第154回 社楽の会報告    第153回へ   第155回へ
                                           報告者  土 井
2001年7月5日(木)布袋北学供にて,第154回社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(大口町教委)、高橋先生(木東小)、奥村先生(江南市ことばの教室)、勝村先生(犬山中)、斉木先生(江北中)、野呂先生(岩倉中)6名でした。
☆ 土井が今回紹介したものの目次です。番号をクリックしてください。

 2001ファミリーフェスタ
 昭和新山&有珠山の資料
 どうなる?歴史教科書問題
 国際教育情報センター の紹介
 Web紹介 
 またまたMM特集
 教育関連
 ワールド・ウォッチ】ペルー

 2001ファミリーフェスタ
  土井が大口町で担当しているイベントのひとつです。
イベントが大きいと,それをプロデュースする人間としての総合性が試されます。
 そのパンフはここ(ワードをHTMLに変換したら画像がくずれてしまいました)

 昭和新山&有珠山の資料
昨日北海道で,個人所有の特別天然記念物・昭和新山,そして有珠山の資料を手に入れました。
 現在、昭和新山は、三松正夫さんの孫婿、三松三郎さんの所有になっています。三松正夫記念館で は、三郎さんに直接お話を伺うことができました。
 参考になることがあれば・・・・
1:25,000 火山土地条件図(国土地理院)
「昭和新山 その誕生と観察の記録」三松正夫 著
「昭和新山 誕生」
『アイヌ語集』さんおん文学会 
『手塚治虫 火の山』文春文庫 
「有珠山噴火」北海道新聞社
「火山ハンドブック 有珠山,昭和新山」

 どうなる?歴史教科書問題
 これは本当に大問題なのか?韓国や中国の人はどう思っているのか?そもそも他国の教科書に,どこまで踏み込んで良いのか?

中学歴史教科書修正要求に係る検討結果等に関する文部科学大臣コメント 平成13年7月9日
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/13/07/010799.htm

- 日本の歴史教科書問題 - 人民日報 http://j.people.ne.jp/zhuanti/Zhuanti_18.html
- 歴史教科書問題 - 朝日新聞 http://www.asahi.com/special/newtext/index.html
- 教科書問題特集 - 産経新聞 http://www.sankei.co.jp/databox/kyoiku2/kyoiku2.html
- 中央日報 http://japanese.joins.com/
- 民団新聞 http://www.mindan.org/

義務教育諸学校
教科用図書検定基準
(平成11年1月25日文部省告示第15号)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/kentei/990102.htm

新しい歴史教科書をつくる会 - 主張や活動、Q&A。 http://www.tsukurukai.com/
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教科書問題の7月11日だけの関連記事を拾ってみました。実にこれだけありました。このところ、毎日この状況です。

- <サンマ漁問題>「代替漁場は考慮していない」 韓国国会で大臣(毎日新聞) (11日23時15分)- 靖国参拝、中国の懸念「熟慮」=参院選後に対応協議−首相(時事通信) (11日23時6分)
- <米紙社説>歴史教科書と司法制度の問題点を指摘(毎日新聞) (11日22時25分)
- <歴史教科書>韓国・慶尚北道の知事が島根知事に手紙で不満表明(毎日新聞) (11日20時46分)
- <歴史教科書>「歴史のわい曲許されず」 台湾も抗議のコメント(毎日新聞) (11日20時45分)
- <歴史教科書>「歴史のわい曲許されず」 台湾も抗議のコメント(毎日新聞) (11日20時25分)
- <歴史教科書>韓国駐日大使が文科省を訪問 再修正求める(毎日新聞) (11日20時21分)
- 韓国大使 教科書再修正求める - NHK (11日18時46分)
- つくる会教科書、不採用/国頭、中頭、八重山 - 沖縄タイムス (11日17時39分)
- 「日本の回答に失望」=歴史教科書問題で駐日韓国大使が文科事務次官と会談(時事通信) (11日16時27分)
- 「つくる会」教科書の不採択を要請 - 四国新聞 (11日13時26分)
- 「つくる会教科書」賛否両派が要望書/鹿県内 - 南日本新聞 (11日13時25分)
- 靖国問題で首相と協議=山崎氏(時事通信) (11日13時4分)
- 江沢民主席、日本の与党三党幹事長と会見 - 人民日報 (11日12時30分)
- <韓国>日本の教科書「是正」求める決議採択 国会外交通商委(毎日新聞) (11日12時15分)
- <韓国>日本の教科書「是正」求める決議採択 国会外交通商委(毎日新聞) (11日12時1分)
- 日本のロックバンド“締め出し” - スポーツニッポン (11日11時41分)
- 中国主席 教科書、靖国強い懸念 与党3党幹事長に「波風立つ恐れ」 (西日本新聞) (11日10時45分)
- ロックバンド招待、学校交流次々中止 教科書問題広がる波紋(西日本新聞) (11日10時45分)
- <3与党幹事長>江主席と会談 靖国参拝の慎重対応求める(毎日新聞) (11日6時0分)

EduMail)))………………………………………………………………………………………
 【レポート】「つくる会」の歴史教科書
          栃木県で公立初の採択か、市販本はベストセラー1位
……………………………………………………………………………………(((Selection
 栃木県の下都賀地区(栃木市、小山市、下都賀郡)の教科書採択協議会は12日、「新しい歴史教科書をつくる会」主導の中学校歴史教科書(扶桑社)を採択する方針を決めた。公立小中学校の教科書を事実上決める地区採択協で同教科書が採択されれば、全国で初めて。

 今月中旬から下旬にかけて、同地区の2市8町の教育委員会がこの方針を承認すれば最終決定する。承認されないと再調整の会議が開かれる。地区内には30中学校がある。同県内では4月末から八つの地区協議会で教科書選定作業を進めており、県教委は7月19日までに採択を終えるよう指導している。

 ◇私立の採用校では日韓交流にヒビ
 一方、私立学校では同県の国学院栃木中学校、三重県桑名市の学法津田学園中学校、岐阜県瑞浪市の麗澤(れいたく)瑞浪中学校などが同教科書の採択を決めている。このうち、津田学園では、友好提携している韓国馬山市の文化教育園・第一高校が、教科書採用問題を理由に今夏予定していた津田学園訪問を中止する事態に発展している。

