第152回 社楽の会報告    第151回へ   第153回へ   社楽の会へ
                                           報告者  土 井
2001年6月21日(木)布袋北学供にて,第152回社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(大口町教委),岩井先生(大口北小),高橋先生(木東小)、奥村先生(江南市ことばの教室)、川井先生(犬南小)、尾関先生(江北中)、勝村先生(犬山中)の7名でした。

☆ 土井より新しい高校入試の問題 その2 を提案しました。
  入試問題は大きく変わりつつあります。今春の全国都道府県で行われた問題から、今回は地理・公民をピックアップしました。
  これらに見られる、思考・判断を重視する問題の工夫は大変参考になります。知識暗記型の授業だけやっていては解けないものも数多くあります。さらに、これらの問題に、学習塾が積極的に対応していることも忘れてはなりません。学習塾では、問題をしっかりと研究して、対策を練っているのです。これでは、学校現場と学習塾の差は開くばかりです。
 現場でも、入試問題の研究を! 問題の内容等はここ  その1はここ

● 租税教育CD-ROM&ビデオ「みんなの税金って う〜む そうなんだ!!」
 小学生高学年向きのCD−ROM、ビデオができました。各市町の財政規模、自主財源の比率がわかります。
小牧市、春日井市、犬山市、岩倉市、江南市、大口町、扶桑町 それぞれ別に編集してるところが優れもの。それぞれ紹介します。
 制作は 小牧法人会 〒485-0041 小牧市小牧五丁目253番地
小牧商工会議所会館5階 TEL 0568-72-9726
FAX 0568-73-4263

● Web紹介
(1)楽譜検索
http://www.gakufu.ne.jp/cgi-bin/GoToGakufuNet?10058 
吹奏楽はもちろん、ピアノ、バイオリン、その他楽譜、音楽書籍の検索エンジン

(2)構想日本 
「地域の学習支援ネットワーク」作りを提案。事例発掘ナビゲーションへどうぞ!
http://www.kosonippon.org/prj/edu/ 

(3)もりの小学校
学習ゲーム(Javaアプレット)が200本!ここへくれば、だれでも学習できる。
http://www.iida.co.jp/nogami/default.htm 

(4)よみうり博士のアイディアノート総合学習版
 新聞記事とインターネットを使って、調べ学習を。
http://www5.yomiuri.co.jp/nie/note/ 

(5)歴史ネットワーク
その時代の人物、装束や食べ物、風習ほかの紹介。詳しいので中高生向き?
http://member.nifty.ne.jp/jhforum/   

(6)デジタル植物園
京都府立植物園で収集栽培されている約1万2000種から月ごとに植物を紹介。検索も。
 http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/96plant/new.plant.html 

(7)インターネット資料館
「都道府県を覚えよう」「九九を覚えよう」「漢字を覚えよう」ほか 
http://www.people.or.jp/~okkuu/gakusyuu.htm 

(8)データ館/指導案・年間指導計画
平成14年度版の小学校国語・生活、中学校国語の年間指導計画が追加されました。ダウンロードできますので、14年度へ向けた年間指導計画作りに便利。他教科も順次アップする予定。
http://www.mitsumura-tosho.co.jp/Frames.asp?TargetPage=Data/download/index.asp&ImgTarget=2 

(9)特集■地球温暖化に関するサイト■
 二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスがないと、生物は地球上で生きてゆけません。けれども現在、人工的な理由による温室効果ガスの増加が、地球温暖化を招き問題となっています。今回は地球温暖化の問題を取り上げてみました。

京都府ホームページ 地球温暖化
http://www.pref.kyoto.jp/intro/21cent/kankyo/globe_prob/earthwarm/index.html 
 地球温暖化の影響等がイラストをまじえシンプルに解説されている。

地球温暖化防止情報   http://www.wnn.or.jp/wnn-eco/cop3/index.html 
 こちらもイラストをまじえ、地球温暖化に関する基礎情報を提供。

地球温暖化クイズ   http://www.eic.or.jp/quiz/ 
 入門コースから卒業試験コースまで。どこまで進めるかな?

地球温暖化とCOP3に関する疑問   http://www.meti.go.jp/topic-j/e979241j.html 
 経済産業省のページ。地球温暖化防止京都会議にまつわる疑問をQ&Aで紹介。

全国地球温暖化防止活動推進センター    http://www.jccca.org/cop6/index.html 
 地球温暖化情報データベースや温暖化防止に関わる国内外の動き等。

インターネット版エコライフチェック    http://www.jca.ax.apc.org/~kikonet/ecolife/ 
 家庭でかんたんにできる省エネ方法、CO2の排出量チェック等。

CASA総合学習教材 地球温暖化   http://www.netplus.ne.jp/casa/ee/kyozai/index.htm 
 環境NGOが作成、販売している小学校高学年、中・高向けの教材案内。  以上の特集は現代教育新聞ニュースより

(10)Global EduNET http://www.alc.co.jp/com/edunet/ 
:「総合的な学習の時間」実践事例〈小学校の英語教育〉英語の絵本を使ったカリキュラムの作り方
http://www.alc.co.jp/edunet/kids/kids2001/kids63.html 

(11)Global EduNET http://www.alc.co.jp/com/edunet/ 
:「総合的な学習の時間」をどう読むか 第21回 起業家教育への期待
http://www.alc.co.jp/edunet/i_study_clm/i_study_clm2001/i_study_clm63.html 
総合的学習でも起業家教育を。藤川先生の論文

(12)中学生のための地域調査入門   http://www2u.biglobe.ne.jp/~kouda/  おすすめ!
テーマの決め方、アポの取り方やマナー、レポートのまとめ方など充実した内容。

(13)ニセ首相官邸:首相公選制度について  http://www.t3.rim.or.jp/~s-muraka/kantei/kantei47.html 
ナイスバトル。この作者はとても詳しく賢い!とにかくおもしろい。

(14)人工知能学会:What's AI   http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jsai/whatsai/ 
「人工知能って何?」というサイト。

(15)東書Eネット http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/ 
「小学校英語会話」に関するアンケート集計結果
http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/english-el/ten00776/ten00776.htm  対象学年、頻度、形態など。

(16)省エネルギーセンター http://www.eccj.or.jp/
これならできる! あなたの家族にぴったりの省エネルギー行動メニュー
http://www.eccj.or.jp/pamphlet/nacs/00/index.html   家族構成や性格別でのオススメメニュー。

(17)「生徒会」のHP  http://www2.to/seito/  
「生徒会について考えるHP運営中。生徒会活動は民主主義教育の要。生徒会の活性化が急務。生徒会について考えてみませんか」

(18)首相官邸 http://www.kantei.go.jp/
仕事と子育ての両立支援策について 平成13年6月19日 男女共同参画会議
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/danjyo/0619danjyo.html 

(19)HandSpeak: A Sign Language Dictionary Online  http://www.handspeak.com/ 
英語の手話です。gifアニメでわかりやすいですね。(英語)日本にもこんなサイトあるのかな?

● 講演会紹介  −地球環境セミナー− 美しい地球を子どもたちに
 テーマ「地球は、今・・・」
大切な事だから あなたに知ってほしい。
ゴミ、ダイオキシン、環境ホルモンなど身近な環境から生き方の発見まで、地球環境の第一人者 高木善之 氏を招き、環境汚染や環境破壊の現状とその根本原因、そして「私たちに何ができるか」をわかりやすく話していただきます。私たちの未来、子どもたちの未来をともに考えてみませんか。いっしょに考えてみませんか。

  講師 ネットワーク゜「地球村」代表 高木 善之
プロフィール
「美しい地球を子どもたちに」と呼びかけ、地球環境の現状を伝えると共に、現状の大量消費の社会から環境調和への転換を提唱。1970年大阪大学卒業。国連地球サミットなど国際会議に出席。グリーンコンシューマーのためのネットワーク『地球村』(会員70,000名)の代表。著書は「地球村宣言」、「オーケストラ指揮法」、「転生と地球」など多数。

 次回の講演は
日時 2001年7月15日(日) 開場12:30 開演13:00〜16:00
場所 東海テレビ・テレピアホール 定員500名
参加費 前売1,200円(当日 1,500) @託児 要予約
主催 ネットワーク『地球村』名古屋
お問い合わせ 今井 光代 090−4867−0486
ネットワーク地球村HP http://www.chikyumura.org/ 
ネットワーク地球村名古屋HP http:/www.toukai-chikyumura.wall.to/     
後援 名古屋市 名古屋市教育委員会、春日井市教育委員会

● 開かれた学校と危機管理
  今回の大阪の事件では、安全管理・危機下管理が大きな話題になっています。しかし、最も危惧すべきことは、これまですすめられてきた開かれた学校路線が衰退してしまうことです。関係の記事のごく一部を紹介します。

◆文部科学省 http://www.mext.go.jp/
大阪教育大学附属小学校事件に関する文部科学大臣談話
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/13/06/010699.htm 
文部科学大臣緊急アピール
<保護者向> http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/13/06/010697.htm 
<教育委員会向> http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/13/06/010698.htm 

◆ 危機管理の実例       レポート  つちやみちこ
 ボランティアが盛んな国アメリカ。ここには保護者参加型のボランティアが多種多様にある。
 その中のひとつが「ヤードデゥーティ」だ。
 この仕事は休み時間とお昼の時間に学校へいき、子どもたちの間に入りながら見守る。問題があれば対処する。たとえば、ランチの後、落ちているごみを拾わせる、諍いには必要なら間に入る、転んでひざをすりむき半べその子どもの世話など色々だ。
 カリファル二ア州サンノゼのカソリック管轄地区では、各学校の人数にもよるが、最低2人の先生が常に子どもたちを見守らなくてはならないことになっている。その上に保護者の存在が学校を安全な場所にしている。例えば、St. Nicholasスクール。生徒数が280人、休み時間やランチのボランティアの保護者は8人だ。
 その他、多くの公立校では、道路を渡るときに、オレンジのベストを着たcrossing guardの存在がある。年配のおじいさんやおばさんの他、高学年の生徒がガードにあたるほか、忘れてはならないのが、生徒たち参加型の問題解決や、間違った行為をモニターするシステムがある。これも親の見守る下で、休み時間やランチの時間に生徒たちが、校庭や学校内で起きる問題を解決している。
 しかし、これらは学校内のトラブル解決には一役買っているが、外部から不意に侵入してくる不審者への対応はまだ不十分だ。常識を超えたものへの対応は、アメリカでも試行錯誤の段階だ。多くの学校では警備員を雇っている。スクールポリスが派遣されているところもある。金属探知機もある高校はもはや珍しいことではない。
 世界の美しさを子どもたちが経験する前に、安全対策をより強化し、世界は暴力と理不尽さで満ちていると子どもたちが感じることはどうか…アメリカでも模索は続いている。

この事件を受けて各地区で取られた対策は?
 http://www.gks.co.jp/y_2001/s-data/ziken/01061401.html 
参照:附属池田小学校殺傷事件に係る対応について【大阪府】
http://www2.opas.gr.jp/data/osakafu/116100/20010612_1.htm 

◆EduMail)))より引用します
………………………………………………………………………………………
 【レポート】大阪小学校乱入事件で見直される学校の防犯体制
          「開かれた学校」対応に苦慮

……………………………………………………………………………………(((Selection
 大阪教育大付属池田小の乱入殺傷事件を受け、防犯体制の強化に乗り出す学校が全国で相次いでいる。校門の閉鎖にとどまらず、教職員に防犯ブザーを持たせたり、ボランティアグループが周辺を巡回するところも出ている。一方、「開かれた学校」との兼ね合いで対応に悩む学校もある。

 ◇防犯ブザーを鳴らせ
 「ブザーが鳴ったら子供は反対の方向へ逃げ、教職員は音の鳴る方に集まろう」。仙台市青葉区の市立東二番丁小は、1階の4クラスの担任に防犯ブザーを持たせ、そう申し合わせた。菊地修治教頭は「『開かれた学校』のままで、常識の通用しない事態にどう対応するか。考えあぐねた末の結論だ」と話し、催涙スプレーの購入も検討している。
 また、高知市の国立高知大教育学部付属小は、教職員が校内で不審者を見つけたら、火災報知機を押すことを決めた。

 ◇モニターで不審者チェック
 外部からの侵入を厳重に警戒する学校は多い。京都市教委は、市立小中学校と養護学校の計266校の校門に防犯カメラと感知センサー、職員室にモニターテレビの設置を決めた。

 正門を出入りする人に反応してブザーが鳴り、職員室で不審者かどうかを確認する。設置費は1校当たり約50万円で、総事業費は計1億4000万円。桝本頼兼市長は「(99年12月に児童が殺害された)日野小事件を経験した京都市として、悲劇を繰り返さない決意」と語った。

 ◇ボランティアが巡回も
 兵庫県宝塚市では、阪神大震災の時に結成された市民ボランティア団体が自主的に市内の小学校周辺をパトロールしている。甲府市の国立山梨大付属小は18日から、PTA役員が2人1組になって午前中の児童の休み時間に校内を巡回する。

 鹿児島市の市立中郡小は事件直後から低学年を対象に集団下校を始めた。「当分の間、担任が付き添う」という。埼玉県川口市では休み時間に近くの河川敷で児童が遊ぶのをやめさせた。

 国立東京学芸大付属大泉小は、夜間だけだった警備員を昼間にも配置した。福岡市南区の市立小学校は不審者の侵入を想定した避難訓練を警察と連携し行った。

 ◇校門を閉める?閉めない?
 奈良市教委は市立小、中、高校と幼稚園に、校門の閉鎖や来校者へのリボンやネームプレートの配布などを検討するよう通知した。この他、低学年の児童が出入りする玄関と1階ベランダを終日施錠する(甲府市)▽保護者、出入り業者、一般などを色分けした名札を作り、校内で着けさせる(千葉市)――などの対策を取る学校も出始めた。

 一方、広島市中区の市立中島小学校は、校門の前に防球ネットを3基並べた。不審者への心理的な効果を狙った措置だが、校門を閉め切る予定はない。松村静海校長は「学校、地域、家庭で子どもを育てるという開かれた学校づくりを尊重したい」と言う。

● 教育関係
(1)新教科書の調査内容資料公表(東京都)
 東京都教委は6月14日、平成14年度から小、中学校で使用される教科書採択の参考資料して全教科書の調査結果を公表した。研究資料は、各教科書の違いが簡潔・明瞭にわかるものとなるよう配慮、(1)内容、(2)構成・分量、(3)表記・表現及び使用上の便宜の3項目から分析している。
参照:小・中学校用教科書調査研究資料について【東京都】
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/PRESS/pr614kyo.htm 

(2)奉仕活動導入など教育改革3法案が可決(衆議院)
 奉仕活動実施などを盛り込んだ教育改革関連3法案が6月13日、衆院文部科学委員会で、一部修正上で採決、可決された。同法案は14日には衆議院本会議で採決され、参議院の審議を経て今月中には成立する見通しとなった。関連法案では、全教科に対象の飛び入学制度導入で、政府案の短大や専門学校を含むとしていたが、「大学院併設の四年制大学に限定」と修正された。
参考:6月13日文部科学委員会 【衆議院】http://www.shugiintv.go.jp/ref.cfm?deli_id=13847 

(3)開かれた学校への取り組み提言(大阪府)
 府教委はこのほど、今年3月にまとめた地域住民の学校運営参画の在り方に関する調査研究「学校の自主性・自律性の確立と開かれた学校づくり」をホームページに掲載した。同調査研究では、府立学校における「学校協議会」の設置・運営の基本的な考え方や、実例から見た学校協議会について掲載、府立学校のほか府内の公立小中学校の実践例も紹介している。

参照:学校の自主性・自律性の確立と開かれた学校づくり【大阪府】
http://www.pref.osaka.jp/kyoisomu/kyogikai/hyousi.htm 

● 生徒にとって国際交流って具体的にどういったこと?
   以前より国際交流の実践をすすめている 影戸 誠先生(愛知県立若宮商業高校教諭)のレポートを紹介しました。
 国際交流のいろいろな手法がわかります。
 詳しい内容は http://www.seiryo.ed.jp/kageto/

● 各種会の報告
(1)『上條晴夫の話し方教室』参加報告
別紙で紹介しました。土井が参加したわけではありませんが・・・・
授業づくりネットワーク21  第78号より引用しました。バックナンバーで紹介されると思います。
http://www2.synapse.ne.jp/mm21/
 
(2)「東海スクールネット研究会例会&総会」の報告
http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/enetap/tenmail/ten-mail010/mail010-14.htm 

(3)リリオの会
別紙と口頭で報告しました。
HPはここ
 
会の中で,子ども長期自然体験村の紹介がありました。わざわざ,長野県上伊那郡高遠町からおこしいただき,説明を聞きました。
今年は,7月31日から8月15日まで,小学3年生から中学生まで40名募集します。
申し込み,問い合わせは,自然学校「ふる里 あったかとう」TEL 0265-94-2428 FAX 0265-94-2428

(4)江南市立宮田小学校 教育講演会
 講師 岡田 康孝 氏(ブラザー印刷 梶@会長)
  資料 脳力開発・人間行動学
岡田さんのエッセイをみつけました。
http://www.iwazutenjin.or.jp/essay/essay4.html#essay2

● AHI資料より
「やっぱり私たちの台湾!」アジアの子どもbR2
   アジア保健研修所(AHI)ニュース186号

● 再びおすすめMM「教育実践ノート」を紹介
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 メールマガジン 2001年 7 月号  2001. 7 .19 
  教育実践ノート  168号     発行 家本 芳郎
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  ここでは目次だけ紹介します。ぜひ購読してください。
http://www07.u-page.so-net.ne.jp/pg7/iemoto/  

 ★目次★
   <時評>教科書にたいする態度を確立しておこう
   <授業のわざ>41 これからの授業の課題
   <教師のわざ>65 範示と勧誘
   <聞き方の技術>3 くりかえす癒しの技法
   <教育実践練習問題>4 投石被害事件への基本的態度
   <生活指導講座>37 体罰問題へのアプローチ
   <教師Q&A>2 極小規模学級担任の在り方
   <文化活動資料館>10【朗読】二人読み
   <教育実践史を読む>37 5段階教授法
   <読書日記>14 車上・枕上・厠上・机上の本
   <学校づくり>15 レクの日
   <サークル活動>55 実践記録の交換
   <子育て通信>116  +・−の掛け算に通ずる友だち関係
   <資料>生徒会の指導 29 生徒会の歴史
   <教育実践練習問題 回答>
   <お勧めのHP>

● 夢キャンバス2001情報
第32回会議のお知らせ
    6月24日(日)「みんなで堆肥づくり」14:00〜 現地集合
夢キャンパス

● MM(メルマガ)紹介  
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃         THE YOMIURA SHIMBUN
┃       読《裏》新聞(よみうらしんぶん)
┃              発行日 06月20日  発行者 西 美秀
┃    http://www.interq.or.jp/blue/maxyn/yomiura/     maxyn1@aol.com
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  今回のテーマは【「生活者の感覚」は政治を良くするか?】
  ここででてくる「公的意識」は,社会科教師として重要なポイントです。

■すべてのバックナンバーは下記からご覧いただけます。
 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000026384
■バックナンバーのタイトル一覧は下記のコーナーに掲載中です。
 http://www.interq.or.jp/blue/maxyn/yomiura/back_no.html

☆ 奥村先生 つくる会の教科書『新しい歴史教科書』(扶桑社)を紹介していただきました。
 マスコミでは賛否両論の教科書ですが,どこが問題なのか,それぞれが現物に即して,具体的に検証すべきものだと思っています。

● 『新しい歴史教科書 絶版を勧告する』谷沢永一(ビジネス社)
 関連で,批判する側の書籍を紹介していただきました。ざっと見た限りでは,「もっともである」と言う部分もあるが,かなり無理があるところがあるように思いました。この論法でいくと,現行のすべての教科書が絶版になってしまいます。もう少し,現実的な議論を期待します。

● ことばの教室だより第8号・9号を紹介していただきました。
  8号「ことのは」には,意欲とコトバとについて書かれています。
 「コトバを話すためには,耳と口の機能がはたらくことが大切ですが,一番必要なのは話をしようと言う意欲です。」
 結局,最後はここにつきると感じました。
 これはコトバに関することだけではなく,「教える」ことすべてに言えると思います。教師が「教えたいこと」を子どもの「学びたい」にいかに近づけるかが教師の技術なのでしょう。

● 江南市立古知野北小学校 平成 12・1・14愛知県健康推進学校 テーマ「輝け笑顔−豊かな心を持ち 共にたくましく 伸びようとする子の育成−」について紹介していただきました。
 めざす児童像として,
「笑顔があふれ 輝く子 ○ 元気いっぱい
               ○ 笑顔いっぱい
               ○ やさしさいっぱい」
これらの実現や問題解決能力を高めるための支援の場として,
 学びの場:確かな学びつくり−共に考え学び合う−
 運動の場:たくましい体つくり−共に励まし鍛え合う−
 集いの場:輝く仲間つくり−共にふれあい高め合う−
 福祉の場:豊かな心つくり−共に思いやり認め合う−

これらの流れはよく考えられていると思いました。
14年度までの研究ですので,これからの実践の展開が楽しみです。
くわしくは学校のHPをご覧下さい。

☆ 高橋先生より,5年1組国語科学習指導案 対話力を育てる『伝えること』『話し合うこと』の指導 と指導の実際を報告していただきました。教材は 斎藤茂吉『赤光』より,
「死に近き 母に添い寝のしんしんと 遠田のかはず 天に聞こゆる」
 くわしくはここ

☆ 勝村先生
学校訪問 地域にも 3時間公開
犬山中 平成13年度 1学期の学年を核とした総合学習

☆ 川井先生からは,京都のまちづくりの授業についての報告です。
京都へ行こうbP0では,「開発か?保存か?京都市の景観論争について考えてみよう」として
資料をもとに,児童が町並み保存について考えます。
資料には,京都の「マクドナルド」
は色が違うところからまちづくりについての授業の実践例があります。
http://www.biwa.ne.jp/~yatchan/kyoto-view.htm
この関連
資料として「京のさいん」京都市都市計画局 は,京都市内の広告が地味にできているようすがわかります。
ここからも,まちづくりを大切にしていることを子どもたちに理解させることができます。

京都へ行こうbP1では,「京都市が抱えている問題点について」として,
学校統廃合の資料が載っています。京都市の人口の問題がはっきりと分かります。
このほか,工場の問題,観光客の減少の問題などについて児童が考えます。
資料として,次の冊子を紹介していただきました。
「袋地のまちづくり」京都市
「京の伝統的建造物郡保存地区」
「京町家再生プラン」京都市   

また,課題から見る京都(http://www.city.kyoto.jp/sogo/seisakukikaku/vision21/compe/outline2-j.html
は京都の抱える課題が分かります。

● 次に,京都市内見学のポイントのプリントを紹介していただきました。
見学のチェックポイント

1 自分のテーマや班のテーマにそって見学をしよう
2 京都ならではのものを発見してこよう
3 犬山にあるものと京都にあるものを比べて見てこよう
4 京都のよさをいっぱい見つけてこよう
5 地元の人に京都についていろいろ話を聞いてみよう
6 パンフレットなどいただける資料はできるだけいただいてこよう
7 メモや写真をしっかり撮ってこよう
8 教えていただいたら,ちゃんとお礼を言おう
9 京都市が抱えている問題点はない探してこよう
10 歴史的な文化財だけでなく,町の様子もよく観察してこよう

右側には児童が質問内容を考えるようになっています。

● 実際に児童が考えた質問,京都の町の人の答えも紹介していただきました。
 答えを具体的に聞くと,よりいっそう京都が身近に感じられます。
 その答えには,「都市化できない悩み」と「都市化されてしまう悩み」の両方が見られ,
難しい問題であることが児童にも伝わったようでした。
 

● 最後に,振り返りカード,ポートフォリオチェック表がありました。
 児童は,自分たちの学習をどう評価したのでしょうか。

☆ 岩井先生 修学旅行だより 

☆ 尾関先生
『水からの伝言』


      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp