2002年5月22日(水) 富士山 3776m 単独 晴  無風(山頂のみ微風)

やっとうまく水曜日が晴予想になったので、仕事が終わってから出発。富士SAで仮眠し午前4時に再出発。
薄明に貼り付けられた青暗いシルエットが今日の好天気を予想させる。
5時表富士五合目駐車場到着。身支度を終え早々に出発。先は長いのでゆっくりと歩む。
快調だったのは元七合目までだった。八合目からはいつもどおりキツイ。でもここからは残雪の登りになるので夏に比べればリズムは取りやすかった。残雪はバーが埋もれているところから50cm〜1mというとこか。
風もなく暑くも寒くもない穏やかな陽射しが雪面に映える。
サングラスと日焼け止めクリームを忘れ目を保護しながら腕と首を隠しながら九合五勺までは普通に登り、この先を考え雪に埋もれた小屋の屋根でアイゼンを着ける。
久しぶりに四本爪アイゼンを着け、最後の登りに備え長休憩した。ところが歩き出すとちっとも引っ掛からないのであわてて八本(未だに)爪に付け直した。おかげでたっぷり時間を消耗してしまった。雪原をトラバースし最後の登りをゆっくりステップを刻み頂上浅間神社に到着。

雪に埋もれた土産物屋と神社の間を抜け雪原を剣が峰に向かう。上は曇ってはいるが視界は良好。

気持ちのいい火口登りで山頂到着。レーダーの外された観測所の前は風もなく陽気な昼時をしばし楽しむ。

積雪状態もよいのでスノーボード、ショートスキーを担いだ若者いる。

雪原を一気に下り神社まで戻り小憩して下山開始。トラバースが終わった辺りから雪渓を直接下る。

八合目まで一気に下ることが出来て非常に助かった。途中で帽子を神社の前に忘れたことに気づいたが、時遅くしっかり太陽を浴びながらの下山となった。

六合目から下は天気につられて行楽客で賑わっていた。

富士山はこの時期が一番楽しいシーズン。人は少なく、積雪は豊富、夏のように極端な暑さはなく秋のような冷たさもなく快適だ。

反省の覚え

前回の反省と学習もなく、しっかり日焼けで顰蹙を買う。

登りが時間がかかってるが休み時間も各タイム場所毎にかなりある。但、九合目からは雪上の登りとなるので実際に夏コースだと、もっとタイムを消費するかも知れない。

それにつけてもyoung coupleは早かった。若さには勝てない。

2002年5月22日 水曜
4:00 富士SA出
5:00 表富士五合目駐車場
5:33 出発
5:52 六合目通過
6:56 新七合目
7:52 元七合目
8:43 八合目
9:37 九合目
10:22 九合五勺
10:53 九合五勺出発
11:44 頂上浅間神社
12:14 剣ケ峰3776m
12:21 下山開始
13:05 九合五勺通過
13:22 九合通過
13:44 八合目通過
14:15 元七合通過
14:40 新匕合目通過
15:14 六合目通過
15:30 下山完了
15:52 帰路へ      19:15 帰宅

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