第176回 社楽の会報告    第175回へ    第177回へ
                                           
報告者  土 井
2002年10月3日(木)布袋北学供にて,第176回社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(大口町教委)、高橋先生(門弟山小)、奥村先生(愛教大)、尾関先生(江南北中)、斉木先生(江北中)、野沢先生(柏森小)、勝村先生(犬山中)、高木先生(犬山中)、添田先生(宮田中)、栗林先生(犬西小)、野口先生(楽田小)の11名でした。

☆ 土井より、今回紹介したものの目次です。番号をクリックしてください。

 授業参観リポート 
 <時評>「ほんとうの学力」をめぐって
 Webページ紹介
 教育関係情報
 MM紹介
 授業に役立つホームページ 
 新しい評価の考え方と評価の実践

 授業参観リポート
10月1日(火)犬山中学校での高木先生の授業を見てのリポートを紹介しました。
 
 <時評>「ほんとうの学力」をめぐって
「教育実践ノート」182号 2002年10月号 より家本芳郎先生のエッセイを紹介しました。自分でも前から気になっていたことがズバリと書かれていました。
 Webページ紹介
(1)HP:メールマガジン「ある小学校教師の独り言」総集HP☆★
 http://www.geocities.co.jp/Berkeley-Labo/6941/index.html  
(2)日本食品添加物協会  http://eco.goo.ne.jp/click/0209_5.html 
 国内で食品添加物の製造・輸入・販売・使用を行う企業及び団体によって組織されている、日本食品添加物協会(jafa)のサイト。食品添加物の役割や、安全性に対する考え方、表示方法、種類と用途などが解説されている。
 
(3)「著作権」特集
 ◆◆教師のための「著作権Q&A」
 教育用ソフトウェアを取り扱う上で、特に理解が必要と思われる著作権関係の事項を、FAQ形式でまとめたもの。 http://www2.justnet.ne.jp/~junko_honkawa/japet/index.html 
 
 ◆◆コピーライトワールド
 学校や家庭、ネットで気をつけなければいけない著作権について、子ども向けに人気のアニメキャラを使って解説。  http://www.kidscric.com/ 
 
 ◆◆コンピュータソフトウェア著作権協会
 著作権に関するニュースリリースやセミナーの開催。「著作権・プライバシー相談室」ではFAQ形式で事例ごとに問題を解説。   http://www.accsjp.or.jp/ 
 
(4)ふかめて広がる環境ネット:「江戸のリサイクル職人」 http://www.ale-net.com/eco/edo/ 
  江戸時代の再利用を支えた職人たちを紹介します。
 
(5)ハイパー海洋地球百科事典 海洋科学技術センター
 中・深海の生き物や、深海の微生物などの画像とともに、解説も掲載。「海と地球環境」と題し、エルニーニョ現象や、地球温暖化と海の関係などを調べることができる。
  http://www.jamstec.go.jp/opedia/index.html 
 
(6)かいず −WEB−
  海の地図「海図」について、詳しく教えてくれるサイト。海にも道があること、海図の始まりは宝島を探して冒険に出た船乗りたちによって発達したことなどを紹介。
  http://www.jha.jp/index.html 
 
(7)よいこの昆虫写真園! http://eco.goo.ne.jp/click/0209_7.html 
リアルな虫の姿をホームページで子どもたちに紹介する個人のサイト。虫の種類ごとに写真が掲載されていて楽しめる。
 
(8)国際協力事業団                http://www.jica.go.jp/ 
:MONO変身図鑑 http://www.jica.go.jp/jicapark/mono/index.html 
これまでに バナナ、椰子の実、シルク、海藻
 
