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発 表 者 |
研究テーマ |
発
表
1
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名古屋市立上野小学校
吹原 健志
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生命尊重の態度を育む理科学習 |
生命を尊重する児童を育てるために、「専門家との関わり」を通して、生命への関心を高め、「模型作り」を通して、児童の生物の体の仕組みや成長過程に対する児童の理解が深めた。これらの活動を通して、生命のすばらしさを感じ、自他の生命を大切にしていこうとする児童を育成したいと考え実践に取り組んだ。 |
発
表
2
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名古屋市立高田小学校
長崎 寛之
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子どもの科学的な思考力を高める理科学習 |
未知の事象に出会ったとき、自らの知識・技能と関係付けて仮説を導くことで、新しい知識・技能を構築できる科学的な思考力の高い子どもを育てたい。そこで、子どもにとって「難しそう。でも、考えてみたい」と思えるような難しくてやりがいのある事象(以下「難関事象」)を発展的な学習として提示した。そして、「事象との出会い」から「仮説設定」までの場面を工夫して実践に取り組んだ。 |
発
表
3
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名古屋市大野木小学校
室崎 学
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実感を伴い、記憶に残る理科学習 |
「天気の変化」は、身近な自然や児童の生活経験から離れた事象を扱うことが多く、また、継続した観察から結論を得ることが必要であることから、実感を伴った理解を得にくい単元である。そこで本研究では、自然事象への直接の働きかけをしながらデジタル機器のもつ利点を生かして学習を進める。さらに、身近な自然や生活との関連を図る場面を設ける。そうすることで、実感を伴い、記憶に残る理科の学習を展開できると考え実践に取り組んだ。 |
発表
4 |
名古屋市八熊小学校
服部 正宗 |
多面的なものの見方を育てる理科学習
−ESDを視野に入れた環境学習を通して − |
ESDを通して育みたい力の一つとして、「多面的なものの見方」があげられている。そこで、環境学習における「多面的なものの見方」を「地球環境を支えている絶妙なバランスを捉える力」とした。地球環境は、マイナスに見えるものが一方ではプラスに働いていたり、関係がないように見えるもの同士が実は密接につながっていたりすることで、絶妙なバランスを保っている。このように地球環境を捉える力を子どもに身に付けさせることで、ESDが目指す、課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すことにつながると考え、実践を進めた。 |