2004年日帰り登山 from 豊橋

2004年11月17日(水)蕎麦粒山1627m〜高塚山1621m,大札山1374m  単独 快晴 無風 携帯可

数年前から酷道、険道とかのウエブで評判だった犬山段へやっと行く決心をした。入口までは4度通ってるのに中々チャンスがなかった。
今回も早朝出発、東名集中工事も静岡までなら酷くないだろう予想して出発。予定通り順調に牧ノ原を通過、金谷から川根へと向かう。想像以上に立派な看板が建っていて間違うことはなかった。
噂の南赤石林道に入り、オロクボを過ぎ後8キロ残してダートコースになる。しかし想像以上に道幅が広く、至る所で工事の車が止り大勢の人達が既に働いてる状態だったので危険な林道を走ってる意識はなかった。
私の中では林道というのは山側は迫り谷側は切れ落ち、素彫りのトンネルが所々にあり暗く細くスレ違いが出来にくく前後に人や車の気配はなく進行先が不安感で溢れるようなダートコースと勝手に決め付けていたので、CDがトビ乾電池押さえ蓋が外れ電池が飛び出すような状態のダートではあるけれど変に安心していた。

(山犬段の小屋前)

到着した山犬段には立派な小屋が建っており、中は綺麗に掃除され飲料水さえあれば住み着いても良いぐらいだ。

軽く食事をして出発、まず蕎麦粒山へと向かう。ここも下草が刈られた広い登山道を30分くらい登ると山頂に到着する。

久しぶりに富士山を望むことが出来た。暑くなりそうなので上着をしまい、小憩した後先へと向かった。

ここから五樽のコルまで帰路に登り直したくないほど下る。時々登るけども登った分更に下るのを繰り返しコルに着く。コルから一登りで広い尾根の上に出る。標識が建っており三ツ合の分岐に着く。

陽溜まりでついつい休みたくなる小広場だ。正面にバラ谷等光岳へと続く南ア深南部の尾根が延びている。
小憩して高塚山へと向かうことにした。少し下り軽い登りとなると尾根幅がやや広くなり高原のように明るくなり、最初のピークがそのまま山頂で非常に呆気なく到着してしまった。

広い草着きの山頂で暫し息抜きをした。ここから京丸山方面に尾根は続くが、突然登山道は不明になりテープたよりの踏み跡道が続いてた。(上左の写真、上右と左の写真は高塚山への二重尾根尾根辺りの登山道)

昼近くなったので下山開始、三ツ合まで散策調子で戻り再度五樽コルまで下り終え蕎麦粒山に登り直すのを止めてコルから林道に下りてみた。林道の方が時間節約になりそうなので確認のため歩いてみることにした。

カモシカの足跡のある道をちんたら歩いていくと30分位でゲートに到着する。三ツ合より先に進むなら林道を利用した方が便利だ。
朝と異なり小屋の前には車が増え天水方面からの登山者も帰リ出していた。
小屋で食事を取り時間が少々早いので帰路の途中にある大札山にも登ってみることにした。展望が良いと小屋の案内パンフに紹介してあったので気になった。

大札山の駐車場に停めて30分くらいの一気の一登り。山頂は木に覆われてるものの蕎麦粒山、バラ谷の頭、黒法師、前黒法師,聖、上河内、大無間等が展望でき暫し観賞した。

下り終えると既に誰もいない静かな駐車場となっていた。

 

川根に下りて賑わいの川根温泉で汗を流し帰路に着く。天竜に出るつもりが森に出る道に入ってしまい、慣れない道路を飛ばしながら山越えして森から袋井出て東名に乗った。

浜松から工事渋滞に巻き込まれ予定以上に時間がかかったけど20時前に帰宅できた。

 

 

(左写真五樽コル下の林道分岐、下左は三ツ合の分岐地点、

下右は山犬段の小屋内部)

2004年11月17日 水曜
5:30-5:30 自宅出
7:43-7:43 南赤石林道入る
8:30-8:54 山犬段小屋前
9:25-9:48 蕎麦粒山1627.1m
10:16-10:16 五樽沢のコル
10:48-10:59 三ッ合分岐
11:31-11:51 高塚山1621.1m
12:22-12:28 三ッ合分岐
12:52-12:52 五樽沢のコル
12:58-12:58 林道でる
13:29-13:29 ゲート
13:30-13:45 山犬段小屋
14:09-14:09 大札山登山ロ
14:40-15:00 大札山1374.6m
15:15-15:15 大札山下山点了
16:16-16:50 川根温泉
19:50-19:50 自宅着

ちょっと大きいパノラマ写真です
大札山からの展望

尚、本年山行のGPSログとマップはカシミールで表示しています
                
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