(9)HP情報■クイズ特集   出典  日刊・小学校教師用ニュースマガジン 969    
○ クイズ!!赤恥青恥  テレビで出題された問題を公開
http://www.tv-tokyo.co.jp/bangumi/akahaji/b_akah1.htm 
○ クイズタウン 教科別など多数のクイズ 
http://moguta.aez.jp/ 
○ 九州大学クイズ研究会 
http://rcweb.rc.kyushu-u.ac.jp/~quiz/ 
○ クイズの庭園 一般教養問題 
http://wolfpark.cside9.com/ 
○ さんたく問題 飯塚東小学校 百人一首さんたく  九九さんたく  れきしさんたく江戸 一問一答、三択、テーマ別、一問多答、○×など多数の問題を公開。
http://www.fsyoume.ed.jp/~izukah-e/index.html 
○ 頭の体操 推理クイズ、暗号クイズなどこってます
http://atama.cside.com/ 
○ 大場佳代の楽しくヒストリー 中学三年生が作った歴史に関するホームページ
 メールマガジンも発行中 当たり前ですが中学生レベルです
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/hirosilk/ 
○ ごたく on WWW 子ども用,中学生用,高校生用など多数の問題 
http://www.na.sakura.ne.jp/~taka/quiz/ 
○ スポーツカルトクイズ 陸上競技の問題 箱根駅伝の問題  
http://www.nsknet.or.jp/~cowboys/frame.html 
○ 国旗クイズ 世界の国旗をテーマにしたサイト 
http://www.asahi-net.or.jp/~yq3t-hruc/ 
○ ことわざわーるど 四字熟語クイズ 
http://www.kotowaza-world.com/ 
○ 社会科モノ教材  歴史人物クイズや15スライドパズル  
http://www.ucatv.ne.jp/~m-naka/ 
○ 日本地理おもしろゼミナール 国土の姿、地名、産業等に関するクイズ 
http://ku0811.hoops.ne.jp/ 
○ きゅうしょくだいすき 給食に関するクイズ 
http://www.kinet.or.jp/hanako/index.htm 
○ さいたま市宇宙劇場  天文博士クイズ 宇宙飛行士クイズ 星博士クイズ 
http://village.infoweb.ne.jp/~fvbf0800/ 
○ 森と水のクイズ 森林と雨、海など水に関するクイズ 初級コース 上級者コース  
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/3816/index0.html 
○ トイレテレビ トイレについてのクイズ 
http://www.do-amenity.co.jp/ 
○ 九州ブロック赤十字血液センター 献血クイズ 
http://www.bc9.org/ 
○ 市川市動植物園 動物クイズ オス・メスをあて    
http://www.city.ichikawa.chiba.jp/zoo/ 
 
(10)すぐに役立つHP-selection  評 価 
◇総合的な学習「評価」計画(日野第二小学校)
http://www.city.hino.tokyo.jp/school/hino2e/%E8%A9%95%E4%BE%A1%E8%A6%8F%E6%BA%96%E4%B8%80%E8%A6%A7%E8%A1%A8.htm 
◇ 「総合的な学習の時間」における評価の在り方
 http://www2.edu.pref.ibaraki.jp/data/039/ 
◇総合的な学習「評価」の分類
  http://www.nier.go.jp/saito/kuro/down.htm 
◇エクセルが苦手でも使えるという新学習指導要領準拠の成績処理ソフトや図書館管理ソフト。LAN対応。個人用体験版もダウンロードできる。
  http://www.welldone.co.jp/ 
 ◇総合的な学習の成果をどのように評価すればよいか
 http://www.teacher.ne.jp/welcome/gallery/center4/index01_7.html 
出典  【 総合的な学習 NEWS LETTER 】 現代教育新聞社 ■NO.62◆2002・9・27
 
【サーチ】環境用語(エコワード)
・マイバック運動   http://eco.goo.ne.jp/ecoword/ecoword1.html 
・ブロモクロロメタン http://eco.goo.ne.jp/ecoword/ecoword2.html 
・土壌環境基準    http://eco.goo.ne.jp/ecoword/ecoword1.html 
・川の通信簿     http://eco.goo.ne.jp/ecoword/ecoword2.html 
 教育関係情報
(1)少子化対策で中間報告(厚生労働省)
 厚生労働省の少子化社会を考える懇談会は9月13日、「子どもを育てたい、育てて良かったと思える社会をつくる〜いのちを愛おしむ社会へ〜」中間報告をとりまとめた。中間報告では、少子化社会への対応として、4つのアピールと10のアクションを示してる。
参照:少子化社会を考える懇談会「中間とりまとめ」について【厚生労働省】
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/09/s0913-5.html 
★コメント★
 長い目で日本を見た場合、少子化問題が一番の課題。政府は目前の問題が多すぎて、少子化対策にはあまり本腰が入っていない気がする。この懇談会に政府をリードしていってもらいたい。
 
(2)空き教室を地域の大人と子供が交流する拠点に(新潟)
 核家族化が進んで子供たちが異なる世代と触れあう機会が少なくなるなか、地域の大人たちを学校に招き入れることにより、「地域の教育力」を再生しようという試みが活発化し始めている。
《全文はこちら》 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/05/20020918wm05.htm 
★コメント★
 池田小事件の影響で、開かれた学校がずいぶん遅れたが、より多くの大人の目で子どもたちを見守った方がより安全に違いない。子どもたちにとって顔見知りの大人、学校にとって身元のはっきりとした大人を学校に招き入れるこうした取り組みは増えていくことだろう。ただ、この新潟の場合はそれ以上に意欲的である。授業改革にもつながるこの取り組みの成り行きは注目したい。
 
(3)小学生が発信するメールマガジン 教室からのプレゼント『メルマガ キッズ』
 北九州にある小学校の5年生が学級での出来事などをメールマガジンで発信する試み。9月8日に創刊準備号、9月13日には創刊号を配信。読みやすいレイアウトも魅力だ。小学生の学校での様子が見えてくる。
 <編集・発行責任者 菊池省三先生より>
 私の学級で(5年生)子ども達が自分たちでメールマガジンを作るようになりました。学級会を開いて内容などを決め、編集委員を決めて子ども達なりに計画的に進めていこうとしています。今までにないメールマガジンになるのではないかと私なりに思っています。
  http://www.pubzine.com/detail.asp?id=19665 
★コメント★
 これも立派な学習です。この情報発信により、反響と内容の工夫、メールへの回答など、子どもたちの活動は広がりそうです。ぜひ長続きしてほしいものです。
 
(4)教員追加配置した小学校、「習熟度別」31%で実施(青森)
 少人数指導を行うための教員が配置された県内の公立小中学校のうち、いずれかの学年で習熟度別授業を実施している学校は、小学校で31%、中学校で24%に上ることが、18日わかった。
《全文はこちら》 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/05/20020919wm03.htm 
★コメント★
 習熟度別が小学校で意外に多い気がしました。子どもたちが慣れてしまえば何でもないことかもしれませんが、「ぼくはできるクラス」「ぼくは遅いクラス」などと、何年間も刷り込まれるのもまた怖い気がします。
 
(5)千葉・鎌ケ谷市が小中学校選択制を導入
 千葉県鎌ケ谷市教委は、学区以外の小中学校への入学を自由に選択できる「学校選択制」を来年度から、鎌ケ谷小学校を除く同市の全小中学校(小学校8校、中学校5校)で導入する。
 学区を選べるのは、来年度以降、毎年4月に同市内の小中学校に入学する全児童・生徒。通学区以外の学校への入学を希望する場合に市教委に選択の申し込みをして諸手続きを行う。基本的には学区内の生徒が優先となり、学区外から受け入れる人数は各学校1クラス分(小学校38人、中学校40人)まで。受け入れ枠を超えた場合は抽選を行う。
 同市は面積が約21平方キロと狭いにもかかわらず、学校によって生徒数が最大957人から最少360人までとばらつきがあり、市民から「教員の負担や児童・生徒の受ける教育に不均衡が生じる」との指摘があった。同市教委では、1999年に市議会で学校選択の弾力化について一般質問があったのをきっかけに、市議やPTA、学識経験者などでつくる「学区審議会」で議論を重ねたり、昨年には市民アンケートを行うなどして検討していた。
 同市教委学校教育課は「制度の導入で、子供たちがより自分に合った教育を選べるようにするだけでなく、学校側も生徒に選ばれるよう努力する体質に自らを変えていってくれれば理想だ」と話している。
★コメント★
 いろいろ試行されて落ち着いてきたのがこのやり方ではないだろうか。選択制は学校の特色とセット。大阪府みたいに人事に校長の意見を反映させることができるかが今後の大きな課題であろう。
 
(6)群馬・高崎健康福祉大付属高が校庭含め全面禁煙に  EduMailより
 高崎健康福祉大付属高崎高校(群馬県高崎市)は10月1日から、高校エリア内では教職員、来校者とも全面的に禁煙にすることを決めた。これまで、応接室を喫煙室に指定するなど「分煙方式」を取っていたが、校舎内だけでなく、校庭を含め高校の全区域での喫煙を禁止することにした。
 これに伴い喫煙室は閉鎖し、業者など来校者にも協力を求める。校内10カ所に禁煙を呼び掛ける掲示板を設けるとともに、違反した場合には罰則を科すことも検討している。
 同校は「この運動を通して喫煙の害を呼び掛けたい」と話している。ただ、「どうしても吸いたい人もいる」(同校)ため、同じキャンパス内にある短大食堂の一角では喫煙を認めるという。
★コメント★
 さすが健康福祉大の付属。日本は喫煙に甘い国としては世界1,2。駅が禁煙の流れから考えると、学校内全面禁煙の流れも、よくよく考えてみれば当然の話。おそらく全国に広がるのではないか。
 
(7)日韓の小学校が翻訳掲示板など使い交流授業  EduMailより
 大阪府松原市の布忍(ぬのせ)小学校(徳田喜代士校長)と韓国・平沢市の内基(ねぎ)初等学校(李載権校長)が、日韓翻訳掲示板やテレビ授業システムなどを使って言葉の壁を乗り越えた国際交流授業を行うことになった。
 今回の交流にあたっては、総務省と文部科学省の学校インターネット事業の一環として政府の外郭団体の通信・放送機構(TAO)が設置、毎日新聞社が運営管理する国際交流翻訳掲示板「レッツワールド」およびNTTコミュニケーションズが提供するeラーニングシステム「コミュニケーションズスクエア」を使用する。
 日韓自翻訳掲示板は、日本語と韓国語の相互自動翻訳ができ、同じ内容の日本語と韓国語の掲示板がセットになっている。eラーニングシステムでは、インターネット上で電話のような会話ができるほか、 画像共有、マ−キング、研修教材事前配布、簡易映像ストリーミング送信、チャット等の多彩な機能が利用できる。また、ネットワークの設定変更なしに簡易映像のテレビ会議ができるのが魅力だ。
 両校は、海外交流を推進している田中博之・大阪教育大助教授の仲介で知り合った。布忍小のある松原市は大阪市の南隣りに位置し、ベッドタウンとして発展している。内基初等学校は、中国向けの貿易港として発展している平沢港に近く、中国の小学校とも交流している。両校は、日韓両国が産業や貿易で協力関係にあることの調べ学習を行い、発表しあう予定。
 交流授業の模様は10月10〜14日に金沢市で開かれる生涯教育イベント「まなびぴあ」のスクールインターネットのコーナーで、12日にライブ中継するほか、11月19日に布忍小学校が行うマイスクール研究発表会で公開する。また、1月28、29日の両日、鹿児島県川内市で行われるTAOの中間報告会にあわせ、布忍小学校と内基初等学校、それに川内市の小学校と3地点交流授業も公開する予定だ。
★コメント★
 技術的にはすでに可能だったため、どこが始めるかだけが問題だったが、やはり田中先生が始めた。
言葉の壁がクリアできるようになったので、海外との姉妹校締結、さらにインターネットでの交流は今後ますます増えてくることだろう。
 
(8)学校で使えるフリーソフト紹介:「思考支援ツール Idea Fragment」
 調べ学習のテーマを決める時に意外に役に立つのが「KJ法」などの発想法です。自分の考えを可視化することで、考えをまとめたり広げたりすることができます。そこで今回は、発想をコンピュータ上で可視化できるソフト「思考支援ツールIdea Fragment」をご紹介します。
 これは、大きな模造紙を広げ、そこに疑問や発想したことを書いたふせん紙を貼っていきグルーピングしていくことができるソフトとイメージしてください。さらにコンピュータの特長を生かし、ふせん紙に書いたことに関連のあるホームページにリンクをはったり、上位から下位への発想の流れを1枚目のカードから2枚目のカードにリンクをはることで表現できます。
 このソフトは子どもでも簡単に操作ができます。クラス内で同じテーマからどのような広げ方をしたのかを比べたり、どのキーワードからどんなことを調べたのかリンクをはり、発表したりしてみてもおもしろいでしょう。KJ法とコンピュータの特性をうまく活用し、子どもの発想を広げる場面にぜひ活用してみてください。(Windows98/2000/xp用 フリーソフト作者:須藤幸一)
入手先:http://member.nifty.ne.jp/nekomimi/lzh/ideafrag.htm 
★コメント★
 基本的には、紙でわいわい言いながらやることに価値があると思っているのであまり実用的だとは思わないが、毎回模造紙を使っていては、確かに紙資源の浪費はさけられない。一度やってみる価値はあるかも?
 
(9)従来と同じ教育をしていればいいと考えている教師は教壇から去るべきだ 数学者 秋山仁氏
 中学や高校の教師に数学の醍醐味を教わった秋山氏。昨今の「学力低下不安」を憂い、ともすると逆戻りしようとする世の中の風潮に釘を刺し、教育への熱い思いを語った。
 秋山氏の教育に対する熱い思いはGKSホームページから次へ
http://www.gks.co.jp/y_2001/interview/talent/talent.html 
 
(10)携帯トラブルを児童が調査 愛知・扶桑町立山名小
 携帯電話の危険性など実情を知ってもらおうと、愛知県扶桑町立山名小学校では、携帯電話をテーマにした授業を今年2月に行った。授業を担当したのは桑原朱美教諭。5学年の総合的な学習の時間を活用して行った。詳細→http://www.gks.co.jp/y_2001/sogo/medialiteracy/02092001.html 
★コメント★
 丹葉の養護の先生方の活躍は頼もしい限りです。テレビでの取材、新聞社の取材、今回はMMでの
紹介です。取り上げるテーマが斬新だからこそマスコミの注目を浴びているのです。
 
(11)「指導力不足」認定31人中5人が辞職 広島  EduMailより
 広島県教委は指導力不足教員に対する研修事業について、モデル事業としてスタートした昨年度からこれまでに、県内の小中高校など(広島市立学校を除く)の教員計31人を「指導力不足」と認定、うち5人が辞職したことを明らかにした。学校長の申請に対し、県教委が認定した「認定率」はほぼ100%だった。
 同事業は学校長が「児童・生徒に適切な指導を行っていない」と判断した教員を県教委に申請。県教委が「指導力不足」と認定すれば、東広島市の県立教育センターなどで研修を受けるシステム。
 昨年度の申請は15人で、全員が認定された。そのうち5人が辞職、6人は教職に復帰し、4人は研修を継続している。一方、今年度はこれまでに新たに17人が申請され、病気休養中の1人を除き、16人が認定された。昨年度の認定者4人と合わせ計18人(休職中などの2人を除く)が同センターに通って模擬授業をしたり、学校でベテラン教員の授業を見学するなどの研修を受けている。
 指導力不足教員について、今のところ降任や免職などの分限処分は行われていないが、常盤豊教育長は「(該当者がいれば)的確、厳正に対応していきたい」と述べ、処分も含めて厳しい姿勢で臨む意向を表明した。
★コメント★
 広島県の実践は他県のモデルとなる。31人の認定者は、愛知では○人、岐阜では○人などと、人数の目安になるかもしれない。しかし、基準は児童・生徒にとって先生としてつとまるかどうかどうかである。税金で雇われているものとして、粛として受け止めたい制度である。
 
(12)児童一人に一台のPC配布              <岐阜県教委など>
 学校や家庭の別なく児童の情報活用能力を育成しようと岐阜県教委と岐阜市、恵那市はNTTコミュニケーションズ株式会社と協力して、児童が1台づつノート型パソコンを配布して学習する小学校の「ラップトップ・スクール」がこのほど、モデル2校で稼動した。対象校は岐阜市立京町(森谷連校長、児童203人)と恵那市立長島(樋田一成校長、児童611人)の両小学校。5学年児童全員に1台ノート型PCを配布した。学校内は無線LAN環境の整備を行ったほか、各家庭にNTTコミュニケーションズがADSL回線とモデムを提供して、学校行事やライブ授業画像を配信できるほか、学級通信や教師とのやり取りもメールで行うことが可能だ。
★コメント★
 ついに、ドイツ並み、それ以上にやる市が現れた。予想通り、それは岐阜県内の市であった。
今回は5年生であったが、この先はどうするつもりか、大変楽しみである。
 
(13)中学生が特産品売るネットショップ開設 北海道   EduMailより
 北海道上川町立上川中学校(河野高好校長、生徒数104人)のホームページに、「ネットショップ」が開設された。「ネットで上川町の特産物を販売しよう!」というテーマのもと、3年生2人と1年生3人のグループが「総合的な学習の時間」に制作、運営している。自分たちの町のいいところを、全国に知ってもらおうというユニークな企画だ。今後はオンラインショップの有効性についても考えていくという。ショップの開設は10月7日まで。  【毎日中学生新聞編集部 村社拓信】
 販売しているのは「北のめぐみ」というトマトジュース。上川町の清涼飲料メーカー、キクスイが製造・販売しているもので、同町で栽培されたトマトを使い、塩分や添加物を一切使用していない。キクスイの協力で販売が実現した。
 ネットショップ開設まで、5人は連日放課後も残って作業を続けた。特に業者に協力を依頼するための企画書作りでは、「意見がぶつかることもあって、一番苦労しました」と1年生の堀田泰史君は振り返る。しかし、業務内容や作業の流れなど細かい部分までまとめた企画書は、企業との交渉の場でネットショップの趣旨を理解してもらうのに役立った。担当の吉野法行教諭は「生徒のおかげで企業の方にも理解してもらいました」と、生徒たちの頑張りを強調した。
 3年生の諏佐由希子さんは「自分たちが作ったページを見てもらうのはとてもうれしい、とみんなで話しています。中学校の授業でも、これだけ大きなことができるんだって思いました」と誇りにしている。ネットショップには上川中のホームページから入ることができる。
【北海道上川町立上川中学校】http://kjhs.cool.ne.jp/ 
★コメント★
 取り組みは斬新。ネットの可能性を示している。ただ、何が学習になっているのか、評価をしっかりしたいところだ。
 
(14)運動会ピストル音で聴覚障害負った小学職員が提訴  EduMailより
 運動会の際に至近距離でスターターのピストルのさく裂音を聞き、聴覚障害を負ったとして大阪市立小学校職員の40代の男性が、市に約900万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。運動会シーズンは今がたけなわ。男性は「子供が被害に遭ってもおかしくなかった。改善策を講じようとしない市の姿勢を正したい」と話している。      以下略
★コメント★
 よく使うものであるからこそ、お互い気をつけたい。
 MM紹介
(1)・・kyositu.comニュース【小学校教育総合情報誌】・・
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┃3┃インタ−ネット漢字力試しの実施についてお知らせ     陰山英男@兵庫県山口小学校
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 お約束しておりました漢字力試しですをアップしました。下の文字をクリックしてください。エクセルのデ−タでダウンロ−ドできます。そして、プリントアウトしてやってください。1学年の20
問で、上段は全漢字から、そして下段は熟語プリントからの出題です。
注意点です。
まず、時間は無茶でなければ、本人の納得するまでゆっくり書かせてください。
意外と子どもは時間をかけると思い出すものです。
集計ですが、それぞれの学年について8割を目標にして自己採点してみてください。5年生なら5年生の問題について定着率が何点という具合です。だいたいの定着率が出ます。5年生なら5年生の問
題するだけではなく、全学年をやってください。それまでの学年の定着率と課題がはっきりし、次の練習の目当てができるはずです。それから、この問題用紙はB4に設定されています。A4しかプリ
ントできないプリンタの場合は、エクセルで開いてファイルのペ−ジ設定で、縮小75%で印刷していただくとか、画面を見ながら別の紙に解答を書かせていただくとかお願いします。
・漢字力試し問題はこちら
 http://www2.nkansai.ne.jp/sch/hpkage/kanjitest.xls 
・解答はこちら
 http://www2.nkansai.ne.jp/sch/hpkage/kanjikai.xls 
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「陰山学級物語」⇒ http://www2.nkansai.ne.jp/sch/hpkage/ 
 
(2)ALE−Netの紹介
   社会のひきだし「自動車産業」           @ALE研究会 http://www.ale-net.com/
 
 世界を驚かせたハイブリットカー(電動モーターとエンジンを併用した車)が本格的に発売されるようになってから5年。現在では、充電式の電動自動車が発売されるようになり、次世代の燃料電池自動車も実用化に近づきつつあります。
 自動車産業は日々進歩していきます。そこで社会のひきだし「自動車産業」も、現在の自動車産業に合わせてリニューアルいたしましたのでご紹介します。
▼「自動車産業」トップページ
 http://www.ale-net.com/hpcs/jidousha/index.htm 
▼地球の資源
 http://www.ale-net.com/hpcs/jidousha/1.htm 
 一説によると、石油はあと43年でなくなると言われています。このコーナーでは、限りある地球資源について調べることができます。
▼地球にやさしい自動車
 http://www.ale-net.com/hpcs/jidousha/2.htm 
 環境に優しい自動車ということで、いろいろな仕組みが研究されています。その中でも代表的なのが「電気自動車」「ハイブリットカー」「燃料電池車」「ソーラーカー」の4つです。このコーナー
ではこれらの自動車の特徴や仕組みを調べることができます。
▼自動車工場を見てみよう
 http://www.ale-net.com/hpcs/jidousha/3.htm 
 近くに自動車工場がない人や、見学に行ったけれどもう一度振り返りたい人におすすめのコーナーです。工場のようすや工場で働く人のインタビューを見ることができます。
 
 自動車関連の情報は、メーカーのホームページも充実しており、比較的インターネットで探しやすいようです。教科書や資料集の補足として、是非インターネットを活用してみてください。
     (「ALE(エール)マガジン」No.61、2002.9.9から転載)
 授業に役立つホームページ 〜企業が取り組む環境問題1〜         齋藤智世
 工業生産を扱う社会科や、環境を扱う総合的な学習の時間の資料となるような、企業が環境問題にどのように取り組んでいるか広報しているページをご紹介します。どの企業もごみの減量や資源のリサイクルに取り組んでいますが、特に排気ガス、石油資源の有効利用にからむ自動車工業、フロンガス、ごみ処理と家電リサイクル法がからむ家電業界を中心に取り上げてみます(家電業界は次回に)。
 
●企業・経済の視点から見た環境問題入門『“環境経済”基礎講座』
 http://www.nature-n.com/g_ecnm/ecec/index-j.htm 
「企業が取り組む環境問題」と言ってもいったい何をさすやら・・・と思っている人は、このページからどうぞ。環境経済を学ぶ時に出会う用語'循環型経済社会''エコデザイン''ゼロミッション''環境マネジメントシステム''グリーン調達''グリーン購入'などの解説が掲載されています。[“環境経済”よく出る用語集]も役立ちます。
 
●『トヨタ自動車 環境への取り組み』  http://www.toyota.co.jp/company/eco/index.html 
 目指す企業像が書かれている[環境マネジメント]や技術的な説明の[開発・設計]はちょっと難しいですが、[調達・生産・物流]や[リサイクル・流通]は、グラフや図・写真を多用してわかりやすく説明しようとしています。社員が環境問題に取り組む様子も書かれています。[社会貢献活動][環境教育・啓発]にも情報が出ています。左フレームの一覧からクリックしても、ページの最下段にある[次のページへ]をクリックしても、目的のページを見ることができます。とにかく情報量が豊富なサイトです。
 
●『本田技研工業 環境への取り組み』 http://www.honda.co.jp/environment/ 
「生産から廃棄、リサイクルにいたる環境への積極的な取り組みや、環境技術の紹介」をコンパクトにまとめたものが[e-TECH]。非常に解りやすく簡潔にまとめています。また、環境への取り組みの様子を一冊の資料にまとめ、「環境保全活動の解説書」としてWebで閲覧できるようにした[Honda Ecology]もあります。[序章]で概要を学んだ後、商品、生産・購買、物流、販売・サービス・廃棄、管理の中から目的のものを選択するといいでしょう。実際の冊子を入手することもできるようです(改訂版がこの秋に出るとか)。実際に昨年度何をやったかは[Honda環境年次レポート]で知ることができます。こちらも情報量が豊富なサイトです。
 
●『日産自動車 環境への取り組み』 http://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/ 
 ここでは、環境への取り組みの様子をとても簡潔にまとめて表示しています。おおまかな概要は[ニッサン・グリーンプログラム2005]にあります。生産やリサイクルなど具体的な取り組みの説明も、短い文章と写真・グラフで表現していますので、小学生でも取り組みやすいと思います。
 
●『三菱自動車の環境への取り組み』 http://www.mitsubishi-motors.co.jp/ECO/ 
 トップページは'ちょっと難しいかな'という顔をしていますが、だいじょうぶ。[環境サステナビリティプラン]をクリックしてください。[環境サステナビリティプラン詳細]では、取り組み内容を一覧表にあらわしています。具体的な内容は[つくる][つかう][もどす]という3過程に分けて、簡潔にまとめて紹介しています。小学生でも取り組みやすいと思います。過去の様子は環境報告書(PDFファイル)に記されています。
 
●『ダイハツ 環境への取り組み』  http://www.daihatsu.co.jp/info/index.htm 
 トップページから[環境への取組み]をクリック。製品開発、生産工場、物流段階、リサイクルなどへの取り組み、広報、啓発、社会貢献活動などに分かれて記事が作られています。
問題点は表形式にまとめられており、必要に応じて詳細情報を見るタイプになっているので、目的の情報までたどりやすいと思います。どの説明もグラフや図、表を使って簡潔にまとまっています。
 その他、マツダhttp://www.mazda.co.jp/environment/ 
やスズキhttp://www.suzuki.co.jp/cpd/koho_j/kankyo/index.html 
では、環境報告書をPDFファイルでダウンロードできます。
                          出典 火曜の会MMより
 
 新しい評価の考え方と評価の実践     鹿児島大学教育学部教授 土田 理
  東京書籍のメールから紹介しました。
(MM「東書メール」のお申し込みは↓こちらです。)
http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/enet/newcontents.htm
■東京書籍「東書メール」25号■より一部転載     (伸)
【東京書籍HP】http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/ 
 
おまけ
■ 「学研 大人の科学」の最新版「大江戸からくり人形」先行予約開始!
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「学研 大人の科学」シリーズの最新版「大江戸からくり人形」の先行予約を開始しました。「大江戸からくり人形」は、江戸時代のお茶運びロボットをリアルに再現する組み立てキット。人形の部品や、茶碗、着物などがセットになっています。組み立てて楽しく、できあがった人形にお茶を運ばせると、さらに楽しいこのキット。Just MyShopでの予約受付は限定200個となっています。お申し込みはどうぞお早めに!(MyShop価格 5,900円)※配送開始は11月18日からとなります。あらかじめご了承ください。
 ▼「大江戸からくり人形」のご予約はこちら▼
 https://www.justmyshop.com/app/mypage/doc/syuhen.html?jms0104 


      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp