2004年日帰り登山 from 豊橋

2004年11月24日(水)熊伏山1653m 単独 快晴 無風 携帯可

秋も深まり夏草が枯れヤブの多い南ア深南部も歩き安い季節になってきたので、入門コースの(多分)

黒法師岳か不動岳方面に行こうと思い出発。不安は水窪ダムから戸中川コースの通行止めがあるかどうか。

晴天の下順調に水窪まできてちょっと迂回してダムへの道を進むと時間通行可の看板があり、丁度通行止め中。

草木トンネルの方からダムに回るのも億劫なので戻って熊伏山に行くことにした。登山口(45)で身支度し直ぐ出発。

石畳の道を上り右上の林道終点、兵越峠分岐を過ぎると直ぐ青崩峠に到着。周囲と上方はすっかり伐採され冬枯れと相まって明るく見通しの良い登山道になってしまっていた。
一昨年かに起きた滑落事故のためか、防護策や階段状の登山道が設置され以前妻と来た時とは雰囲気が違った。

相も変わらないヤセ尾根の軽い急登を最初のピーク(44)まで登り少し下るとここから急登が始まる。久しぶりの急登だ。只残念なのは距離が短いのだ。崩壊地尾根の上部のピークにある反射板(43)まで行くとまだ先の方に右から尾根が派生しておりもう少し急登が続いた。汗が流れ落ち眼にしみた。

更に派生してくる尾根上部の急登をもう数回登りきると観音岳との稜線分岐に出る。今度は北の外れの山頂まで5mから10mの登降を数回繰り返して山頂に着く。

東側に視界の開けた明るい山頂で聖岳、広河内岳等南ア深南部の稜線が展望できた。

四畳位の山頂であまり広くはない。以前登山口のノートを見たら日曜に40数名の団体登山が記入してあったけどそんな大所帯と狭い登山道、細い尾根、少ない広場のこの山に登った人も出合った人も誠に不幸と言わざるを得ませんね。

非常識な登山が当たり前にまかり通る最近の風潮を遺憾に感じてるのは私だけではないでしょう。

とまあ、静かな山頂を独占して楽しんだ後下山。

急登を繰り返した分帰路は足元に登山道を見下ろす感じで快調に高度を下げる。一気に観音岳との分岐を過ぎ、急斜面を駆け降りる。反射板を過ぎ両サイドの切れ込みにだけ気をつけ、

陽を浴びうっすら汗をかきながらヤセ尾根を慎重に走り下った。

 

早い時間に下山してしまってので帰路は山住峠からスーパー林道を試走してみよう思い春野町方へ走った。

遅い紅葉がまだ残っており先週辺りが見ごろだったように見えた。峠までの勾配は駐車場所が少ないけど紅葉のポイントが幾つかあった。

 

峠から麻布山登山口まで行ってみた。ここからダムまでが通行止めだ。登山口前からは熊伏山や中央アルプスが絶景。

道路回りは野鳥観察公園として整備され季節には賑わいそうな雰囲気だった。

ネットを見るとこの公園もスーパー林道による森林開発の避難を逃れるための口実だとの意見もあるようだ。

 

帰路は林道を快走し途中から佐久間町へ下り来た道を引返した。三河川合で久しぶりに梅の湯に入り家に帰った。

2004年11月24日 水曜

10:18-10:18 登山口

10:33-10:33 青崩峠

11:14-11:14 反射板

12:00-12:25 熊伏山1653m

12:47-12:47 反射板

13:12-13:12 青崩峠

13:20-13:20 登山口

ちょっと大きいパノラマ写真です
山頂から南ア深南部の稜線
尚、本年山行のGPSログとマップはカシミールで表示しています
                
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