2016-2017年
イタリアの旅 03
12月29日(木) ポンペイ遺跡・アマルフィ海岸
2000年前のローマ都市ポンペイと海岸線の崖に立ち並ぶ町並みのアマルフィ海岸を楽しみました。
(アマルフィ海岸 ポジターノを望む)
今日はTiber Limo(テヴェレ リモ)の貸切ハイヤーでローマから南に250kmほど離れたポンペイ・アマルフィ海岸を観光に
出かけます。朝7:30に宿屋までお出迎えが来て出発です。イタリア人ドライバ―のFlorianが今日一日の運転手です。彼は
イタリア語の他に英語を話しますが、自分が日本語以外全然ダメなので出発前からコミュニケーションの方法に心配していた
ら、Florianは私たちの英語がダメだとわかると、スマートフォンのgoogle音声翻訳を使ってイタリア語を日本語に変換して
会話を始めました。同じように私も自分のスマホで日本語からイタリア語に変換して返すことができ、その後はこの方法で
観光スケジュールの打ち合わせ・車窓からのガイドや世間話などをしていきました。
2時間ほどでポンペイに到着、Florianに入場券の購入まで手伝ってもらい2時間のポンペイ見学に入場しました。ポンペイは
西暦79年ヴェスヴィオ火山の噴火による火砕流によって地中に埋まれてしまい当時のままの状態で発掘されたローマ古代都市
である。入場し当時の町並みの入ると最盛期2万人の人が住んでいたとあって、非常にでかい街並みであった。メインストリート
には巨大な銅像が立ち並び、一般家庭には釜戸や調理器具があり、入浴施設・立派な庭園等・・・日本が弥生時代だった時に
こんな進んだ文化の国があったとは。ただただ驚くばかりである。
(巨大な銅像が見下ろす) (屋根がぬけているが各家の壁は現存し、その時の生活を残す)
(メインストリート)
(メインストリートに立ち並ぶ銅像)
(当時の生活状況がそのまま残っている)
(立派な庭園) (敷地に入るところにあった地面に貼られたタイル画)
2時間があっという間に過ぎ出口で待つ
Florianと合流する。入場口前の食堂で温かい飲み物を飲んでハイヤーに乗り込む。
次の目的地はアマルフィ海岸の町ポジターノだ。途中車窓からソレントの街並みを望む。中学校の音楽の授業で習った「帰れ
ソレント」の街だ。しかしソレントの海岸が断崖にあるとな思わなかった。やっぱり実際に見ることは大事ですね。
(
車窓からみたソレントの街
)
ポンペイから約1時間でポジターノに到着。アマルフィ海岸は昔、船による貿易で栄えた海洋都市から始まったところである。
最初は入り江にあるわずかな平地に居を構えたのであろうが、人口が増えるに従い崖のほうにまで居住区が広がり、綺麗な
海岸線と崖にへばりつく街並みがよい具合に風景化されている。ここで、昼食をゆっくりいただいた。
(ポジターノ街並み) (海岸に降りる途中で見た風景)
(海岸にあるレストランテで昼食:画像はgoogleから借用) (豊富な魚介類がウリです)
(せっかくですので貝のパスタをいただきました) (デザートはこの地方の特産レモンを使ったもの)
昼食後はアマルフィ海岸をアマルフィに向けて進めていきます。約30分の道中でしたが美しい海岸線を堪能できました。
(アマルフィに向かう途中の車窓風景)
アマルフィに午後4時ごろ到着。ここで1時間の見学時間をもらい散策です。アマルフィの街はこじんまりとした街ですが、
冬とはいえまずまずな観光客がいて活気のある街でした。街並みを楽しみながら散策し、時折土産物屋や飲食店、食料品店
などを覗いていたらあっという間に時間が来てしまいました。
(アマルフィの中心地)
(街中にはいろいろな泉がありました)
アマルフィ見学後はローマに向けて一気に走ります。ローマまで3時間半、自分は
Florianと話をしたり、車窓から見るイタリアの
風景や街並みを楽しんでいましたが、嫁と子供たちはずーと爆睡していました。
本日の宿 ホテル アッズーラ
(記録 2017年 3月 27日)
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