 両校の交流は87年10月に始まり、津田学園の高校2年生が馬山市を訪問する一方、第一高の教師、生徒らが夏休みに5泊6日の日程で津田学園を訪問してきた。しかし、同学園の中学の教科書採用が報道され、6月下旬になって文化教育園の李洞揆最高責任者が中学校の寺本豊校長(43)に「訪問を中止したい」と電話してきたという。

 津田学園は、扶桑社の歴史教科書について「日本の誇れる人物や歴史がきちんと記されている。歴史上の人物の苦悩なども記され、歴史を学ぶ視点に意気込みが感じられる」と評価している。また、茨城県の常総学院中は、来年度から同教科書を副教材のような形で利用することにした。同校の社会科教諭は「歴史に多面的な見方があることを伝えるため」と説明する。

 ◇発売1カ月で50万部
 「つくる会」は、歴史教科書を全国の中学校の10%で採用してもらうことを目標にしている。公立中で使う教科書は市町村教委が決定するが、動向が明らかになるのは今月末から来月上旬のため、扶桑社の教科書が全国でどの程度採用されるかはまだ分からない。

 しかし、「つくる会」教科書の市販本はすでにベストセラーになっている。6月4日から「歴史」と「公民」の2種類が書店に並び、歴史は50万部を売り上げ、週刊ベストセラーのノンフィクション分野(7月10日、トーハン調べ)では第1位だ。公民も当初の5万部に10万部を追加して15万部を発行している。扶桑社は「予想より多く売れている。『実際に自分の目で確かめてみよう』という読者が多くなったからでは」と分析している。

 国際教育情報センター の紹介 http://www.isei.or.jp/japanese/index-j.html

海外の教科書と来ればここ。海外の教科書で日本のことがどう扱われているか、ここに聞けばわかります。

<海外の教育資料の調査>諸外国の教育資料(教科書、百科事典など)の収集とその中に現われた日本に関する記述の調査、および誤った記述に対する訂正の申し入れ

<日本に関する資料の作成と海外への配布>日本を紹介するための書籍(「今日の日本 "The Japan of Today" 」「日本理解」シリーズなど)や視聴覚資料(フォトCD、スライドセット、子供向けポスターセット・キットなど)の作成と海外への配布(詳しくは「ホームページ(英語)」の「出版物(Publications)」を参照)

<日本研修旅行の実施>「素顔の日本」を見てもらうことを目的としての、海外の教育関係者に対する研修旅行の実施ー最近では、東南アジア諸国と日本の専門家による「歴史認識セミナー」なども実施しています。 

 また、諸外国から収集した教育資料を利用して、日本の方々に「海外からみた日本」を紹介するために、世界の教科書展を開催したり、世界の教科書の中の日本に関する(近現代史部分の)記述を翻訳した「[対訳] 世界の教科書にみる日本」シリーズなどを発行しています。

 Web紹介
(1)野菜特集
しょうちゃんの野菜畑
 きゅうりやにんじん、ピーマン、トマトなどの生育記録が写真とともに掲載されている。きゅうりの種は案外大きいのでびっくりする。種まき時期や収穫時期なども一目でわかる工夫がされている。
http://www.tama.or.jp/~ritsuko/vege/

やさい・くだもの百科
 やさいやくだものなど全60種のインデックスから、さらに作物の品種一つひとつに画像と解説がついている。「レタス」には19もの品種があり、ちょっと変わった品種名を読んでいるだけでも楽しい。
http://misa.ac.affrc.go.jp/vegf/index.html

(2)京都府立綾部高等学校
1学期に校内で行った教職員研修の紹介。
http://www1.kyoto-be.ne.jp/ayabe-hs/  

(3)ふるさとNAVI
 全国の市町村情報が満載、ふるさとに関するデータベースなど。
http://www.furusato-navi.net/

(4)「インパク夏あそび」7月20日より実施! 表彰式は10月31日に。
「夏」をテーマとしたイベント・コンテスト集「インパクパビリオンの夏あそび」、小中学生から大人まで様々なジャンルの投稿作品を募集する「ネットで伝える夏」コンテストほか。
http://www.inpaku.go.jp/ 

(5)日本の学校HP
全国の保育園から大学院まで日本の認可された学校約86,000校以上を一堂に集めた学校情報HP。「善きことをした高校生News」がこのたびオープン!   http://school.js88.com

(6)校務で使えるファイル
校務文書ファイル(棒グラフ、日本地図ワークシートほか)がダウンロードできる!
http://www.justsystem.co.jp/school/download.html

(7)暮らしの税情報【国税庁】
http://www.nta.go.jp/category/mizikana/sitte/h13/infoind.htm
 税とそのゆくえ、所得税、消費税のしくみなど

(8)
家電リサイクル法施行状況
http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0001707/
 リサイクルの実施等に関し、概ね順調に施行後3ヶ月を終えた

(9)修学旅行関連
京都市観光協会 http://www.kyokanko.or.jp/
:修学旅行パスポート http://www.kyokanko.or.jp/shugaku.html
いろいろと特典がありますよ。

奈良へ行こう!!
http://www.crdc.gifu-u.ac.jp/~kondoman/nara/
生徒および先生用の修学旅行ガイド。

日本科学未来館
http://www.miraikan.jst.go.jp/
2001年7月10日、お台場にオープン。

(10)国際協力事業団 http://www.jica.go.jp/
:ブルキナファソの小学生と文通してみよう!!
http://www.jica.go.jp/classroom/penfriend.html
アフリカ西部の国、ブルキナ・ファソの小学校が日本の小学生と文通を希望。

(11)日本分析化学専門学校 http://www.bunseki.ac.jp/
:すぐできる☆なるほど☆ザ☆化学実験
http://www.bunseki.ac.jp/room.htm
家庭や学校でできる化学の実験集。

(12)歴史観関連サイト
熱闘★日本史
日本史のHPは数あれど、日本史にまつわるゲーム(基本的にはオリジナルまたはカスタマイズしたもの)を中心に盛り上がろうという、あまり学術性には主眼を置いていないサイト
http://www.kumon.ac.jp/nihonsi/

平安時代私家集
平安時代の私家集を理解しやすくするためにに詠歌年代順に再編成した。院政期鎌倉期の私家集の注釈もダウンロードできる。
http://member.nifty.ne.jp/sigeta/

鎌倉時代
1086年白河上皇に始まった院政から建武の新政までを詳しく解説。中国の宗・元との対外貿易に関する記述もある。
http://www.toride.com/~sansui/

江戸時代の戯作 - 黄表紙
江戸の風俗を当時の言葉で表現し、さらに漫画で表現している。親切な解説付
きなので学術的視点からも充分鑑賞できる。
http://www1.kcn.ne.jp/~areyou/kibyou/

鎌倉時代の勉強をしよう
小中学生を対象とした歴史解説。武士の食生活や住居など、生活の様子が学べる。承久の乱についての詳しい解説もあり。
http://www.tamagawa.ac.jp/sisetu/kyouken/kamakura/

(13)国際理解教育〜日本のことを知らせよう〜のリソース一覧(教師のためのリソースリンク集、マルチメディア、人権関係、児童・生徒の視野を拡げる知識理解、価値観・態度変容、コミュニケーションスキル、問題解決など)
http://kitchom.ed.oita-u.ac.jp/~erd/interna.html

(14)Global EduNET http://www.alc.co.jp/com/edunet/
:JAPET主催 平成13年度情報教育対応全国教員研修セミナー 「待ったなし、新学習指導要領」インターネット時代のITと教育改革
http://www.alc.co.jp/edunet/topics/2001/edutop64.html
講演の様子をレポート。

(15)総務省:平成13年版 情報通信白書
http://www.home.soumu.go.jp/hakusyo/tsushin/h13/index.htm

(16)「構成的グループエンカウンター」HP
http://www.toshobunka.co.jp/books/encounter/encounter1.htm

(17)朝顔に関するサイト
 江戸下町の夏の風物詩、ほおずき市&朝顔市が終わりました。朝顔は美しくもあ
り、育てやすい花でもありますね。朝顔のことをもっとよく知って、身近な花とし
て楽しみましょう。

おばけ朝顔の作り方
http://www.city.yokohama.jp/yhspot/ysc/izumo/asagao/asagao.html
 毎日5?6個の花が3ヶ月咲き続けるという、垣根いっぱいに広がる朝顔の作り方。

朝顔の庵
http://www02.u-page.so-net.ne.jp/pd5/achakin/
 江戸時代に流行したという「変化朝顔」づくりを紹介したページ。写真がキレイ。

写真で創る、夏休みの宿題
http://www.konica.co.jp/amuseum/natsu/sum_fram.htm
 朝顔の成長記録の作り方が紹介されている。

朝顔の色が変わる理由
http://www.wnn.or.jp/wnn-s/tutor/rika/seibutu_q47.html
 酸性雨と朝顔について。子ども向けのページ。やっぱり花は敏感なんですね。

身近な酸性雨の影響/アサガオ
http://www.crdc.gifu-u.ac.jp/edsoftol/sanseiu/asagao_frame.html
 こちらも子ども向けの酸性雨と朝顔に関するページ。

たのしい園芸/今月の花(アサガオ)
http://www.ntv.co.jp/engei/hana/asagao/asagao.html
 朝顔の種類、育て方等を簡略に解説。

あさがお
http://www3.famille.ne.jp/~dkkp/asagao/asagao.html
 朝顔の栽培キットメーカーが提供するサイト。Q&Aや成長記録等。

(18)環境省 http://www.env.go.jp/
インターネット自然研究所のサービス開始について
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=2724
全国各地の自然風景の最新情報を提供するサイトを開始予定。

インターネット自然研究所
http://www.sizenken.biodic.go.jp/
環境省による運営。平成13年7月20日オープン。

(19)Q&A:よくある質問を掲載【国立天文台】
http://www.nao.ac.jp/whatsnew/
 太陽の動きや月の動きや満ち欠けに関する質問など

(20)Eric Conveys an Emotion  http://www.emotioneric.com/
エリック君があなたのリクエストにお応えしていろいろなポーズをとってくれます。有名なサイトですよ。(英語

(21)愛知県環境部環境政策課からホームページの案内
http://www1.cjn-online.com/ecokids-aichi/

(22)七夕特集
  『七夕飾りの作り方』
   かわいらしいお飾りを作ってみませんか
   http://www.kojin.or.jp/narumi/tanab.html
  『七夕の民族と星』
   海外や日本各地の七夕伝説や七夕の様子がわかります
   http://www.city.yokohama.jp/yhspot/ysc/izumo/tanabata.html
  『星の民俗学』
   七夕に関する星、各地で呼び名が違うようです
   http://www.aa.alpha-net.ne.jp/starlore/index.htm

 またまたMM特集
(1)環境goo   以前にも紹介した環境教育の最強の味方
■□ニュース・イベント
環境新聞
・国内対策で温暖化ガス削減目標達成可能−−中環審地球部会が追加施策
・違法投棄量前回比の4倍に−−海上保安庁まとめ
・有害化学物質を除去する麦飯石塗料−−太平紙器が開発
http://eco.goo.ne.jp/news/index_daily.html

エコロジーエクスプレス
【米国情報】米環境保護庁、コークス炉からの有毒大気汚染物質の全米・・・
【欧州情報】大気汚染防止法令に関する調停案が承認される
【省庁情報】先週行われた主な審議会・研究会・検討会
http://eco.goo.ne.jp/eco_exp/us/index.html

■□更新情報
【サーチ】環境用語(エコワード)
・環境基準
http://eco.goo.ne.jp/ecoword/ecoword1.html

・こどもエコクラブ
http://eco.goo.ne.jp/ecoword/ecoword2.html

【サーチ】今週のおすすめサイト
・地球の友ジャパン
http://www.foejapan.org/
日本のODA 問題や日本に直接的に影響を与えるシベリアの森林問題などが各種の資料とともに掲載されているサイト。
エネルギーと気候変動キャンペーンなどの活動の紹介もある。

・21世紀に伝えよう美しい地球を子供たちに
http://www.warp.or.jp/yuimarl/home.html
子供たちの未来のために、をスローガンにISO14000、オゾン層破壊、絶滅動物などについて 共に学んでいこうという姿勢で情報を収集している。

【NGO】日本野鳥の会
4年目の諌早湾  長崎県支部 事務局長  執行利博
 諌早湾に潮が満ちてくる音が途絶えてから4年の歳月が流れた。春の渡りの時期にはチュウシャクシギのホイピピピと口笛のような特徴のある声が懐かしく思い出される。多いときは約900羽の群れを見ることができた。・・・
http://eco.goo.ne.jp/ngo/shien/yatyou/index.html

【環境学習】地球クイズマラソン
新しいクイズが2つ増えました!!今回のテーマは、”ゴミとリサイクル”です。皆さん、チャレンジしてみてください。
http://eco.goo.ne.jp/quiz/index.html

(2)■■■ 21世紀教育改革情報 ■■■■■■■■ Vol.041 2001. 7. 4 ■■■■■
━━━ TOPICS ━━━━━━━━━━━━━━━【配信数 2,473】━━━━━
◆ 教育関連ニュース
  【国内】小学校でメディア・リテラシー 「国際中等教育学校」の夢も
      ――本年度「研究開発学校」新規指定32校決まる
【国内】地域の仲間づくり支援 若者主体のNPO法人誕生(京都)
【海外】自閉症児、4倍もの出現率
  【海外】シスコ市教委、エジソンとのチャーター契約破棄 
      州直接認可で存続へ
 ◇【企画】 シリーズ 21世紀の“学校”(日本編)◇◇◇◇◇
 ◇information

◆◇◆---- シリーズ 21世紀の“学校”(日本編) --------------------◆◇◆
No.032 『フリースペース ゴロねの会』(愛知県豊田市) http://www1.odn.ne.jp./ym/tabiji/

フリースペースゴロねの会は、学校へ行かない子どもたち、学校へ行かない経験をもった若者たちの集まりです。月に4回ほど活動します。毎月第2・第4火曜日に「ゴロねの会」、毎月第4土曜日に「15歳以上の部」、そしてこれは不定期で、第2土曜日に「ゴロねクッキング」をします。下は6歳くらいから上は20代の人まで、幅広い年齢の方が参加しています。それぞれが思い思いに過ごす場、また、体験したことや思ったことを話し合える場です。不登校の子どもたちや不登校の経験のある若者たちが集まり、交流を深め合うことで、自分の生き方をみつけるきっかけになる場になればと考えています。

 教育関連
(1)春日井市が野外行動マニュアルを策定へ(愛知)
 春日井市は、先月6日に同市立西部中の生徒6人が野外学習中の落石で死傷した事故を受けて、野外活動での事故の防止対策や事故が起きた場合の対応を記した「野外活動等行動マニュアル」を作成することを決め、関係者らで協議する作成研究会を4日、立ち上げた。
《全文はこちら》 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/06/20010705wm07.htm

(2)県が環境教育用のホームページを開設(愛知)
 子供たちの生物観察結果が、県内分布図に反映されるユニークな環境教育用のホームページを5日、開設される。全国で初めての試みで、開設した県環境部では「夏休みの自由研究にも利用して」と呼びかけている。
《全文はこちら》 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/06/20010705wm08.htm

(3)第12回学校図書館セミナー
 学校図書館セミナーが、2001年8月10日(金)から11日(土)にかけて、横浜で開催されます。
 研究主題は「豊かな学びを拓く学校図書館」です。全部で十二の分科会があります。そのなかで、8月10日(金)13時から16時まで、横浜市の技能文化会館多目的ホールにおいて、「読書指導の実際」という分科会で「読書のアニマシオン」と「ブックトーク」についての講演と実演が行われます。「読書のアニマシオン」については関東学院小学校司書教諭の徐 奈美さんがアニメーターとして登場します。 参加費は一人5000円です。
 問い合わせは〒240ー1125横浜市保土ヶ谷区岩崎町2211、横浜市立岩崎小学校校長の吉岡日三雄事務局長です。電話は045ー331ー5123です。

(4)◆「小学校英語は体験・参加型習で楽しく深く」
 英語を取り入れて展開するテーマ別学習 7月22日(日)午後1時から4時まで、東京葛飾区立飯塚小学校で、グローブ・インターナショナル・ティーチャーズ・サークル研究会と小学館共催で、国際理解教育の授業の公開と、研究会代表の吉村峰子さんの講演があります.。 岩辺泰吏さんや私が世話人を勤めるアニマシオンクラブ学び探偵月月例学習会も兼ねています。参加費は資料代を含めて、2500円です。問い合わせはグローブ・インターナショナル・ティーチャーズ・サークルで、電話0426ー56ー1990です。

(5)◆第5回アニマシオンクラブ。ワークショップ
 11月10日(土)午前十時から午後四時まで葛飾区立飯塚小学校でアニマシオンクラブ・学び探偵団の国際理解をテーマにした、第五回のワークショップが予定されています。問い合わせは、アニマシオンクラブ学び探偵団事務局の笠井英彦さんまで。電話FAX、054ー281ー1706です。

(6)第6回道徳教育シンポジウム
日 時 平成13年8月25日(土)
          10:00〜17:00(情報交流会17:30〜19:00)
場 所 国立オリンピック記念青少年総合センター(渋谷区代々木)参加者 250名<内訳>公募(230名)関係招待者(20名)
テーマ 新しい道徳教育への挑戦・実践昭和33年の「道徳の時間」実施から43年が経ちました。いま道徳教育には、これまで地道に積み重ねてきた実践をベースに、さらに広い視野、広い視点から反省と発展を加え、新しい時代の道徳教育を形作ることが求められています。新学習指導要領においては、「未来に向けて自らが取り組み、共に考える道徳教育の推進」との課題が打ち出され、また文部科学省教科調査官の押谷氏は、価値主義・心理主義・生活主義の統合を課題として挙げています。様々な課題が挙げられるなかで、今回のシンポジウムでは、さらに道徳教育が発展するためには何が必要なのか、という課題や方向性を、先進的に道徳教育の実践、研究に取り組む先生方から、具体的事例を通してご提案いただき、さらに全体討議を通して、参加者全員で問題を考えていきたいと思います。

進 行(敬称略・発表順は未定)
10:00開会
10:10 研究発表T(発表30分質疑5分)植田 清宏(京都市立二の丸北小学校教諭)
10:45 (発表30分質疑5分)山浦 貞一(信州大学教育学部附属長野中学校)
11:20 全体討議 (40分)
12:00 休憩
13:00 研究発表U (発表30分質疑5分)植松 伸之(福岡県教育庁福岡教育事務所指導主事)
13:35 ( 〃 )立石 喜男(千葉県東葛飾地方教育センター主任指導主事)
14:10 ( 〃 )深澤 久 (群馬県高崎市立佐野小学校教諭、道徳教育改革集団代表)
14:45 ( 〃 )徳永 悦郎(鳴門教育大学教授)
15:20 休憩
15:30 全体討議 (90分)
指定討論者 宇佐美 寛(千葉大学名誉教授)
〃 森岡 卓也(大阪教育大学名誉教授)
コーディネーター 諸富 祥彦(千葉大学助教授)
17:00終了
17:30情報交流会(場所未定)
19:00終了

参加費 2000円(交流会参加は別途3000円)

問合せ
財団法人上廣倫理財団 道徳教育シンポジウム係( 上田博次 )
〒102-0075 東京都千代田区三番町6番地3
TEL 03-3261-8711 FAX 03-3261-8747 E-MAIL ueda@rinri.or.jp
ホームページ( http://www.rinri.or.jp )

(7)第9回「授業の腕を上げる研究会」
  野口芳宏先生一日講座      /渡良瀬にこにこサークル
──────────────────────────────
○期日 8月29日(水)〜30日(木)
○主な日程
◇29日 13:00〜 個人研究発表会(5名)
  一人30分間の模擬授業or研究授業・質疑応答含
◇30日 9:40〜 野口先生模擬授業
        「きつつきの商売」を教材とした読解指導
    13:30〜 野口先生講話(野口流学級経営) 
        「断崖学級の自覚と蟻穴を見逃さぬ指導
         〜逞しい心の持ち主を育てる〜」
    16:30〜 懇親会(野口先生もご出席くださいます)
○場所 藤岡町「渡良瀬遊水地会館」大会議室
    (栃木県下都賀郡藤岡町)
○後援 藤岡町教育委員会
○定員 120名(定員になり次第締め切らせていただきます)
○参加費 両日参加 4000円
     (29日のみ 500円、30日のみ 3800円)
○申し込み&問合せ先(8月20日までにお申し込みください)
 <事務局> 平塚昭仁(渡良瀬にこにこサークル)
  FAX 028−654−2843  E-mail cdw29130@par.odn.ne.jp

(8)第三回ライフスキル研修会のご案内
ライフスキル材団  代表 高橋りう司、DR.キーン、松田純子
japanabc@mb.infoweb.ne.jp <mailto:japanabc@mb.infoweb.ne.jp>
1.対象  考える力・スキルの学習と実際への適用に関心をお持ちの、小学校から
大学までの先生、大人の方、中学から大学までの学生の方
2.日時  2001年7月21日(土) 9:00〜17:30
3.場所 洗足学園大学5301教室(5号棟3階)川崎市高津区久本2―3―1
4.研修会の内容
@ ライフスキル材団の教育改革理念と活動内容のご紹介
A ライフスキル研修(「ファシリテーター1−THINK」のご紹介)
      人間の判断力・思考力の内容   判断力のトレーニング
B 総合学習への「ファシリテーター」の活用
5.ご持参いただくもの   筆記用具とノート 
6.費用   資料代として大人5千円、学生1千円をいただきます。

(9)【イベント名】夏休み環境楽校(しずおか環境教育研究会)

【吉田川源流探検隊】担当:中川
   日時:7月22日(日)9:30〜15:00  場所:吉田川
   集合:静岡県立美術館下の駐車場コマ犬前  9:30集合
   参加:¥3.000/1人  小学校3年生以上 親も参加可 定員:15人 最小催行:5人

   吉田川の源流を訪ね、水誕生の感動を味わおう! 
   私達の生活に欠かせない"水"をテーマにし、その誕生から行方までのしくみを知り、あわせて  水汚染・水浄化についても学んでみよう

【磯の生き物と友達になろう!】担当:守屋
   日時:7月22日(日) 10:30〜13:00   場所:御前崎海岸
   集合:御前崎灯台下町営駐車場  10:00集合
   参加:¥3.000/1人 ¥5.000/親子 
      幼児以上 小学校3年生以下保護者同伴 定員:20人 最小催行:5人

   潮の満ち干きで、岩場になったり、海中になったりする磯場にはどんな生き物が棲んでいるん  だろうね。ちょっと住処をのぞかせてもらって、磯場の生き物と友達になろう!

【小川のせせらぎを聞きながら竹パンとフレッシュサラダでアウトドアフレンチ!】
担当:毎熊
   日時:8月2日(木)  10:00〜15:00  場所:吉田川
   集合:静岡県立美術館下の駐車場コマ犬前  9:30集合
   参加:¥5.000/親子 または¥3.000/1人 親子参加 定員:10組  最小催行:3組

   身近な自然の中でいろんな物を手作りして楽しもう!おいしいもの・宝物が発見できるかな?
   里山の貴重な自然を再発見し、自然を守る心を育てましょう。

【クマと過ごす夏休み!?】担当:春田
   日時:8月5日(日) 13:30〜15:30   場所:室内(座学)
   集合:静岡駅  13:00集合
   参加:¥2.000/1名 小学生以上 定員:50人 最小催行:10人

   クマってどこに住んでいるの?えっ!静岡にもクマがいるの?どんな生活をしているのかな    あ?人を襲わないの?なんか怖いなあ。絶滅しそうなの?どうやったら一緒に生きていけるん   だろう?夏休みにクマのこと一緒に楽しく考えてみよう!

【夜行性動物ウオッチングキャンプ】担当:春田
   日時:8月8日(水) 〜9日(木)  場所:函南原生林
   集合:函南駅 13:00集合
   参加:¥15.000/1人 ¥20.000/親子 
      小学生以上 小学生は保護者同伴 定員:20人 最小催行:6人

   夜の森、動物達がひそかに動き出す。少しだけ夜更かしして夜行性動物の世界をのぞいて見よ   う!どうしたら動物に出会えるだろう?動物の気持になって考えてみよう!

【ミミズをほって魚釣りをしよう!】担当:鈴木
   日時:8月12日(日) 10:00〜12:30  場所:坂口川
   集合:現地 9:30集合
   参加:¥3.500/1人 小学校中学年以下は保護者同伴 定員:15人 最小催行:5人

   静岡空港近くの坂口川には今はまだたくさんの生き物が生息しています。
   土手を掘ってミミズを捕まえて、それをエサに魚を釣ってみよう!
   生き物は食べたり食べられたりして命を引き継いでいるんだよ。

【化石エネルギーを使わないで水をくみ上げるにはどうする?】担当:中川
   日時:8月14日(火)〜15日(水)   場所:静岡市杉尾
   集合:藁科線久能尾バス停 10:00集合
   参加:¥15.000/1人  小学校高学年以上 定員:10人

   電気・ガソリン・ガスを使わずに水を高所にくみ上げる方法を考えて、実践してみよう!今後、  くみ上げた水で池や露天風呂をつくるシリーズをします。

【山里の雑木林に自分だけの隠れ家を作ろう!】担当:中川
   日時:8月18日(土)〜19日(日)  場所:静岡市杉尾
   集合:藁科線久能尾バス停 10:00集合
  参加:¥15.000/1人 小学校3年生以上の親子 子供だけも可 定員:10人最小催行:5人

   自然の材料だけを使って、どうやったら隠れ家を作れるかな?。柱や壁屋根には何を使えばい   いのかな?隠れ家作りを通して、雑木林と植林地そして畑地での生き物の違いと、自然度の違   いを体験しよう。

【紙の一生を追う!】担当:栗岡
   日時:8月22日(水) 工場見学
   集合:静岡駅南口東海軒会館前 9:00集合
   参加:¥9.000/1人(バス代込み) 小学校3年生以上 定員:25人 最小催行:15人

   古紙問屋やトイレットペーパー、紙ひも工場を見学して、紙はどうやってリサイクルされてい   るのか体験しよう!紙は大切な資源だね

【あなただけの素敵なつる篭を作ってみませんか?】担当:中川
   日時:8月25日(土) 9:00〜16:00 場所:静岡市杉尾
   集合:清水駅前9:00、静岡駅前9:30  途中乗車可
   参加:¥9.000/1人(バス代込み) 小学校3年生以上 定員:15人 最小催行:5人

  自然素材を用いオリジナルなつる篭を編んでみよう。つるの生態と役割と、その使われ方を知る

★ 料金には保険料が含まれています。

申し込み・お問い合わせ先
  エコエデュ(しずおか環境教育研究会)
    〒420-0031 静岡県静岡市呉服町2丁目2-22   呉服町ビル2F ふるさと研究所内
    電話:054-653-0107    ファックス:054-653-0108

(10)環境ボランティア活動を県立高が単位認定 静岡

 静岡県立浜松城北工業高校(小池勝校長)は今年度から、校外での環境ボランティア活動を単位として認定する。1年生が履修する科目「技術と環境」(2単位)の追加単位として認める。

 同高は10年ほど前から、中田島砂丘や佐鳴湖、浜名湖での清掃や校内での古紙リサイクルといった環境保護活動を積極的に展開。昨年、環境汚染の現状を資料で学んだり自然観察を行う授業「技術と環境」を開設した。

 認定方法は、活動参加後に主催者から認印をもらい、計29時間で1単位に数える。対象は、浜松市などが主催し、佐鳴湖西岸で植樹などを行う「佐鳴湖里山学校」、小学生の自然観察スクールでリーダーを務める「佐鳴湖エコスクール」、子供たちに自然保護や野生生物の観察を体験してもらう自然保護団体「サンクチュアリ・ジャパン」の「ジュニア・レンジャー制度」など6種類。

(11) 東京・荒川区も中学校区を自由化

 東京都荒川区は、学区域を越えた中学校の選択自由化を来年度から導入することを明らかにした。同時に従来の小中学校の統廃合計画を一時白紙に戻し、大幅に見直す方針も示した。「自由化で生徒の集まる人気校になれば廃校を免れる可能性が高くなる」との見方もあり、公立校も独自の魅力づくりを迫られる“サバイバル時代”を迎えそうだ。

 区立中学校はこれまで、学区域によって進学先が決まっていたが、来年度入学者から区内の10校いずれにも進学希望が出せる。区教委は「IT(情報技術)教育や英語教育、スポーツ重視など各校の特色づくりを支援している。独自の魅力を持つ学校の中から適性に応じて選んでもらえれば」と話している。

 統廃合計画の見直しについては、同区はすでに1次から3次計画までを実施し、12校を5校に統廃合した。現在第4次に相当する計画案を区立小中学校適正配置協議会が検討中だが、5月の区長選で当選した藤沢志光新区長が見直しを公約していたこともあり、区教委は「現在の適正配置計画を全面的に見直し、新たな(統廃合の)方式や基準を検討する」としている。

(12) 虐待死が10年間で450件
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 全国の大学の法医学教室で司法解剖された15歳以下のうち、虐待で死亡したとみられる子供が90〜99年までの10年間で、450例以上に上ることが日本法医学会の調査でわかった。68〜77年の調査に比べ約2・5倍に増加しており、虐待の深刻化が裏づけられた。

 調査は、殺人や傷害致死事件などの司法解剖を担当する74大学の法医学教室が対象。虐待死とみられる例について被害児の年齢、性別、死因、加害者や虐待内容などを郵送でアンケートした。これまでに回答した61大学分だけで虐待死は459例に上った。

 被害児は2歳以下が全体の6割以上を占めた。そのうち0歳児が半数以上だった。男女別はほぼ同数。損傷が激しく性別不詳も9例あった。

 虐待内容は、殴るけるなどの身体的虐待が約半数を占めた。食事を与えないなどのネグレクト(保護の怠慢・拒否)も2割を超えた。加害者は実母が半数以上を占めた。死因は硬膜下血腫(けっしゅ)や脳挫傷など頭部外傷が圧倒的に目立った。同学会は68〜77年にも同様の調査を行い、死亡例は185件だった。

(13)学校病にアトピーを追加
文部科学省は、学校保険法に定められている「学校病」の指定対象を43年ぶりに見直し、新たに「アトピー性皮膚炎」を加える検討を始めた。現在結膜炎、中耳炎、虫歯など10の疾患が指定されている。小学3年から高校3年で男子の38%、女子の44%が「アトピー性皮膚炎」にかかった経験があり、厚生労働省の推計では、国内の総患者数は99年で39万9千人。早ければ来年度中にも実施する方針。

(14)学力テストの結果次第では、指導要領見直しへ
 小中学生の学力の実態を見るために、文部科学省は来年、全国一斉テストを行う。大規模な学力テストとしては6年ぶり。高校生は2002年度に実施する。調査はペーパーテストとアンケートに分かれ、小学生は国語、社会、算数、理科、中学生はこれに英語を加える。出題は知識、理解、技能といった「伝統的学力」の他に応用力、思考力、表現力、関心、意欲など「自ら考え問題を解決しようとする能力」を測るタイプも用意する。アンケートでは教科の好き嫌いや勉強時間などを聞く。小学校5年生以上の48万人規模で実施し、調査の結果学力低下が明確になった場合、同省は来年度から実施する新学習指導要領を見直すことにしている。

(15)こども葉っぱ判定士事業を実施  環境省
  環境省は、子どもたちに二酸化炭素吸収量等の調査を通じて環境保護の気持ちを育ててもらおうと、こども葉っぱ判定士事業を行う。小中学生が対象で、参加希望者は各自治体に配られるパンフレットを入手し、パンフレットの記述に沿って調査を行うもの。9月30日までに結果を報告すると、同省から認定証の交付がある。  http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=2710

(16) 【中学】岐阜の中学校で自由選択制授業
 岐阜市立陽南中学校(583人)は、岐阜県内で初めて自由選択制授業「インテンシブ(集中)学習」を始めた。全部で172講座あり、生徒全員が1人で8講座を受講する。
 来年度から始まる新学習指導要領の試行として、生徒らの趣味や関心のあることを取り入れ、生きる力を育てようと、教師ら10人で作る研究推進委員会で計画を進めて来た。学年やクラスに関係なく、生徒自らが選択して授業を受ける。
 講座は、A(課題を追求する)、B(外部の人や教師から学ぶ)、C(体験をして学ぶ)の3種類。バランスを考慮し、生徒はABCの講座を最低一つは受講しなければならない。5日は、暗記の極意を伝授する「古今東西秘密の教科書暗記術」などAタイプ7講座、骨とう品の見分け方を岐阜大教授が教える「お宝鑑定法」などBタイプ9講座、服を着ておぼれた時の対応の仕方を学ぶ「おぼれたときのSOS」や、靴下のほころびなどを修復する「簡単なリサイクル」などCタイプ5講座が行われた。
 数学を教える清水憲雄教諭(40)は、パソコンの構造を教えるBタイプ「パソコンをつくろう」を開講した。「プラモデルよりやさしい」とドライバー1本でパソコンを組み立て、受講生36人の興味を引き付けていた。

(17) 【行政】受験機会の複数化など県立高入試見直しへ 福島
 福島県学校教育審議会(会長、高野保夫・福島大教授)は、県教育委員会に対し、県立高校の入試制度を見直し、受験機会の複数化や選抜方法の多様化を図るべきだと答申した。県教委は「入試事務調整会議」を設置して詳細を検討した後、現在の中学2年生の受験から実施する見込みだ。
 答申によると、推薦、一般、再募集の3方式による現行制度に代えて、1〜3期に分類し直す。推薦に代わる「1期」は、生徒の個性や学ぶ意欲、各高校の特色を重視。従来の中学校長推薦を廃止し、受験生が進学したい高校を選ぶ自己推薦形式。
「2期」は「中学校の学習成果を総合的にみる」のが狙いで、一般選抜に代わるもの。現行の再募集は一般選抜を受験することが条件になっているが、これに代わる「3期」は1、2期を受験しなくても出願可能とする。

 【ワールド・ウォッチ】ペル    リマ日本人学校とペルーの教育制度
□□南米のイメージの全てがある国
 民族衣装をまとい三つ編みをたらしたインディオの子ども、インカの遺跡、不思議な地上絵、アマゾンの密林地帯…。そんな南米のイメージのすべてを持つ国がペルーだ。その国土は、砂漠の海岸部のコスタ、中央部の冷涼な山岳高原地帯のシエラ、北東部の高温多湿な熱帯平原地帯のセルバの3つに大きく分けられる。これらが複雑に絡み合い、ペルーには地球上にある115の気候帯の84があるといわれている。

 首都リマはコスタに位置し、霧は多いが雨はほとんど降らない乾燥地帯にある。沖合いを北上するフンボルト海流は南の深海からわき上がる冷たい海流で、その豊かな栄養塩類は、アンチョビーをはじめとして世界屈指の漁業資源をはぐくんでいる。

□□ペルーの教育制度

 ペルーの教育制度は6・5・5制で、国立校は無償。4〜12月までの4学期制で、1〜3月は休みとなる。現在の就学率は小学校で9割、中学校で7割5分と以前に比べ改善してきているが、学校不足により午前・午後・夜間の3部制をとっているところもいまだに多い。

 日系の私立校も数校あり、日系人子女が通学しているが、授業はペルーのカリキュラムに基づいてスペイン語で行われているため、短期滞在者が通うにはデメリットの方が大きいと思われる。履修科目に日本語もあるが、4世、5世の時代になっており、日本語での会話は困難である。

