礼文島 花ハイキング


    花ガイドクラブの○○さん。何てことだろう、少し経ったら忘れてしまっている。自分の知人のTさんにそっくりなので、Tさんと呼ばせてもらおう。

 バスを降りると、「あれが桃岩です。桃岩を目指して花ハイキングをします」
「じゃあ、初めにストレッチをします。一、二…」
 
      坂道を登り始めた。ガイドさんの説明を聞きながら見ると、花が違って見える。はじめに、ウルシについての注意をするあたりは、さすがガイドさん。

 道脇の大きな葉はオオイタドリ。イタドリモ、礼文島では、こんなに大きいのか。
    坂道を登りながら、道沿いの花々の紹介があった。

左は、 イブキトラノオ
右は、 エゾノシシウド


 このあたりでは、珍しいことのようだが、すっかり晴れていて、暑いくらいだった。
 
 山肌に咲き誇る花々は印象的だった。

 右の紫色の花は、ミヤマオダマキ
 
 途中で車道に出た。ときおり車が通り抜けるので、その時は一列に並んで車を通す。背後の草花を踏みつぶさないように気を付けながら。

 目の前に、桃岩の頂上が見える。目指すのはあそこなのだ。
 
      車道は歩きやすいが、やはりハイキング用に作られた道を歩くのが気持ちがいい。

 黄色い花が咲き誇っていた。ミヤマキンポウゲだろう。

 中央は、ミヤマキンポウゲのアップ

 右は、シシウド?(違っていたら直さねば)
 
 左は、センダイハギ(上の黄色い花)とミヤマキンポウゲ(下の黄色い花)

右は、チシマフロウ(左側)とオダマキ(右側)
 
 センダイハギはけっこういろいろなところで見られた。

上り坂の途中からは、山肌にはエゾノシシウドがきれいだった。そして、その向こう側には利尻山がくっきりと見えた。

 
 気が付けば、ここにもセンダイハギが咲き誇っている。花作散策路のハイキングは楽しい。

 途中に、車道の終点があった。こんなところにもトイレがあった。
 
 そして、いよいよ桃岩のところまで上る。

 桃岩の岩肌といい、目の前に広がる山肌といい、一面に黄緑が買った緑色に染まっている。心が和む。

 少しずつ、桃岩が近づいてくる。

 
   
 ここからも利尻山がきれいに見える。

 一コマ一コマが愛おしい。
 
  そして、いよいよ頂上の展望台に到着。

Tさんが、「着きましたよ。記念写真をいっぱい取ってください」と迎えてくれた。

 けっこう広い。

   
  猫岩と桃岩が見晴らせる。右側が桃岩。かつてはここから桃岩の山頂に行けたのだそうだが、途中が崩れやすくなってしまい、今はここから眺めることしかできないのだそうな。

 で、猫岩は?
 猫岩は、左の写真の半島の先にある小さな島が猫岩。そういわれれば、猫に似てるかな?
 猫岩展望台は、いつまででも見ていたいところだった。なんといっても、おの青空
ガスっていたり、風が強かったりすれば、「見た見た。早く下りよう」といったところだろう。

 なんとも幸せなひと時。

 下り道も、また楽しい。
 
      車道に通じる道が舗装してあるところがあった。

「ここは、小泉ロードっていうんです。小泉元首相が訪れることになって、急きょ舗装したんです」
 いろいろな花を紹介してもらったのに、教えれもらったときは分かったつもりでも「あれ、なんだった?」と、、いつの間にか忘れてしまっている。

 左は、バイケイソウ。けっこう大きな花だ。

右は、イブキトラノオ。トラノオが林立しているさまは勇壮だ。
 
 またまた、オオイタドリの群落に遭遇した今回の旅で、イタドリ観がすっかり変わった。

 右は、(笹の葉の間に潜んでいるの)エゾニュウ。今はこんなところに潜んでいるが、ニューっと伸びてでかくなるのだそうな。

 他にも、いろいろな花を紹介してもらったのだが、うまくまとめられないた。
 
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