第151回 社楽の会報告    第150回へ   第152回へ
                                           報告者  土 井
2001年6月7日(木)布袋北学供にて,第151回社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(大口町教委),奥村先生(江南市ことばの教室),高橋先生(木東小),斉木先生(江北中),栗林先生(木西小),尾関先生(江北中),大島先生(犬東中)の7名でした。
 奈良県桜井市の勝山古墳から出土し、伐採が西暦210年前後と判明したヒノキ板材のニュースは大きな衝撃でした。邪馬台国論争決着なるか?注目したいですね。

☆ 土井より、5月29日(火)愛知教育大学附属名古屋小学校で行われた研究発表の様子を報告しました。
 研究テーマは、「成長と学びを支える教育課程をめざして(第二年次)
    ○ 子どもの姿を見つめながら行う教育課程の改善−道徳教育の充実を中心に−
    ○ 教科指導の充実を通して行う教育課程の改善 」 
  詳細は附属名古屋小学校HPで。

● 書籍紹介
 『イラストで見る 楽しい「指導」入門』家本芳郎(高文研)\1,400+税
  指導の基本がイラスト付きでまとめられています。

 『中学生を救う30の方法』寺脇 研(講談社)\1,500+税
すべての中学生と,親と教師のために文部省生涯学習振興課長(当時)・寺脇研氏がこんなことを書きました。
偏差値優先,ブランド志向の高校選びは即刻中止しよう!
クール&ロジカル作戦で茶髪の子どもに語りかけよう!
マンガを読めばいじめはなくなる!
大人たちよ,子どもに愛情を「情報公開」せよ!
教師たちよ,「忙しいから・・・・」なんて絶対口にするな! (帯の言葉より)
  文部科学省の人がここまで言って良いのか,といいたいほど痛快です。
 「おもしろい授業をすれば中学生はついてくる」その通りだと思います。すべての教師が,おもしろい授業ができるようになればと思います。
 そのためには,おもしろい授業ができる人が,全国の教員養成大学の先生になるべきだと思うのですがいかがでしょうか?

 『やってみようおもしろ実験』科学教育研究会・毎日小学生新聞(合同出版)
 『つくってナットクもののしくみ』科学教育研究会・毎日小学生新聞(合同出版)
 『総合学習ヒント集 ゲームでso GO!』東 正樹(大蔵省印刷局)

● 便利Webページ
(1)「さざなみ国語教室」 http://www.biwa.ne.jp/~tottoko/ 
 「さざなみ国語教室」は滋賀県内の小学校に勤務する教師の国語研究サークルのページ。
 3月号には以下の論文などが掲載されています。
 ■「読書交流会で育てる『伝え合う力』」   池嵜繁伸
 ■「○○本が完成」   北島雅晴
 ■「いっぱい考えられた」を積み上げる   岡嶋大輔
 ■「お話宅配便」   好光幹雄
 ◆「ディベートの概要」ディベート(2)   伊庭郁夫

(2)CRN http://www.crn.or.jp/ 
:イギリス 多様な教育と子どもたち(2) 学外施設訪問を通じた教育活動
http://www.crn.or.jp/LIBRARY/GB/02.HTM 

(3)booknet  http://www.booknet.co.jp/ 
全国の書店、図書館、出版社、取次、出版関連団体、作家のサイトの一覧など。

(4)経済産業省:新市場・雇用創出に向けた重点プラン
http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0001574/ 
 平沼経済産業大臣による15の提案。

(5)Uta-Net  http://www.uta-net.com/ 
 日本の歌の曲名、歌手名、作詞者名、歌い出しで調べられる歌詞検索システム。データ量は1万6000曲。これはすごい!

(6)ゴミ問題に関するサイト
 5月30日は「ゴミゼロの日」。いきなりゴミゼロは難しいかもしれませんが、少しずつ、身近なところから、環境のことを考えた習慣づくりをしていけるといいですね。ゴミ問題サイトを集めてみました。
優太のページ
http://www.ryucom.ne.jp/users/kuru2/ 
 小6の男の子が、ゴミの減量等、環境問題について様々な考察を紹介。
くるくるリサイクル
http://www.ryucom.ne.jp/users/kuru2/   
 沖縄県の小学校で実施されている環境教育の一環としての「買い物ゲーム」等、
 ゴミ、リサイクル、環境問題に関する情報提供ページ。
ゴミ教室
http://www.wit.pref.chiba.jp/STUDY/class/index.htm 
 子どもにもわかりやすく解説されたゴミ問題のお話。
マダムYの憂鬱
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/mika0630/main.html 
 エコライターを目指す主婦のページ。現実的なゴミ問題の考察がおもしろい。
はらっぱクラブ
http://homepage2.nifty.com/mdtk/kiki/ 
 ベランダでできる循環型生ゴミ堆肥の作り方が紹介されている。
地球となかよ
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shushu/ 
 ゴミを減らす買物の仕方、紙の節約方法等、今すぐ実践できるヒントがたくさん。
イーフ21の会
http://www.oct.zaq.ne.jp/eff21/ 
 生ゴミを減らすためのリサイクル料理のレシピが紹介されている。