□□ペルーと日本のかけ橋として

 リマ日本人学校では、ペルーと日本のかけ橋として、豊かな国際性と社会の変化に柔軟に対応できる能力を育てることを目標に、さまざまな実践に取り組んでいる。例えば、小学部で週2時間、中学部で週1時間、習熟度別でスペイン語の授業を実施。運動会や文化祭にリマ市にある日系校を招待し、文化交流の機会を持っている。なかでもラ・ビクトリア校とは年2回、互いの学校を訪問し合い、合同授業を行っている。

 また、研究調査活動によってペルーに関する理解を深め、興味関心を高めることをねらいとしてい年間を通して各学年でテーマを設定して取り組んでいる。昨年度より2年計画でコンピュータ室の設置と機器の充実をはかった。各教室とコンピュータ室および職員室のネットワーク化を行い、全コンピュータからのインターネット同時使用が可能となった。児童生徒の調べ学習におおいに役立っている。

□□児童生徒数
●小=43人
●中=10人
【リマ日本人学校】
mailto:acjlima@terra.com.pe
http://barrioperu.terra.com.pe/acjlima/
              (海外子女教育振興財団発行『海外子女教育』より)

 奥村先生より ネットワーク地球村 参院選・立候補予定者にきいてみました 愛知選挙区編 公開アンケート結果 をいただきました。
http://www.chikyumura.org/saninsen.html

● LD,ADHDなどについてわかりやすい本,サイト
<書籍>
 1 アリソン・マンデン,ジョン・アーセラス著,市川宏伸・佐藤泰三監訳
 「ADHD注意欠陥・多動性障害 親と専門家のためのガイドブック 」(東京書籍)

 2 司馬理英子著「のび太・ジャイアン症候群」(主婦の友社)
  ※ この本には続巻(2・3)があります。3は教師と保護者にお勧めです。
 
 3 湯汲英史,石崎朝世,一松麻実子著「わがままといわれる子どもたち」(鈴木出版)
 ※ 姉妹編に,石崎朝世「落ち着きのない子どもたち」もあります。
 4 T・アトウッド著,冨田真紀,内山登紀夫,鈴木正子訳「ガイドブック アスペルガー症候群(親と専門家のために)」(東京書籍)

 5 杉山登志郎,辻井正次編著「高機能広汎性発達障害(アスペルガー症候群と高機能自閉症)」  ブレーン社

その他
落ち着きのない子どもたち』石崎朝世  すずき出版 \1,600
多動な子どもたちQ&A』石崎朝世 すずき出版 \1,600
新・家庭教育のススメ』シリーズ


<web site> 
1 えじそんくらぶ
自分がADHDであると知った高山恵子さんが主宰する子どもから大人までのADHDを幅広く支 援する団体。リンクも充実している。
http://www.e-club.gr.jp

2 あんくるトムのホームページ
LD児の親のホームページ
http://www4.airnet.ne.jp/uncletom
  
3 LD学習障害 親の会「けやき」
   学習障害の視点から。ADHDの情報もある。
  http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/
   
4 障害児教育フォーラム
  ニフティのフォーラム。会員数15,000名。障害児教育に関わる教職員,保護者,医師,福祉・ 医療関係者,研究の情報・意見交換の場。ニフティの会員になる必要がある。
  http://www.nifty.ne.jp/forum/fedhan

5 アスペルガーの館
  学習能力は高いが,他とのコミニュケーションは苦手。そんな児童がいたらここのチェックリス トを試してみてください。リンク集もある。
  http://www.asahi-net.or.jp/~fe3s-mrkm/

6 アスペ・エルデの会
  愛知,岐阜,三重県を中心に活動する,高機能広汎性発達障害をもつ児童生徒の親の会。静岡大学教授・杉山登志郎先生,中京大学教授・辻井正次先生が関わってみえる。(先日,奥村は辻井先生の講義を受けました。とても分かりやすく,ためになりました。)
  http://homepage2.nifty.com/aspergermie/top.html

● 基礎・基本を大切にしようという書籍
やっぱり『読み・書き・計算』で学力再生
 岸本裕史・陰山英男共著 小学館
  基礎・基本の大切さを強調しています。

● 平成13年度通級指導担当教員研修事前研究資料
ことばの教室だより12号,13号を紹介していただきました。
 Q&Aがわかりやすく書かれています。

● 電力中央研究所よりお試しサイトの連絡がきました。
http://criepi.dcc.co.jp/index.html
 授業に使える情報を提供してくれるサイトです。

☆ 高橋先生 
対話力を育てる『伝えること』『話し合うこと』の指導
 東っ子農園での野菜作り
疑問→農薬・化学肥料を使ってもいいのだろうか?
社会科「野菜作りのさかんな地域」
手紙・メールによる調査活動
手 紙 → 農協・農業試験場
メール → 無農薬有機栽培農家
   佐々木先生の農業に学ぼう 
佐々木先生を招いて無農薬有機栽培の話を聞く
社会科「増える輸入農産物」
課題「自分が農家だったら農薬・」


● 子どもたちが自分たちで育てた野菜をアピタの食品売り場の前で販売しているそうです。
 アピタの店がすごいと思いました。アピタにとっては,売り上げには確実にマイナスになるのに,すごい度量です。
 
☆ 勝村先生より 平成13年度愛社研資料集部会「ニュー社会科授業の指導と実践」について提案がありました。
 
1 育てたい子ども像
 ・自然や人とのかかわりを大切にし、共に生きようと願う心を持った子ども
 ・現状を正しく認識し、共に生きるための課題を見つけ、解決する力を持った子ども
2 サブテーマ
 共に生きる心を培い、生きる力を育む社会科授業の創造
3 研究の構想
 昨年度のまでの成果と課題をふまえて,次の方向で進める。
 ア 単元全体の工夫と社会に働きかける活動のあり方
 イ 子どもの主体的な取り組みを促す支援や学習活動のあり方
 ウ 子どもが自分自身の成長や進歩を感じ取る評価のあり方
授業実践は,
 小学校6年 「犬山のまちづくりについて考える」
      −地域の歴史や文化財の学習を通して−
 中学校3年 「個人と社会生活」
      −家族の中のお年寄り,そして私−

      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp