2004年日帰り登山 from 豊橋

2004年10月27日(水)大川入山 1907.7m  単独 曇,ガス 一時晴 冷風午後無風   携帯可

カシミールを眺めていたら、近場の治部坂の辺りに1900mの山があり、ググルとなんと700件以上もヒットした。調べると冬期に雪上歩きなどで楽しんでいるようで、また山頂からの見晴しは中々良いように書いてあった。
新潟中越地震以後天候はグズツイテルけど、今日は午後晴と予想してあったので、朝の弱い私が7時に起きて出発。
途中遅い車(法定速度)に悩まされたため予定より遅れて治部坂に到着。コマクサ荘を捜しそこから大川入山登山口の看板の前を通って林道に入ってしまう。
直ぐに突き当たり右横を見たら車が一台止っておりその後ろに登山口の看板があった。
止ってる車の前に停め、身支度をし登山開始。
少し歩いて橋を渡り斜面に取付くと直ぐに尾根に出てやや急登が始まる。
今回の登りという登りらしい登りはここから横岳までだったので、登山としては物足りない感じだった。

快適に小一時間ほど登ると横岳に出る。
小さいベンチが設置してあった。軽く水分の補給をして歩き出す。尾根上では紅葉と樹氷が入り乱れ早朝の冷たい風が木々に張り付いた氷塊を飛ばしてきた。

横岳から直ぐに1616mの三角点を過ぎるとここから数10mの登下降が始まる。

この山は地元の手入れが行き届いてるようで登山道は広く高低差は少なく遊歩道を歩いてるようだった。

5〜6回の登下降を繰り返して最後の登りとなる。

落ち葉を踏みながら最低鞍部を過ぎたら、やっと正面に大川入山の稜線が時々見えるようになった。

本当に一登りで小ピーク上に出ると明るく開け熊笹の山容が正面に広がる。

正面の山に向かって笹草道を登って行くと赤黄そして凍った白い部分で彩られた横岳からの長い尾根が足元に広がる。

山頂からは綺麗に揃った笹草の緑の稜線が波打って伸びていた。
昔懐かしい上越国境の尾根歩きみたいだった。

偽ピークもなく簡単に山頂に登り着いてみたら、5〜6人のオバサン達がランチタイムの真っ最中で驚いた。

軽く昼食をとってる間山上にはオバサン達の世間話が熊鈴以上に響き渡った。

登りの最低鞍部を過ぎた辺りから風は感じなくなり空も明るさを少し取り戻してたが山頂から遠望の視界には恵まれず早々に下山開始することにした。

足元に伸びていた横岳から尾根からは白い色はすっかり消え暖かい陽射しの中を駆け降りていった。

登ってる時はまたかと思った登下降も知らぬ間に1616m三角点まで戻ってしまい振り返ったら少し視界が開けたので写真を記録した。

軽く下って横岳を通過し一気にヤセ尾根を下った。登り2時間半ほど下り1時間半ほどなので疲れる前に下山完了してしまった。

この山も最近の傾向で、熊の発見情報がありました。気をつけて下さいの看板が登山口に掲示してあった。

(空木岳池山林道登り口、北沢峠バス停横、北岳ゲート前、恵那山、合戦小屋、昔の黒姫山登山口等最近はニアミスが多発してるようだ。発表してる数が実数なのかそれとも本当はもっと多いけど登山者減少では困るので少なめに発表してるのかは不明)

153号に出たら目の前に宿り木の湯という看板があったので行ってみた。(500円)

貸し切りでゆっくり温まり帰路に着いた。

治部坂トンネルを過ぎ少し下ったら高嶺登山口という林道があったのでついでに寄ってみた。

どこまでも舗装道路が続き、長者峰という山頂展望台まで上ることができた。ここから高嶺に広い遊歩道が尾根伝いに見え先は紅葉の中に消えてた。家族で散歩には良いコースの気がした。

2004年10月27日 水曜

7:15   自宅出
9:25 登山口出発
10:19-10:22 横岳1574m
10:34 1616m三角点
11:57-12:24 大川入山1907.7m
13:21-13:27 1616m三角点少し展望が開けた
13:30 横岳
14:00 橋渡る
14:06-14:26 登山口


14:58 宿木の湯出500円
15:22 長者峰に寄り道。高嶺林道を駆け抜けた。

尚、本年山行のGPSログとマップはカシミールで表示しています
                
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