ライン

2009年 
南ドイツ・スイスアルプスの旅 06


旅の楽しみ、観光とドライブ!
でも宿探しには苦労しました。



8月15日(土)

グリンデルワルトルツェルンチューリッヒ〜ノイハウゼン

本日の走行距離 218km   総計 1,205km


「ルツェルン:ロイス川にかかるカペル橋(ヨーロッパ最古の木造橋)




(ラウターブルンネン:トゥリュンメルバッハの滝)

朝食を取ってグリンデルワルトを8:40出発。まずはラウターブルンネンにあるトゥリュンメル
バッハの滝を観光する。公開開始時間の9時にちょっどあわせたように到着。早速まだ入場者
の少ない滝を見物に行く。外からはどこに滝があるのかわからないが、リフトに乗って崖の中
腹まで上がり、遊歩道に従って崖の切れ込みに入っていくと、そこは別世界。地底世界に紛れ
込んだかのように、すざましい爆音と水しぶきに襲われる。この滝は氷河から流れ落ちた大量
の水により崖を侵食して、滝が内部に入り込んでしまっている非常に珍しい滝である。
とにかくあまりの水量からくる爆音がものすごく、子供たちはビビりまくり、しばらく泣きじゃくって
ました。

  
(滝見物はリフトであがります)  (滝の水量は非常に多く、崖を削って奥ヘと奥へと切れ込みます)

   
(崖の中の滝は爆音と共に流れますが、外の世界はとっても静か)


(トゥリュンメルバッハの滝、駐車場にあるレストラン)


(ルツェルン)

ラウターブルンネンを10時15分に出発。インターラーケンから高速に乗り、バルム近くから国道
4号線に入り、北上してルツェルンに向かいます。途中ブリュニク峠では工事による交互通行が
あり、ちょっと渋滞にはまりました(反対側は大渋滞)。このルートは17年前に自転車で走って
いるので、思い出にふけりながら楽しく進みます。ルツェルン手前でちょっと再び乗った高速の
降り場を間違えて道に迷いましたが、なんとかルツェルン駅横の地下駐車場に駐車できたのが
12時15分でした。そこから出発した14時30分まで市内観光。まずは駅構内のスタンドでホット
ドッグを購入し昼食、効率よく時間を使うにはありがたいです。旧市街地に入るにカペル橋を
渡ります。1993年(前回のスイスツーリングが1992年、その翌年)に火災で一部消失したカペル
橋ですが、焼け残った部分はそのまま残し、消失した部分を新しい木材で修復してありました。

 
(カペル橋:1993年に火災にあう。修復部分と火災で残った部分がはっきりわかる)

旧市街地では店々を覗きながら、お土産屋ではスイス土産を探して購入したりもしました。

 
(ホットドックで昼食)            (観光用の馬車が通ります)


(ノイハウゼン:ラインの滝)

14時30分ルツェルン出発。本日の宿は予約してないのですが、スイス・ドイツ国境近くの
シャフハウゼンの街を目指し北上します。経由地には都市のチューリッヒを抜けていきます。
チューリッヒ市街まではルツェルンからは高速道路で行けますが、道中の町並みを見る楽し
みがありませんので、時間がかかりますが国道4号線で向かいます。途中の街で給油及び
休憩したりしながらチューリッヒに到着。ここで今回初めて大規模な渋滞にはまります。理由
はチューリッヒ市街地の大規模な道路工事。車線がいくつも止められ、どこを走っているか
わからずに時折出てくる目的地「シャフハウゼン」の看板矢印を頼りにハンドルを切ってい
きます。コースはチューリッヒ国際空港の前を通り、4号線を無事に北上していきます。
ライン川を一度越え「エーグリーザウ」の街を抜けると一旦ドイツに入ります。そしてシャフ
ハウゼン手前で再びスイスに再入国します。それぞれの国境にはゲートがあり不審がある
場合には荷物検査があるようです。
17時過ぎに目的地のシャフハウゼンに入りましたが、今日は宿屋探しに苦労しました。
当たりをつけていた旧市街地に近い駅前の大型ホテルが×。それでは、ちょっと離れた
ホテルを入ってみましたが2軒続けて×。今日は週末なのでダメなのか、ちょっと宿探しが
難航します。旧市街地にある宿は車で入り込む自信が無いのでしばらく考えます。そこで
思いついたのが、一つ街をずらすこと、ラインの滝のあるノイハウゼンに向かってみます。
もちろん日本のガイドブックには宿屋の明記はありませんので、まずはノイハウゼンのメイン
ストリートを走ります。一往復して、通り沿いに見つけたホテルに飛び込んでみます。インド系
の店主が経営しているようで、お客の層はそちらの系列の方が並んでいます。自分の番に
なり、話をしてみると何とか隣通しで3人部屋と1人部屋を確保できました。
ここでようやく一安心。最初の不安をよそに室内は綺麗に掃除されていて落ち着いて一晩を
過ごせそうです。


 (ノイハウゼン市街地図、川の中央部の狭い部分がラインの滝)

荷物の整理が一息ついたら散歩がてら夕食を食べに行きます。中心部にあったファスト
フード店でピザとポテトフライで夕食をすまし、意外と近くにあったのでそのままラインの滝
を見学してきました。残念ながら滝を間近で見る観光船は終了していたので明日の開始
時間をチェックしてホテルに戻る。


 
(夕食はマルガリータとポテトフライ)

  
(夕暮れのラインの滝)

ホテルでは寝る前にゆっくりしていると、ホテルの1階からにぎやかな声が聞こえます。
ホテルの1階部分にパブが併設されていて夜遅くまで音楽とにぎやかな声が聞こえ、
ちょっと寝づらい感じでした。


(にぎやかでも爆睡する子供たち)


本日の宿 ノイハウゼン ホテル・ラインフォール
506号室・507号室



(記録 2009年 11月 26日)
  

家族旅日記トップ

NO.7へ
トップ アイコン
トップ

ライン