(7)古墳に関するサイト
 古墳関係のサイトを集めてみました。特に明日香村のキトラ古墳に注目しました。キトラ古墳の石室内には、世界最古と言われる天文図が描かれています。古墳も星空と同
じで、ロマンがありますよね。はるか古代に思いを馳せてみましょう。

いいまちHistory−たのしい考古学
http://www.wnn.or.jp/wnn-history/index2.html   
 子ども向けの考古学入門。科学的な話がわかりやすく解説されている。
小学生のためのこふんなぜなに教室
http://mediajoy.com/chikatsu/cs/index.html 
 小学生向けだけれどもとにかく詳しい。古墳に関する知識の宝庫。
古墳のお部屋
http://member.nifty.ne.jp/kofun/ 
 全国の古墳データと内外部の写真が見られる。
全国の古墳巡り
http://narayamatoji.tripod.co.jp/
 こちらも全国の古墳データと写真を現在154基掲載。
デジタル古墳百科
http://www.city.sakai.osaka.jp/kofun/index.html 
 堺市内を中心に様々な古墳が紹介されている。大きさ比較のコーナーも。
明日香村ホームページ
http://www.sikasenbey.or.jp/asuka/ 
 古墳の宝庫、奈良県明日香村の公式サイト。「キトラ発掘情報」のコーナーでは
 キトラ古墳関係の詳しい資料が見られる。
キトラ古墳の話
http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/~kazu/kitora/kitora.html 
 キトラ古墳に関する情報を端的にまとめてくれている。
キトラ古墳の星宿図http://www.city.yokohama.jp/yhspot/ysc/izumo/kitora.html 
 横浜こども科学館の「天文民俗学のページ」の1コーナー。

(8)Data Powers of Ten
http://www.ccsf.caltech.edu/~roy/dataquan/ 
「データ量」というものがどんなものか、0.1バイトから順に見せてくれます。(英語)

(9)金融広報中央委員会 http://www.saveinfo.or.jp/
中学生のためのマネー入門
http://www.saveinfo.or.jp/child/tyugaku/tyuga100.html 
大人が読んでもためになります。

(10)小泉内閣メールマガジン創刊準備号掲載      首相官邸
  所信表明演説で発行を公にした「小泉内閣メールマガジン」の創刊準備号
 が掲載された。配信は無料。申込登録受付は6月9日から。
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2001/05/jyunbi.html 

(11)TOSSと小学校での授業実践
  TOSSとは、教育技術法則運動のこと。小学校の「総合的な学習の時間」で
 国際交流を目的とした英語の授業実践が提案されている。
   http://www.biwa.ne.jp/~yatchan/index-j.htm 

(12)少子化特集
http://www.worldtimes.co.jp/special/syo/main.html 
 前回に加え,イタリア,ドイツ,アメリカ,ロシア,シンガポール,などが加わりました。かなり深い内容です。

(13)小学校教師のための漢字指導アイデア集
 http://homepage2.nifty.com/mogmog/ 
学年別漢字分類表や漢字道ミニ知識、漢字ゲーム、漢字指導Q&Aなど。

(14)厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/ 
:平成11年度 全国家庭児童調査結果の概要
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0105/h0531-3.html 
養育上の問題点、子ども部屋や会話時間の状況、クラブ活動や塾等の状況など。

(15)日本銀行 http://www.boj.or.jp/ 
:「決済の原理」 決済についての入門講義
http://www.boj.or.jp/set/kg/kgindex_f.htm 
京都大学での講義内容ですが、非常にわかりやすく書かれています。高校生に
もおすすめ。

● 教育関係情報
(1)EduMailより)))……………………………………………………………………………………
 【採用】鹿児島県が教員試験で全員にパソコン実技
………………………………………………………………………………………((((((News
 鹿児島県教委は、来春採用する公立校教員の試験要項を発表した。小中高と養護教諭を合計337人採用する計画で、今年から2次試験で受験者全員にパソコン実技を課す。

