第175回 社楽の会報告    第174回へ    第176回へ
                                           
報告者  土 井
2002年9月19日(木)布袋北学供にて,第175回社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(大口町教委)、高橋先生(門弟山小)、大島先生(犬東小)、奥村先生(愛教大)、尾関先生(江南北中)、斉木先生(江北中)、野沢先生(柏森小)、坪内先生(犬北小)、勝村先生(犬山中)、高木先生(犬山中)、馬場先生(木曽川中)の11名でした。

☆ 土井より、今回紹介したものの目次です。番号をクリックしてください。

 長野県茅野市訪問リポート 
 教師力アップセミナー 夜の会で佐伯 胖先生と語る
 総合的な学習のための教育技術−作文的方法によるアプローチとそのヒント−
 Webページ紹介
 教養とは 
 施設紹介  
 ワールド・ウォッチ
 田中宇の国際ニュース解説
 書籍紹介
10 授業に役立つホームページ  〜国際交流、異文化交流の?を知ろう〜

 長野県茅野市訪問リポート
 9月13日に、長野県茅野市を訪問しました。
 茅野駅前のデパートの閉鎖に伴い、市がフロアを買い取り設立した「茅野市子ども館」の見学・説明が中心です。旧デパートは、現在数多くのテナントが入った複合施設になっていました。
 その中にある中高生広場「CHUKOらんどチノチノ」は、設計・運営に中高生がかかわり、その希望が見事に生かされていました。ダンスやバンドの練習場、学習室、調理場などがあり、無料で使用でき利用度が高く、中高生による委員会が使い方を決めています。若者を積極的に招き入れる発想はぜひ見習いたいと思いました。
 「0123広場」は、就園前の親子の交流の場となっていました。常時5名の職員がおり、24時間対応の子育て相談や幼稚園の不登園対応など、手厚いサービスが行われていました。
 「電脳ひろばBELEC」は、地元の大企業EPSONの協力によって造られたもので、最先端の情報の体験、交流の場となっていました。企業と行政の連携という点でも参考になります。
 いずれもが住民の参画と協働で企画・運営がなされており、今後の公共施設の在り方の方向を示しています。
 続いて訪問した茅野市運動公園は、市立の施設としては他に例がないほどの大規模な運動公園です。公認の陸上競技場・スケート場をはじめ、相撲・弓道・屋内ゲートボール・スケボー場までそろっており、インターネットで空き紹介・予約受付を行っていました。現在は、その後、窓口で入金していますが、コンビニ等から払い込みができるように構想しているそうです。
 
 教師力アップセミナー 夜の会で佐伯 胖先生と語る
「基礎基本について」「学び」「村井 実氏」「授業を見る」「最近の心理学」「教育の数値化」など口頭で。
 豊田にすごい先生がいるらしい・・・・ などのわだいを口頭で報告しました。
 総合的な学習のための教育技術−作文的方法によるアプローチとそのヒント−
   9月16日(月)江南市文で行われた上條先生の講演をここで報告しました。
 
 Webページ紹介
(1)中学生のための地域調査入門
 中学生が、「社会科の地理」の時間や「総合的な学習の時間」に地域を調査をするための方法を、やさしく紹介。すぐに使えるフィールドノートなどもダウンロードできる。また、若い先生のための授業レシピも中学校の先生に限定して公開している。
  http://www2u.biglobe.ne.jp/~kouda/index.htm 
(2)日本地理おもしろゼミナール
 「国土と自然」「くらしと産業」「関西vs関東」「クイズふるさと自慢」など地理を学ぶ上で興味を持つ問題に答えてくれている。「おもしろ日本一」が楽しい。「地名の雑学」はクイズ感覚で楽しめる。
  http://ku0811.hoops.ne.jp/toppage.html 
(3)岐阜県                   http://www.pref.gifu.jp/ 
:平成14年度 我校の特色一覧
http://www.pref.gifu.jp/s17767/tokushoku2/index2.htm 
幼稚園から中学校までの内容別特色一覧。
(4)「統計でみる市区町村のすがた2002(改定版)」【統計局統計センター】
http://www.stat.go.jp/data/ssds/4-3.htm 
人口・世帯,自然環境、経済基盤、行政基盤、教育、労働、文化・スポーツ、居住、健康・医療、福祉・社会保障、安全から
(5)「食と農のQ&A」を作成。広く配布【農林水産省】
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020910press_1.html 
 食」と「農」に関するキーワードについて、用語の意味や施策の背景・内容をできるだけわかりやすく解説した「食と農のQ&A」を作成
 
(6)総合的な学習特集
★・総合的な学習ランド  http://www.nier.go.jp/saito/kuro/sougou.html 
 ・ささやかな教育技術  http://www1.ocn.ne.jp/~kkkk/ 
 ・鈴木敏恵の「ここから見える未来教育」  http://www02.so-net.ne.jp/~s-toshie/ 
 ・総合的な学習情報  http://www2.ttcn.ne.jp/~hnet/sogo/ 
 ・総合的な学習リンク集  http://kids.gakken.co.jp/campus/teachers/link/ 
★起業家教育のリンク
 起業家教育.com    http://www.kigyokakyoiku.com/ 
 京都リサーチパーク  http://www.entreplanet.org/ 
★小学校教師用教育関連総合リンク集  http://member.nifty.ne.jp/KURAMITU/index.html 
 学校を元気にする便利サイト 学びの場  http://www.manabinoba.com/ 
 教育総合情報サイト e-park!  http://www.epark.co.jp/ 
 kyositu.com  http://www.kyositu.com/ 
★「とっても困った『総合的な学習の時間』のページ」
 http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/9673/ 
(7)教育情報ナショナルセンターのリニューアルについて【文部科学省】
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/14/09/020904.htm 
 米国や英国のナショナルセンターと同等の機能となる
(8)教育情報ナショナルセンター http://www.nicer.go.jp/ 
サイトをリニューアル。従来の「こども」を「キッズ」と「ティーンズ」に分割。
(9)とうきょうED 社会人講師実践データバンク@東京 http://tokyo-ed.net/ 
社会人講師の手配から授業実践記録までアシスト。
(10)全国教育系ワークショップフォーラム 「教える」から「引き出す」へ
http://www.skunkworks.jp/akagi/ 
11月2日より、国立赤城青年の家にて開催。
(11)平成14年度学校基本調査結果(速報)について【愛知県】
http://www.pref.aichi.jp/kyoiku/kyoiku-somu/tokei/kihon/h14/index.html 
(12)「宇宙」に関するサイト■
 9月12日が「宇宙の日」というのをご存じでしたか? 1992年の国際宇宙年に科学技術庁・文部省宇宙科学研究・日本国際宇宙年協議会が一般公募し、その結果、制定されたそうです。ちなみにこの日は、毛利衛さんがスペースシャトルで宇宙へ飛び立った日でもあります。
☆NASDA-宇宙開発事業団 http://www.nasda.go.jp/ 
WEB上でロケット発射場の定点観測ができる。子ども向け「NASDA★キッズ」もあり。
☆SSC note. 宇宙をもっと身近に!http://www2s.biglobe.ne.jp/~gshirako 
宇宙開発関連の話題を中心にさまざまな情報を発信。宇宙へのチャレンジを応援!
☆MEF-小天体探査フォーラム一般公開ページ http://www.as-exploration.com/mef/ 
小さな星へ自分たちが考案した宇宙船を飛ばそう!という人たちによるフォーラム。
☆宇宙切手の展示室 http://members.jcom.home.ne.jp/ttsujino/space/ 
世界各国で発行された宇宙に関する切手を展示している。ナント現在91カ国342種類!
☆宇宙メダカ・ホームページ http://cosmo.ric.u-tokyo.ac.jp/SPACEMEDAKA/J.html 
1994年7月にスペースシャトル、コロンビア号で実施された宇宙メダカ実験の記録。
   出典   No.212 2002 Sep.12━  ◆◇◆GKS NEWS LETTER◆◇◆
 
【サーチ】環境用語(エコワード)
・農業集落排水 http://eco.goo.ne.jp/ecoword/ecoword1.html 
・汚泥消化   http://eco.goo.ne.jp/ecoword/ecoword2.html 
・感染性廃棄物 http://eco.goo.ne.jp/ecoword/ecoword1.html 
・特別管理廃棄物制度 http://eco.goo.ne.jp/ecoword/ecoword2.html 
 
 教育関連情報
(1)【行政】大阪府が校長裁量で教員募集する制度    EduMail)))より
 大阪府教委は、府立高校、養護学校の2003年度(03年4月1日付)の人事異動から、校長の裁量で教員を公募、採用できる制度を導入すると発表した。校長が描く学校の将来ビジョンにふさわしい教員を獲得することで、特色ある学校づくりに役立てる。東京都では一部の都立高の人事異動で、都教育庁が教員を公募する制度を今年度から始めているが、校長の裁量による人事異動の公募制は全国初という。
 府教委によると、公募は1校当たり2人まで。校長は教科や生徒の指導、クラブ活動などについて、教育理念や将来像を、全府立学校をパソコンで結ぶ「学校情報ネットワーク」のホームページで公開する。教員の応募資格は、同じ府立学校に3年以上勤務していること。教員は希望に合った学校に応募し、校長が書類選考と面接で採用を決める。そのうえで、府教委は、全体の人事異動の計画を立てる。応募期間は11月28日〜12月11日。
 これまでの府立学校の一般教員の人事異動は、同一校で7年以上在職した教員を対象に、府教委が実施してきた。しかし、校長の平均在職期間は一般教員より短い3年で、「校長がリーダーシップを取りにくい」という指摘が出ていた。現在、府立の高校、養護学校は約200校で、教員は約1万200人。
★コメント★ 特色ある学校づくりの責任を校長に課すなら、校長に人事権を与えるのが筋であろう・・でも無理かな?と、誰もが考えていたことを、大阪府はいよいよ実行に移した。成り行きを大いに注目したい。いくつかの外国は教師も年俸制で1年契約と聞いている。それと合わせると、学校は変わりすぎる?
 
(2)保育園内の様子を保護者らにネットで放映(青森)
 八戸市の私立多賀台保育園(斎藤●学園長、園児60人)は、「園内でどんな生活をしているのか知りたい」といった声が保護者から寄せられていることから、2日、家族らへのインターネットによる園内映像の放映を始めた。《全文はこちら》 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/01/20020903wm00.htm 
★コメント★ もうすでにいくつか始まっている。小・中学校でも、時間を限ればすぐにでもできそうである。
 
(3)ITで築く確かな学力 (文部科学省)
 文部科学省はこのほど、初等中等教育におけるITの活用の推進に関する検討会議の報告書を公表した。報告書では、「ITで築く確かな学力〜その実現と定着のための視点と方策」。その推進策として、「教員」「ハード」「ソフト」の面からの視点を示している。
参照:ITで築く確かな学力 〜その実現と定着のための視点と方策〜(概要)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/021/toushin/020902.pdf 
参照:ITで築く確かな学力 〜その実現と定着のための視点と方策〜(本文)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/021/toushin/020901.pdf 
★コメント★ ITを「学力向上のために用いるツール」として位置づけている。「確かな学力」の影響が少なからず見受けられる。 
 
(4)不登校向け公立学校を設置へ        <八王子市教委>
 八王子市教委は来年度中にも、不登校の小中学生を対象にした公立の小中一貫教育校「ジュニアマイスター・スクール(仮称)」を設置する。
 同スクールには正規の教職員や市の相談員、スクールカウンセラー、大学生のメンタルフレンドなどを配置。演劇や工芸、料理などの体験学習に重点を置くほか、「習熟度ステップ」に分けた授業を行う計画。不登校向けの公立校は、全国でも初めて。
 同教委が8月末までに、市内の不登校児童生徒を対象にした調査では、回答した120人のうち4割強が同スクールに「興味がありもっと知りたい」と答えた。入学者は100人規模を目標にしていたが、同調査を受け、「単純計算で150人以上を見込めそうだ」(新校開設準備担当)という。
 現在は、校舎となる旧殿入(とのいり)小学校の改修を進め、都教委に対しても「公立学校としての開校」を認めてもらい人的配置ができるよう要望している。
★コメント★ これも大きな動きだ。学校へ行けなかった子どもたちが、はたして「学校」へ行けるのか?
興味深い。また、法的にクリアできるのかも興味深い。
 
(5)【教員】公立・私立高間の人事交流を実施へ 秋田  EduMail)))より
 秋田県内の高校教育の問題点について話し合う県公私立高校協議会(水戸谷貞夫会長)の第1回会議がこのほど開かれ、公立、私立高間の教員の人事交流を早ければ来年度から実施する方向で合意した。
 県教委職員や私立高校長、学識経験者ら約30人が参加。就職活動における公私の連携について意見交換した後、私立高関係者から公私立高間の人事交流の要望が出され、県教委は検討を約束した。今後も6月と10月の年2回、協議の場を設け、条件整備へ向けた話し合いを進めていく。
 就職対策については、参加者の間で「フリーターが流行し、若者の離職率が高まる中、就職前にもっと仕事の内容を知らせることが必要」(原田錬・聖霊女子短大付高校長)との認識で一致。県に対しては、インターンシップ(体験社員)受け入れ企業の増加、ワークシェアリングの拡大などを望む声が出た。
★コメント★ 中・高間の人事交流の動きもあるが、公立・私立間でも行われるとはおもしろい動きだ。
いろいろ問題もあると思うが、ぜひ実現してほしい。
 
(6)《小中学生向けに環境ゲーム作成》環境省◆
 環境省はこのほど、環境問題を遊びながら学んでもらおうと小中学生向けの教材を作った。自分が工場長になり手持ちの資金を生産費用と環境対策費に振り分けながら製品を作っていくカードゲーム「エコプラントゲーム」、マス目にある原料を組み合わせながら製品を作っていくすごろく「コレクター」、同省のホームページ上で理想の街をつくる「つくろうポンポコ理想郷」の3種類。エコプラントとコレクターは、希望者に無料配布する(要送料)。 申し込みは、環境省環境安全課 TEL03(3581)3351 まで。  
★コメント★ 作成の努力に敬意を表するために、ぜひ申し込んで活用を!
 
(7)総合的な学習で行政職員と教職員のチームで研究(埼玉県)
 彩の国さいたま人づくり広域連合はこのほど、「学校との連携を通じた行政課題解決方策について〜『総合的な学習の時間』をどのように受け止めるのか?〜(仮題)」をテーマに研究開始、行政職員と教職員による共同研究プロジェクトチームの発足させた。
参照:「総合的な学習の時間」をテーマとした行政職員と教職員による共同研究プロジェクトチームの発足について【埼玉県】http://prosv.pref.saitama.jp/scripts/news/news.exe?mode=ref&yy=2002&mm=9&seq=23 
★コメント★ これも当然の成り行き。今まで無かったのが不思議なくらい。
 
(8)小学生が総合学習の時間に観賞用ハーブの一種食べて食中毒(山形)
 県保健薬務課に十三日入った連絡によると、長井市立致芳小(須藤吉雄校長)の五年生十六人が十一日、総合学習の時間に採集した葉をてんぷらにして食べたところ、六人が腹痛や吐き気を訴え、うち五人が病院で診療を受けた。《全文はこちら》 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/03/20020916wm04.htm 
★コメント★ 食農教育の最も注意しなければならない部分。ついに起こったか・・・
 
(9)自宅研修の承認厳しく。先生の夏休み変わった?(富山)
 学校完全週五日制の実施に伴い、今年から“先生の夏休み”が変わった。月二回の土曜出勤の代休を一括して取る「まとめ取り」がなくなったうえ、七月には文部科学省が、校外で研修するいわゆる「自宅研修」の承認を厳しく判断するよう求めたからだ。 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/06/20020916wm09.htm 
★コメント★ これも一般から見れば当然と言えば当然。来年度からは「休憩」も正式に取ることになろう。教員が特別な時代は、週休2日制と引き替えに終わったと言える。
 
 施設紹介
 あいち健康プラザ  http://www.ahv.pref.aichi.jp/  資料を口頭で紹介します。
 
7 ワールド・ウォッチ】エジプト  エジプトの教育制度とカイロ日本人学校  EduMail)))より
□□ナイルの恵みの中で
 エジプトでは1年を通じて雨がほとんど降らず、ギラギラ照りつける太陽と乾燥した空気等が特色である。しかし、ナイル川沿いには緑が多く、カイロ市内には公園もあり、郊外では田園地帯の風景を見ることができる。国民の約90パーセントはイスラム教徒で、人々の多くは国を南北に貫く世界最長のナイル川周辺に住み、その多くは民族衣装のガラベイヤをまといながら農業に従事している。
 この国は巨大なピラミッド群に代表されるエジプト文明発祥の地で、世界各国から多くの観光客を集めている。首都カイロに住む日本人は現在約940人。道路事情により自分で車の運転をできないといった不自由さや治安上の問題が手伝ってということもあるが、日本と比べて時間的ゆとりもあり、家族いっしょに行動する機会が多いようである。
 
□□エジプトの教育制度
 9月中旬と1月下旬〜2月に学期が始まる2学期制。高校および大学への入学試験はなく、それぞれ中学校および高校在学時の成績で合否が決められる。ただし、エジプト国内の法律により、公立小学校・中学校・高校は日本人等の外国人子女の入学を認めていない。
 
□□ピラミッド見える学校で学ぶ
 カイロ日本人学校は今年度、創立30周年を迎える。現地の社会情勢・治安状況を把握しながら、現地理解・国際理解教育を進めている。雨がほとんど降らない中でも、校庭の火炎樹は今年も、緑の葉・緋紅色の花・濃茶の種子と、格好の教材を提供している。遠くに目をやると、ギザの3大ピラミッドが太陽光線の加減でいろいろな姿・顔を見せてくれる。
 運動会では「パワー全開 ゆうしょうめざして希望の空へ」のテーマのもと、子どもたちは紅白2組に分かれて得点種目を競った。2月には、「学習発表会 みらいにむかってヤッラビーナ」のテーマのもと、本校の名声と伝統に恥じない文化の香り高いものが、展示の部と舞台の部に展開された。いずれも現地のアルスン校、カイロ大学日本語学科学生、施設ダールエルオルマンの参加があり、国際色に花を添えた。
□□児童生徒数  ●小=45人 ●中=7人
【カイロ日本人学校】mailto:crjpnsc@starnet.com.eg http://www.users.starnet.com.eg/crjpnsc/ 
              (海外子女教育振興財団発行『海外子女教育』より)
出典 ■No.401  Mainichi Daily Mail Education
 
  田中宇の国際ニュース解説 2002年9月9日 http://tanakanews.com/ 
  ★米イラク攻撃の謎を解く  別紙で紹介
 
 書籍紹介
『虫を食べる人びと』三橋淳(平凡社)\1,800
 日ごろ、僕たちが知らず知らずに食べている、食材に混入してしまったハエやゴキブリの話。どんなに近代的な工場でも、100%完全に虫を駆除するなんて不可能。この本はアメリカの食品医薬品局が認める、昆虫混入の最大許容レベルを紹介している。
【ピーナッツバター】  100グラム中、昆虫断片50個 
【カレー粉】      25グラム中、昆虫断片100個 
【缶詰トマト】     500グラム中、果実バエ卵10個、または100グラムで果実
            バエ卵 5個と幼虫1匹。あるいは100グラムで幼虫2匹
 
10  授業に役立つホームページ  〜国際交流、異文化交流の?を知ろう〜       齋藤智世
 前回の遠隔共同学習や交流学習の「?」を知るのに役立つページに続き、今回は外国との交流や異文化に触れる学習を行う時に参考になるページをご紹介します。
 
●海外の日本人学校情報が入手できる『CLARINET』
 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/index.htm 
文部科学省のサイト内にある「海外子女教育・帰国児童生徒教育等ホームページ」です。どこにどんな日本人学校、補習授業校、私立在外教育施設があるか調べることができるのが[連絡先一覧]。住所、メールアドレス、ホームページアドレスがわかります。それぞれの学校のHPでは、子どもたちの目から見た生活の様子、日本との文化的な違いなどの現地紹介が報告されています。
赤堀侃司さんの研究室内にある『日本人学校プロジェクト』
 http://www.ak.cradle.titech.ac.jp/ngp/index.shtml 
にも、日本人学校・補習授業校の持つWebホームページ一覧があります。
●国際交流のヒントがある『インターネットでつながる日本人学校』
 http://www.japet.or.jp/jnews/jsl.htm 
日本教育工学振興会(JAPET)のサイト内にあるページです。「日本人学校等のインターネット利用による共同実践研究推進委員会(平成11年度)」の報告書がPDFファイルで提供されています。さまざまなプロジェクトの取り組みの様子、交流方法が紹介されているので、海外と交流したいと考えている方には参考となる資料でしょう。[交流で使うマルチメディア徹底ガイド]などもあります。
●自動翻訳掲示板がある!国際交流学習を支援する組織『JEARN』
 http://www.jearn.jp/japan/index.html 
JEARNは、「インターネットをはじめとするテレコミュニケーション手段を最大限に活用することにより国際間交流学習を成功させている」国際的教育NPO iEARNの日本組織のようです。紹介文に「過去に積み上げられた国際間交流の経験、ノウハウ、人的資源に、ICTを活用した新しい仕組みを取り入れ、「国際交流のハードルを超えて、子どもたちを世界へ」つなぐ学校や先生を、地域のボランテイアと共に支援する日本で初めての本格的なグローバルプロジェクトを推進しています」とあります。
 [国際交流学習メニュ-]では、国際プロジェクトへの参加申し込みや国際交流の相手校を探すことができます。プロジェクトには日本語の紹介ページも完備しています。テレビ会議への参加を申し込めば、コーディネータが対応してくれるようです。[テレクラス(テレビ会議)]では、ガイドブックや実践記録、時
差表なども用意してあります。どんなことを話題にしたらいいかも紹介されていますので、参考になります。掲示板やチャットに書き込んだ内容が自動翻訳される[自動翻訳BBS・チャット]もあります。(すごいですね。ドラえもんが持っていた翻訳コンニャクの実現も間近!?(^^ゞ)
国際交流教育プロジェクトについては、国際教育センターの『国際交流教育プロジェクト』
 http://www.alc.co.jp/oss/oss4/kyoiku.html 
でも紹介されています。
研究紀要の紹介や会報の巻頭言がある 全国海外子女教育国際理解教育研究協議会のHP
『全海研』http://www.zenkaiken.net/ もどうぞ。
 
英文で表現するときに役立つページもご紹介します。
●塩澤正さんが提供する『インターネット英語表現辞典』
 http://shioz.isc.chubu.ac.jp/work/guide/index.html 
『英文電子メールを書くための参考資料』
 http://langue.hyper.chubu.ac.jp/gaikokugo/emailEnglish/ 
●『英語でE-MAILメールしよう』
 http://www.rhythm-cafe.com/e-mail/ 
         出典  火曜の会メールマガジン 東京は秋になったようです の 第73号


      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp