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「バンド止めポンプペグ」

探してみるとなかなか出てこないのがちょっとした小物。
今回の探し物はバンド止めポンプペグ。しかも金属ではなく
プラスチック。半年掛かってようやく見つけました。


(ポンプペグを使ってフレームポンプもすっきり収まりました)

今年(2007年)早々から改造したプジョー・ユーロツアー。カンパ30速を搭載し当初の
目論見どおり今年の利用度NO.1の自転車にのし上がりました。しかし7月のクラブラン
で不覚にも熱射病に陥り無念のリタイア。この時の原因の1つにボトルを1本しか持って
いかなかったことがあげられる。そこで前回8月のツーリングではダブルボトルにして事
無きを得た訳だが、一つ問題がありました。ダブルボトルにするとフレームポンプの設置
ができない事でした。下の写真のようにペグが無いとポンプは下に下がってバネのテン
ションがかけられず落下するし、なにより見てくれが悪い。

 
(ペグが無いとうまくフレームポンプが設置できない)


改造当初からダブルボトルに対応するためにバンド式ポンプペグを探していました。
カップ式の物(
写真:左)は以前からありましたが、今回のフレームポンプには対応し
ません。角突きのペグを探し始めました、まずいつもお世話になるK山サイクルですが
結構小物も取ってあるのですがペグはありませんでした。県内でお世話になっている
自転車屋も機会あるごとに聞いて見ました。ほとんどの所はありませんでした。しかし
名古屋のカトーサイクルで角突きバンド止めを発見(写真:中央・右)、お盆の家族旅行
で行った北海道旭川の和田サイクルさんでも発見(写真:中央)しました。しかし今回探し
ているのはプラスチックの物なのです。なぜかというと、夏以外の季節はシングルボト
ルでプジョーを使いたい、そうするとバンドのポンプペグは取り外しが容易でフレームに
傷がつきにくい物が良い。すなわち金属製の物ではフレームに傷が付くのでプラス
チック製と言うことになるわけです。

  
(カップ式)     (角突き:プリムス製)   (角突き:フランス製)

しかし、プラスチック製は普及用として使われていたので「昔はあったけどね〜」と
いう返事が当たりまえですがほとんどでした。普及用でしたので昭和40年〜50年ごろ
ショップを開いているところを探すわけですが、意外と専門店ですと残す対象商品では
ありません。これは「市内の古い一般自転車店のローラー作戦か!」と考えていた
矢先、昔専門店でやっていた市内のショップに覗いて話をしたら、ガサゴソと探してく
れました。ちょっと興奮しましたね、物はMTB時代に入ってからの「Mt.ゼファール」
の物だそうです。


(探し求めたプラスチック製のポンプペグ)

早速プジョーに取り付けてみました。MTB用ですので径も太い物に対応していました
ので、ラグの上からでも取り付けが可能でした。おかげでスッキリフレームポンプを装着
できました。

 
(プラスチック製なのでフレームを傷つけずに取り外し可能)


(すっきりとポンプも装着できました)


(2007.9.2)



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