 1次試験は、一般教養や専門教科の筆記試験の他、昨年から導入した集団面接などを実施する。2次試験では、全員がパソコン実技の試験に臨む。昨年までは、養護教諭や高校の国語、英語、芸術などの受験者には課されていなかったが、学校現場の全教科で活用されるようになったため要項を変更した。

(2)「うさぎを食べる」−国際理解教育の試行−
 今年は,「うさぎを食べる」ことからという題で国際理解教育・異文化理解教育について,私見を述べさせてもらいました。以前,このMLで話題になった「うさぎを食べる」のやり取りをちょっと文にまとめてみました。メールの内容を引用させていただきましたのでご了承ください。

こんな言葉遊びがありますね。
とうふ→□→○→はねる(1白い  2うさぎ  3食べる)
□,○には何が入りますか?これから発展させました。
下のURLに文を載せましたので,よろしければ御一読を。
http://www.bekkoame.ne.jp/i/satotaka/spain/usagi/PAGE001.HTM 

(3)ゆとりのなかで充実した学習を
 13年度2学期制導入校(仙台市)
****************************************
 2学期制の導入を試行している仙台市ではこのほど、小学校25校、中学校16校の13年度実施校をHP上で公表した。2学期制は、1学期と2学期の区切りを10月初旬ころに設けているもので、これまでより長い学期を採用することで、繰り返し学習や、作業的・体験的な活動、問題解決的な学習や自分の興味・関心等に応じた学習に、じっくりと創意工夫をしながら取り組めるようにすることをねらいとしている。

参照:小中学校の2学期制について【仙台市】
http://www.city.sendai.jp/Section/Kyouiku/G-kyouiku/2gakkisei/index.html 

(3) ◆《教育改革3法案審議入り》今国会中の成立をめざす◆

 出席停止要件の明確化や奉仕活動の導入を盛り込んだ「学校教育法改正案」、指導力不足教員の配置換え等を盛り込んだ「地方教育行政組織・運営法改正案」、そして家庭教育の充実をはかる「社会教育法改正案」の教育改革3法案が、29日、衆議院で審議入りした。政府・与党は今国会中の成立を望んでいるが、会期末まで残り1ヶ月しかなく、成立は微妙なところ。               (5/29)
<参考記事>
http://www.gks.co.jp/y_2001/main/news/news0101/01012501.html 
http://www.gks.co.jp/y_2001/main/news/news0102/01022603.html 

(4)ネット入試の登録に16人(石川)
 北陸先端科学技術大学院大学(辰口町、示村悦二郎学長)が今年度から国立大として初めて導入するインターネット入試の出願に必要な登録の受け付けが、このほど締め切られた。
《全文はこちら》 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/05/20010601wm08.htm 

(5)多摩市が二〇〇三年度から学校選択制(東京)
 多摩市教委は、市立の全小中学校から行きたい学校を選べる「学校選択制」を二〇〇三年度から導入する方針を固めた。運用上の課題について、学識経験者ら九人で作る市学区調査研究協議会(竹田英生会長)に諮問中で、七月末に答申を受けた後、正式決定する。
《全文はこちら》 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/06/20010601wm09.htm 

(6)少人数教育が好評/千葉県浦安市
 市独自で昨年度少人数教育を推進してきた千葉県浦安市が1年間の成果をアンケートしたところ、小学生の約8割、中学生の約5割が「授業が分かりやすくなり、楽しくなった」と答えていることが分かった。
 浦安市は昨年4月、1年契約の「少人数教育推進教員」を60人採用し、市内の小学校13校、中学校7校に複数人ずつ配置した。アンケートは2〜3月にかけ、小学生629人、中学生604人の計1233人と保護者、教員らを対象に行った。
 小学生への調査では、少人数教育推進教員という新しい先生が入ったことで、「授業が分かりやすくなったり、楽しくなったりしたか」の質問に、「そう思う」が45・7%、「少し思う」32・9%で、約8割が少人数教育を評価していた。中学生は「そう思う」が25・2%、「少し思う」29%で、半数以上が歓迎した。
 一方、教員133人(小学校91人、中学校42人)への調査でも、児童・生徒の学習意欲の向上につながったとする考えが、小学校、中学校ともそれぞれ約9割に達し、評価されていた。

● メルマガ紹介  おすすめです!
〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*
        ネットワーク『地球村』のメールマガジン
 え こ め ー る ”ONE”  (Vol.2 〜無くてはならないもの〜 ) 
           2001.5.31 857部発行 (月1回以上発行予定)
〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*〜.*
http://www.chikyumura.org/office.html ここから入ることができます。

 社会科副読本特集
社会科副読本が転機を迎えています。
  学び方を教え、意欲を高め、自ら見つけた課題を児童・生徒に主体的に調べさせるのがこれからの学習であるならば、副読本はどうあるべきなのか、これから考えると、副読本は次のように考えることが出来ます。
  ・ 読み、作業をする中で、学び方が身に付くもの
  ・ 次の課題につながるような問いのある内容    
  ・ 答えを出しすぎないで、子どもが調べる余地を残した内容
  ・ 手に入りにくい重要資料を公開する。

 全国には次のような例があります。

社会科副読本 私たちの大潟村 http://www.ogata.or.jp/ac/ogatam/mokuzi/mokuzi.htm 
  Web上の副読本です。 
のびゆく川内市 http://www.sendai-kgs.ed.jp/shiryo/nobiyuku/ 
  これもWeb上の副読本。量もかなりあります。

わたしたちの那覇市 http://www.nahaken-okn.ed.jp/naha/index.html
  副読本のWeb上の資料集。作りはプロです。
  共有データの形で写真も公開しています http://www.nahaken-okn.ed.jp/data/index.html

副読本について、独自の考えをまとめたサイトもあります。
  
新しい社会科地域読本   
    三重県御薗村立御薗小学校  森 茂久先生 
http://www3.ocn.ne.jp/~shirimo/sub1.htm 
 新学習指導要領にそくした、新しい社会科副読本の形を考えています。
 このほか、12号の副読本通信を出し、具体的な章立てなどを紹介しています。副読本をつくる方法も変わってきました。

● 青少年って何歳?
各種の法令により異なる青少年の呼称、年齢区分の一覧を別紙で紹介しました。
出典は『平成12年度 愛知県青少年対策の概要』(愛知県青少年対策本部)
 参考として、「青少年対策の推進体制」
を紹介しました。 

☆ 奥村先生より、ことばの教室だより第6号、第7号を紹介していただきました。
 第6号は、昭和病院言語療法室
 第7号では、犬山市の市民大学講座 文部科学省大臣官房審議官・寺脇研氏の講演が紹介されています。

● 奥村家の太陽光発電の様子を報告していただきました。奥村家では,環境にやさしい新しいエネルギー・太陽光発電システムを自宅に設置しました。昭和シェル石油が住宅用太陽光発電システムとして売りだしているものです。
 天候が良く,発電量が使用量を上回ると,電力会社に売電することができます。
 実際に,電気使用量を見せてもらったところ,1ヶ月で51kwh買電していました。また,前年より電気使用量も160kwhほど減少しているため,実際には太陽光で200kwhほど発電していることになります。
 奥村家では,できるだけ節電して,売電量が増えることを楽しみにしているそうです。節電意識という,副次的な効果も期待できますね。
 太陽電池は,今後ますます変換効率は高まることが期待されます。クリーンなエネルギーとして広く普及することを望みたいですね。
昭和シェル石油 http://www.showa-shell.co.jp/ir/ir01/ir0108.html

● 中日新聞の記事「三河の技術者たちが福祉工房」を紹介していただきました。(2000.1.26)
 「福祉工房あいち」は,それぞれの障害の程度や状態に合わせた器具を作っているグループです。例えば片手でも洗濯物を挟める洗濯ばさみ,指の不自由な人でも箸を持てるようにする器具などです。直接本人と会ってから,アイデアを出し,分担して製作します。加工賃はとらないで,材料や交通費だけを注文者が負担します。
 代表は,加藤源重さん,0564-82-4004

☆ 高橋先生より,現職教育通信 東風 を紹介していただきました。まず,「現職教育通信」というのが新鮮です。
 木東小では,個人テーマを研究し,授業公開を中心に進めていくそうです。

● 野外学習 

☆ 大島先生

☆ 尾関先生

修学旅行 価値のあるところを入れようと取り組む
宇宙センター、国会、
見学地を選んだグループごとに社会科の時間に調べ学習
ウェビング
ポイント から枝分かれ 
事前学習のまとめ 
3年生では、さらに


2万5千分の1の地形図 建設省国土地理院
国土地理院のしごと 
ミラクルマップ 財団法人 日本地図センター 〒153 東京都目黒区青葉台4-9-6
  TEL 03-3485-5411
「測量豆事典」社団法人 日本測量協会 測量技術センター


      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp