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2016-2017年 
イタリアの旅 04 



12月30日(金) チヴィタ・オルヴィエート



中世の街を見ながらローマからフィレンツェに移動。


(2500年前につくらた 「滅びゆく天空の街」 チヴィタ・ディ・バニュレージョ ) 

朝8:30、昨日と同じイタリア人ドライバ―のFlorianがホテルまでお出迎え。今日はローマを発ってフィレンツェに向か
います。ただ、都市間の移動ではつまらないので、地方の都市を見て回りながらフィレンツェに向かいます。

 



高速自動車道を使い約2時間、荒涼とした大地に突然、最初の目的地チヴィタ・ディ・バニュレージョの街が浮かび
上がります。




(広大な大地に孤立する チヴィタ・ディ・バニュレージョ)

○チヴィタ・ディ・バニュレージョ
イタリア中部の先住民によって2500年前に作られた都市。火山灰が積もって作られたこの大地は、地震による地割れ
雨風による浸食により都市の周辺から授受に崩れ現在のような様子になった。現在の住民は20人ほどで現在も浸食が
続いているので「滅びゆく街」と呼ばれている。



イタリアの観光地を案内するHPに紹介された写真を見て、是非自分の目で見たいと思った場所です。バニュレージョの
街はずれにある駐車場からFlorianには待ってもらい散策に出かけます。チヴィタに入る橋までは車で行くことはできますが、
そこから先は通行料1.5ユーロを支払って歩いていきます。地元の方はミニバイク・3輪カートで通行できるようです。
かなりの急こう配の坂道を上り、通用門をくぐり、街の中に入るとそこは中世の街並み。現在住んでいる人は20人ぐらい
だそうですが、土産物屋・カフェ・ワイン屋・レストランテ・宿屋などの中心部にかたまり、その周りはごく普通の民家があります。
街の路地通りを進むと、すぐに街の外れ、眼下に切り立った崖が現れます。


 
(観光客は歩いて行きます。橋の通行料は1.5ユーロ)

(街に入る橋の傾斜はけっこう急こう配)
 
  (街の入口の通用門)                           (門から見た通行橋)


私たちは町並みや教会を散策したり、カフェに入ってゆっくりカフェオレをいただき「滅びゆく街」を楽しみました。

 
(街の中心に教会がありました)


(街のあちらこちらに猫がいました)

チヴィタ・ディ・バニュレージョを満喫した私たちは、30分ほどの移動で崖の上の城塞都市オリヴィエートに向かいます。


○オリヴィエート
オルヴィエートの町は凝灰岩の上にそびえ立つ「世界一美しい丘上都市」呼ばれています。その崖の中央には大きな美しい大聖堂
がそびえ立っています。



オリヴィエートの大聖堂まで車で入り、ドライバ―のFlorianお勧めのレストランテで昼食をいただき、その後街中を散策します。
かつて教皇の隠れ家として栄えたこの街は、中世の面影がよく残り多くの方が観光していました。メインストリートを中心に
2時間ほど散策を楽しみました。


 
(街の中心にとってもきれいな大聖堂が建っています)
 
崖の上の城塞都市オルヴィエートの地図

 
(中世の街並み)                           (メインストリート散策します)

オリヴィエートを発つときに街の入口にあるサン・パトリツイオの井戸を見学しました。崖の上の街ですから水の確保は大変ようで、
深さ62メートル248段におよぶらせん階段を下って水を組みに行けるように作られていました。


(らせん階段がしっかり作られた井戸)

(オリヴィエートの街から眼下を見下ろす)    

(正面の街は駅を中心とした現在の町並み)


5時ごろにオルヴィエートを出発し、フィレンツェには7時ごろ到着しました。


本日の宿 ホテル ミア・カラ

(記録 2017年 4月 9日)
  

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