８時４５分定刻どおり出航、フェリーは予想以上に大きくたまたま空いていたキッズ・プレーコーナー
が付いていたリビングルームでくつろいだ。途中マジックショーなどあり３時間の船旅はあっという間
に終了、南島の玄関口ピクトンに到着。ここで再びハーツの営業所で四苦八苦して手続きを行う。

ケケレングからは美しい海岸線沿いに１号線は走っている、しかし道はコーナーがきつくスピード
は抑え目に走っている。ケケレングから約２５ｋｍ道路わきに１０台ほど縦列駐車できるスペース
が現われる、ふと目をやるとオーハウ・ポイントの看板が目に入る。急ぐ旅ではないのでブレーキ
を踏んで停車、子供達は寝ていたので自分だけがどんなところかな偵察にいく。観光客は１０数名
程いた展望台の先に目をやると海岸の岩の上に無数のオットセイがいるではないか。「これは一人
で見るもんじゃない」、と車に急いで戻り子供達を起こし家族全員でオットセイ見物。野生のオット
セイのコロニーを見ながら楽しんだ。

　
（オーハウ・ポイント）　　　　　　　　　　　　　　　（オーハウ・ポイントには野生のオットセイのコロニーが）

　
（オーハウ・ポイントのコロニーを見渡せる展望台にて）

 オーハウ・ポイントから約２５ｋｍ、１５時３０分過ぎににホエールウォチングで有名なカイコウラに
到着。今日中に頑張ればクライストチャーチまで行けるのだがあせる必要も無いのでここで宿が
取れれば止まっていこうと道路わきのモーテルの看板を眺めながら中心街に向かう。町の入口で
またまたスーパー「ニューワールド」発見、ニュージーランド・ビールを１ケース購入、車の旅は大
荷物も運べるのでまとめ買いで資金節約も可能だ。１号線から左折してカイコウラの市街地に入
る、残念ながらここまでモーテルはどこも「ノー・バカンシー（空き室無し）」の看板しかなかった。
市街地を通り抜けカイコウラ半島部にあるモーテル街に向かう、ここで運良く「バカンシー（空き室
あり）」看板を発見、早速交渉に入る。このモーテルはタイの女性の方がオーナーで親しみやすく
交渉が進み、運良く前日に引き続きファミリールームを貸していただくことができた。交渉が終わり
海岸線においた車に戻ろうとふと視線を海に向けるとそこは海をバックに雄大な山々がそそり立つ
それは素晴らしい風景が目に飛び込んだ。嫁さんと子供達はすでに車からおり、子供達は砂浜で
遊び、嫁さんは雄大なパノラマ風景に見入っていた。宿が取れたことを告げると「もし取れなくても
ここでしばらくゆっくり風景が見たかった」と絶賛しきり、自分も思いもよらぬ心の安らぐ場所で宿泊
できることに感謝した。

　
（カイコウラ：モーテル街前には綺麗な海岸線と広大な山々を見渡せる風景が）（砂遊びに興じる子供達）

　
（家族で記念写真）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（本日のお宿）

荷物を整理したのち観光・散策・夕食を兼ねて市街地まで１．５ｋｍほどを家族で歩いていく。
市街地の店屋をいろいろと見て回りモーテルで紹介されたパブ兼用のレストランで夕食をとり、
その後もゆっくり楽しんで宿屋に戻ってきました。


　
（カイコウラ市街地の駐車場にて）

　
（市街地のレストランで夕食）

（記録　2006年　4月　2日）