ゆうぎかい

ごあいさつ
朝夕の寒気の中にも樹々の芽が膨らみははじめ、春の足音とともに、躍動感の高まりを感じる季節となりました。
園児たちは、入園以来、四季それぞれの行事や日々の保育を通じて情操を深めたり、知識を広めてまいりました。卒園・修了を直後に控えたこの時期に、保育園生活の集大成として企画しましたこの遊戯会を、子どもに夢を与え心に残る思い出にしたい、そんなねらいを持った「卒園記念遊戯会」も、今年で43回を迎えました。
この一日を楽しくお過ごしいただく「遊戯会」にも、それぞれの大きなねらいがあります。どうかそのねらいを十分ご理解の上、ごゆっくりお楽しみくだされば幸いです。

 集団での生活になれ、友だちとの関わりを日々楽しむ年長・年中児。いろいろな刺激を求める気持ちや、本物を味わいたい気持ちが芽生え、あふれる時期でもあります。基本的な生活習慣から一歩踏み込んだいろいろな生活場面の表現を通して、文化的なもの〜日本舞踊・剣道・剣舞・和太鼓という日本的なものとバレエを基本とする洋舞的なもの〜を体験し、個々を大切にしながら、みんなで一緒に表現する喜びも味わえるようにしました。
 これらの活動を、こどもの自発性と表現意欲を育て、自信につながるよう援助しつつ、この日を迎えました。 どうぞ、一人一人の子どもたちにここまでがんばったことを、大きな、あたたかい拍手でほめてあげてください。 理事長 杉浦 章
全体のねらい
様々な表現を通して豊かな感性を育て、想像力の芽生えを培うこと。
*音楽に親しみ、歌をうたったり簡単なリズム楽器を使ったりする楽しさを味わう。
*感じたこと、考えたことを動きや言葉などで表現し、演じて遊ぶ楽しさをことを味わう。

私たちは、こう考えます。例えどんなに立派に見える遊戯会が出来たとしても、もし園児たちが、踊ることや演じることで自分を表現することが嫌いになるようであれば、その遊戯会は失敗です。遊戯会という一つの行事をみんなで体験することで、本来子ども自身が好きなはずの歌うことや踊ること・演じることがより好きになる、みんなで成し遂げることで自信がつく、そんな遊戯会を目指しています。そのために、練習などもしすぎないようにして、次の練習が待ちどうしくなるくらいにしています。また、子ども自身が興味を持つような歌・演出・小道具なども大切にしています。曲の速さ・間奏の長さ・繰り返しなどをミニディスクで編集して、子どもが踊りやすいようにしています。

5歳児   ・ 4歳児   ・ 3歳児   ・ 乳 児
10年度プログラム(9ページ)
8年度プログラム (9ページ)9年度プログラム(10ページ)