ライン

2009年 
南ドイツ・スイスアルプスの旅 02



ロマンティック街道、一路フュッセンへ!



(世界遺産 ヴィース教会)


8月11日(火)

ローテンブルク〜ディンケンスビュール〜ネトリンゲン
〜ヴィース教会〜フュッセン  291km 総計505km





午前6時起床、朝食は7時30分なので朝食まで一人で市街地を散策する。まずはマルクト広場・
ブレーンラインからコボルツェラー門を出て、二重橋のドッペル橋を見学。その後、マルクト広場
まで戻ってブルク門方面に向かう、朝食前の町並みは昨日の観光客でごったがえした賑わい
ではなく、静かで落ち着いて見回すことができた。ブルク公園で城外の風景をのんびり見ていた
ところで、小雨が降ってきたので急いでホテルに戻るとちょうど朝食の時間でした。朝食はバイ
キングで、数種類のパンにチーズ・ハムがあり、ゆで卵にソーセージと、メニューを見て注文を
するわけではないので、安心してお腹一杯いただくことができました。

(ローテンブルク)
 
(プレーンライン)                  (ブルク公園)

午前9時ホテルを出発。ホテルからシュランネン広場を通り、昨日城内に入るときに使ったクリン
ゲン門を通って城外にでて、ディンケルスビュールに向かいます。距離にして40km、1時間ほど
で到着の距離です。今日はアウトバーンではなく、一般道を走って行きますので、道路沿いには
牧場があり、幾つかの町並みを通過していきます。居眠り防止の為にガムを噛むと、なぜか奥歯
に力が入らない、どうやら昨日の運転で知らず知らずのうちに奥歯を食いしばって運転していた
ようだ。やっぱり相当緊張してたんだな。
予定通り10時にディンケルスビュールの城外駐車場に到着、そこから城内に入り、マルクト広場
を中心にドイチェスハウス・聖ゲオルク教会を見学、聖ゲオルク教会内の大きさにびっくり、建物も
そうだけど、日本の物とはスケールが全然違うことに戸惑います。その後は駐車場まで雑貨屋・
食料品店などを眺めながら引き返します。

(ディンケンスビュール)
  
(ドイチェスハウス)            (聖ゲオルク教会)               (マルクト広場)

11時にディンケルスビュールを出発、30km先のネルトリンゲンに向かいます。このロマンティック
街道は多くのサイクリストも走っています。しかし、彼らは自動車道と平行した専用の自転車道を
走っていますのでお互いに落ち着いて走行をすることができます。自転車道には、ご年輩のカップル
や小さなお子さんも一緒に走っている家族サイクリストの姿も結構見ることがありました。
ちょっと街への分岐をうまく探せずてまどりましたが、12時にダイニンガー門の手前にある駐車場
に車を置いてネルトリンゲンの城内に入ります。まずは、聖ゲオルク教会の広場にてファストフード
で昼食。その後、ダニエル塔に登ってネルトリンゲンの市街地を眺めます。ここは1500万年前に
隕石が落下してできた盆地の上にできた街で、街自体も円形の城壁に囲まれています。

(ネルトリンゲン)
  
 (聖ゲオルク教会 奥の塔はダニエル塔)  (ダニエル塔の展望台に登る階段)       (ダニエル塔から見る市街地)

ネルトリンゲンを出発したのが午後2時、やっぱり市街観光を始めると楽しくてついつい予定時間を
超過してしまいます。ここからヴィース教会までは150kmほど、一気に南下します。しかし、ネルト
リンゲンをでてすぐ道に迷い時間ロス、ようやく現在位置がわかったところでルートに戻る道を走っ
ていたら、数百頭の羊の移動で道路がふさがれ、徐行運転(まあ、これはこれで楽しいアクシデント)。
しかし、ルートに復帰後は道路がアウトバーンのような高速状態になり、タイムロスをどんどん回復
し、4時前にはヴィース教会への分岐の街に到着。しかし、ここで痛恨のタイムロス、1回目は分岐が
わからず通過、2回目は引き返し見つけた分岐は自転車専用の看板、これを信じてハンドルを切ると
道は無常にも自動車行き止まり。一旦、今日の見学はあきらめかけたところ、ようやく分岐を発見、
何のことは無い街中で普通なら間違えないようなところでした。4時20分ヴィース教会に到着、山の
中の静かな牧場の奥に、これまた静かな教会だけがありました。しかし、手前の駐車場には多くの
バスや乗用車が、それでも夕方の時期でしたので落ち着いて見学をすることができました。
教会に入る外観からは想像もできないような、白を基調とした豪華な建築、また天井画等の絵画も
色鮮やかで、ただただ圧倒されるものでありました。

(ヴィース教会)
  
 (ヴィース教会)        (外観からは想像できない内装の豪華さ))

午後5時ヴィース教会を出発、フュッセンに向けて出発。宿は予約してあるが、6時のチェックイン
の約束なので多少焦りながら先を進める。途中シュヴァンガウの街からは、今回の旅の訪問地の
楽しみの一つのノイシュヴァンシュタイン城が山の頂に立っているのがはっきり見えました。フュッ
センの街の中心街にあるロータリー前にある本日の宿、クーアカフェに着いたのは5時40分。
チェックイン後はホテル自慢のケーキをいただいて市街散策へ、大勢の観光客に混ざり楽しく
市街を見学したあとは惣菜を買い込んでホテルに戻って夕食としました。


(フュッセン)
 
 (フュッセン ライヒェン通り)         (通りからは雪をかぶった山々が見える)

本日の宿 フュッセン
クーアカフェホテル 12号



(記録 2009年 9月 27日)
  

家族旅日記トップ

NO.3へ
トップ アイコン
トップ

ライン