2006年日帰り登山 from 豊橋

2006年2月15日(水) 明神山(直登コースより) 1016m  単独 晴 風無し 暑い
今回も栃ノ木沢方面から直登コースを登った。

昨日は雨、今日は曇だという予定だったが。登りだすときには快晴。

尾根へ出た辺りであまりの暑さに上着を脱ぐも汗は止ることなく流れ続けた。

この尾根コースは時間は短いけどこの辺の山ではこれだけの長さの急登はない。

暑い、暑い途中ではついに蝿が飛びだした。

 

南西尾根との分岐に出合、10m程行くと左手にテープが伸びており小さな字でスズカタ林道と書いてあった。
時間は早いので林道へ行ってみることにした。
数分で陽当りの良い林道上に出る。小奇麗な作業小屋が建っておりそこから
点検用の軌道が鉄塔まで伸びていた。

霜柱の林道を少し歩いてみたが陽射しが強いので戻って軌道に沿って急登する。

登りきった鉄塔前は暑いので取りあえず山頂まで行ってみた。

 

今回も山頂では前回の方と出合い、10分程情報交換などをした。
見通しのいい山頂で小憩してから、静かな鉄塔前に前に戻り再度食事休憩。

 

素直に来た道を下山。1時間位で駐車場に戻ったので再度障子岩岩脈の小屋前に車を止めて林道を探索してみた。

350m地点の五号橋まで約20分位。P706への取付もチェック。

その横にりっぱな踏み跡が上に延びてるけど営林署のテープが点在してるのでどこまで

続いてるか興味あるけどまたの機会に譲った。


2006年2月22日(水)明神山 馬の背沢から北西尾根をへて川合林道350m地点へ 単独 晴 風無し 暑い

前回チェックしたコースへ向かう。誰もいない静かな障子岩脈入口の小屋前に車を止め身支度。曇から晴になり車内は暑い。
ゲートを胯ぎ林道を行く。350mの赤いテープに誘われて沢を渡り対岸に沿って行く。直ぐ堰堤を越えまた沢を渡る。この辺りでコースが北西尾根への登りでないことに気付いたが踏み跡もしっかりしてるし、鮮明なテープが続いてるのでそのまま沢に沿って進んだ。
前日の雨で水量が多い小沢を連続で二つほど横切る。桟道は腐っており苔で滑りやすいナメ状滝を慎重に渡る。登りはそんなに急ではないが時々横切る沢が取り掛かりが脆くて時間をとられた。結局横切った沢は全部桟道は朽ち果ててるのでじかに渡るしかなかった。

最後の滝を横切ると斜面を無理やりのように急登が始まる。また、伐採後の木がそのまま踏み跡の上におかれてるので乗越が鬱陶しい。それでも伐採の倒木斜面が過ぎると左手に北西馬の背岩の全貌が眺めれる場所に出る。

そこから暗い樹林帯を急登すると突然目の前が開け、明るい林道に飛びだしたのでビックリ。

そのままスズカタ林道を下りゲート前まで来て休憩。

この時だけ空は曇り冷えた風が吹きつけだした。山頂も雲に包まれた。しかたないのでさっさと北西馬の背に向かうことにした。

数分で岩尾根に着く。せっかくなのでエッジを歩く。7合目の馬の背より距離は長いし足元の落ち込みもスリリングだし、天気さえ良ければ明神山頂を見上げながら昼食をするのに、残念。
そのまま尾根を進み川合林道への一気の急下降が始まる。

途中から再度陽射しが強くなり汗ばむ陽気となった。真直ぐ下降し沢の音が聞こえだすと直ぐに林道が見え完了した。

登りの取付は沢の右、尾根道は沢の左、素直に真直ぐ地図通りの場所が取付だった。

帰路この辺りの登山路を整備開拓してる人達に出合話を聞くと、取付点はわざと分かりにくくしてあるようだ。私にも紹介だけはしないでくれと、念をおされた。熟年登山ブームの団体登山者達に知れて荒らされるのを非常に警戒してた。

 

10:00 車置き場出発

10:20 350m地点

11:54 スズカタ林道へ出る

12:14 北西馬の背岩

13:08 350m地点下りる 13:30

13:50 車に戻る


2006年3月8日(水)明神山1016m  単独 晴 風アリ 暑い

    砥沢からP706経由南西尾根帰路は北西尾根をへて川合林道350m地点へ


4号橋から沢に下り、沢を渡り正面の斜面に向かう。前回より下草が取り除いてあり取付が分かりやすくなっていた。すぐに登りが始まる。ジグザグに登って行くが予想以上に歩き安いのぼりだった。
段々青空が見えだし、1時間弱で尾根上に出る。少し下り鞍部から露出した岩場を真直ぐ登る。ヤヤ急登を少々続けると見覚えのあるP706の分岐に到着。
後は鞍部まで下り大分緑が目立つようになった尾根を再度鉄塔まで急登を続けれるだけ、鉄塔前があまりに暑いのでそのまま山頂に行き適度な温度だったので軽く食事をし、帰路は北西尾根を選ぶ。
鉄塔前から下り、登り直しをし北西尾根のピークに出る。何時もと違った感じの山頂をが木立の間に見える。
ここから一気の下降が始まる。ここを登るのは辛そうだ。また、目線に馬の背岩の全容を見下ろすことが出きた。
やがて緩やかになりスズガタ林道が見え林道手前で巻くのが面倒だったのでそのまま無理やり林道に下り立った。岩が脆くホールドにならないので、崩れだした岩を先に落し、出来た跡を足場にして下りた。ロープを持ってるので使用したほうが早いし、楽だし、安全だった。

林道を横切り北西尾根を前回のコースで下りる。
直ぐに北西馬の背岩上に出る。今回は晴れて風もないので小憩。
後は、登り戻しをし尾根分岐から砥沢方面へ一気の下降。ここも前回より気持ち下草が少ない気がした。
今回は右足の親指を剥離骨折して固定しなければいけないのだが、風呂に入るに外していいなら、登山もいいだろう、とへ理屈こいて添え木を外して登ってるので登りは良かったけど、下りはさすがに踏ん張りが効かなくてかなり結構滑ったりコケた。

何事もなく林道に下り車に向かう。今日はまだゲートの鎖が外れてるので6号橋より上に営林署関係者が入り込んでるようだった。

車に戻り再度小憩し、いつもの通り梅の湯で汗を流し、骨折箇所を固定して帰路につく。

10:00 駐車場出
10:05 4号橋取付口

10:56 尾根上にでる(境界見出標27)
11:13 P706  11:06
11:51 直登コース分岐
12:07 鉄塔
12:22 山頂1016m 12:39
13:00 鉄塔出る
13:33 スズカタ林道横切る
13:49 北西馬の背岩出る
14:29 砥沢350m地点
14:49 車に戻る  15:10 撤収


2006年3月15日(水)明神山1016m  単独 快晴 風アリ 暑い

 砥沢4号橋から沢筋に添って登り南西尾根鞍部経由南西尾根帰路は北西尾根を西尾根派生尾根へて北西馬の背岩通り川合林道350m地点へ

いつものように到着し、4号橋から西尾根方向へ登って行く。

直ぐに沢筋に出合、真直ぐ上に登って行く細い道とこの方面には珍しいハッキリした道とに別れる。多分これが南西尾根の鞍部に出るコースかも知れないという予感がしたので地図埋めにこれを進む。
沢に沿って遊歩道的に登って行き、所々尾根を迂回する感じでつめていく。前回の馬の背沢とは違って沢筋の桟道は付け替えられたばかりかとても綺麗なに感じた。
沢の上方で真直ぐ行くか山肌に沿って伸びてる登山道を選ぶか再度迷ったが南西尾根の鞍部へと向かった。とりあえずこれで当初の鞍部から疑問に思っていた道を片付けることは出来た。ただ、何か距離と時間をちょっと損した気分だ。このコースは鉄塔から砥沢へ下る時、最短で下りれそうなので急ぐときは利用しよう。
鞍部から暑い尾根コースを登り鉄塔、山頂に行ってみた。本日は天気がいいので予想以上にパーティが登ってきたのでそうそうに鉄塔へと逃げて食事にした。

小憩後北西尾根を下る。ピークを過ぎ一気の下りが始まる所が西尾根との分岐となってる。迷わず西尾根へと入る。暫く下ると林道が見えてきたので西尾根からの派生尾根へと入り林道に下りた。林道の下り口は今回の方が足元、手元がしっかりしており下りやすかった。今回は10mの簡易ザイルを持ち込んでいたので、大概の状態でも問題はなかった。

チラチラ積雪のある林道を歩きゲートまで行き、後はいつものように北西尾根を駆け下りた。350m地点への下部のシダ類の群生してるところは三日前に刈り込んでくれたそうで歩き安く明るく変貌していた。
川合の林道に下り車に戻ると、車体の下の水溜まりにはヒキガエル、ヒキガエル、ヒキガエルの軍団。石かと思えば、重なり合ったヒキガエルの群れだ。水の中には黒い卵のおびただしい帯び帯び。繁った草むらの中でも動いてるようだし、一体どれだけいるのだ。
と、まあタイヤで引かないよう気をつけながら空き地を後にした。
次回の課題は西尾根ということになった。

  上写真、山頂より南ア聖と縦走時には苦痛の三山


10:15 4号橋から登りだす
11:24 南西尾根鞍部に出る
11:54 直登尾根分岐
12:10 鉄塔
12:20 山頂
13:00 鉄塔  13:10
13:32 すずかた林道に下りる
13:48 北西馬の背岩
14:32 350m林道地点


2006年4月12日(水)明神山 単独 曇 風無し 
砥沢4号橋より西尾根を登り林道経由北西尾根下山

二回雨で流れ、一月ぶりの登山。未明まで雷を伴う暴風雨。

朝方から雨がやんでるので出発。障子岩岩脈小屋前に着。軽食。当然私だけ。
4号橋から樹林帯に入り、前回の分岐点から尾根の急登に取付く。中4週間はハンデだ。身体がリズムに乗れない。
古いテープに導かれながら踏み跡を尾根に沿って急登する。20分位の急登で岩石帯に出る。一塊の岩石帯でなく、とこどころに空洞になった岩溝が続く。
暗い穴から冷たい風がふいてくる。両横が切れ落ちたナイフエッジも緊張するけど、こういう岩穴は落ちたら出れそうもない、と思うと陰気で不安になる。
昨日の雨で滑りやすい岩塊を横切ったり、胯いだり、よじ登ったりを繰り返しながらも先人のかすれた赤いペンキに導かれて薄暗い樹林帯を急登する。
時々アカヤシオが現れ季節の到来を感じた。
縦に割れた岩石帯が終ると馬の背岩のようなとこを登り、やがて岩尾根状で踏み跡の不鮮明な急登を続ける。
左手に北西尾根が見えるようになった頃、正面に衝立のような岩壁が尾根を封鎖した。薄暗くて判りにくいが捜すと、岩壁を右に巻くように踏み跡がついている。
うっかり分岐に印をつけるのを忘れてしまった。この先も最初の尾根のピークまで不鮮明だけど尾根上を急登していけば(よじ登るような感じだけど)良い。
ピークを過ぎると暫くだらだらと尾根歩きが続き、再度急登が始まる。
何となく林道が近い雰囲気はするけどなかなか届かない。
北西尾根が目線より下に見え、更なるピークを目指して急登し上方が明るくなると750mP辺りを越えて林道が見え足元に小屋の屋根が現れる。朽ちた小屋の真裏に降り立つ。
小憩し少考したけど天気は変化ないし、携帯機器ににノイズが入るのが不安なので速攻で下りることにした。林道を歩き、北西尾根をいつものように駆け下りた。

中4週間あったけど北西尾根もアカヤシオが所々に芽を吹き出しており、いよいよ花の季節が始まった。
去年今頃行った藤原岳は福寿草が咲き乱れていたし、4月末には岩岳ではアカヤシオが山を赤く染めていた。さあ、次回は再度岩岳に行って見ようかな

10:28 4号橋取付
11:28 最初の尾根ピーク
11:48 林道に出る 11:55
12:48 6号橋下山完了
13:28 小屋前撤収


2006年4月19日(水)明神山 1016m 単独 曇一時雨 風無
栃ノ木沢より直登尾根を登り、下山後南西尾根を520m尾根上まで往復

天気は今一だっけけど、明神山へ。
久しぶりに直登尾根を登ってみた。鉄塔前には点検用の軌道車が登ってきており初見。

今日のは4人のりの屋根つきのものだった。山間工事現場にある無味乾燥なものより上品だった。
たまたま山頂は中学生の遠足で満員。その他グループも多々おりこの不安定な天気の割には多かった。山が色ずいたのが原因かな?
雨が降りだしたので早々下山。下山したけど物足りなかったので南西尾根を再度登り直し520mの尾根上まで出て折り返した。
乳岩からはゴッタゴッタだけどこっちは一人に行合うだけの静かな登高路だった。
静かはいい。

10:28 駐車場出
11:48 南西尾根分岐
12:03 鉄塔
12:15 山頂
12:33 鉄塔出
13:39 下山完了
14:14 南西尾根520m尾根出合 14:18
14:28 下山完了


尚、本年山行のGPSログとマップはカシミールで表示しています

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