(1)田中宇の国際ニュース解説 2007年9月11日 http://tanakanews.com/
★ テロ戦争の意図と現実
2001年9月11日に911テロ事件が発生してから6年がすぎた。私は911事件後、インターネット上でアメリカの分析者たちの指摘を読むうちに、ブッシュ政権は911事件の発生を黙認したのではないかと考えるようになり、事件から4カ月後の2002年1月に「テロをわざと防がなかった大統領」と「テロの進行を防がなかった米軍」という記事を書いた。
私はこれらの記事をもとに、2002年4月には「仕組まれた9・11」(PHP研究所)という書籍も刊行した。当時はまだ「米政府がテロの発生を容認するはずがない」という先入観が人々の頭の中で強く、謀略説に基づく私の分析は世の中であまり支持されなかった。私のこの本は、ブッシュ政権を批
判的に分析していたため、どこからか書籍の版元に圧力がかかったのか、意外に早く絶版になった。
しかしその後、2003年のイラク侵攻で「イラクは大量破壊兵器を持っている」という開戦事由が誇張されたでっち上げだったことが判明するなど、ブッシュ政権に対する信頼性が落ちたこともあり、今では「米当局は911の発生を黙認したのではないか」「911はブッシュ政権の自作自演ではないか」という「911謀略説」の見方を採る人の方が多くなっている。アメリカでは、911に対する米政府の説明がすべて本当だと思っている人は、国民の20%しかいない状態だ。
(2)JMM [Japan Mail Media] No.444 Monday Edition 2007年9月10日発行
『村上龍、金融経済の専門家たちに聞く』【メール編:第444回】
Q:827
10月から郵政の民営化がスタートします。どのような変化が起こると予想されるのでしょうか
A:真壁昭夫 :信州大学経済学部教授
小泉前政権の重要施策の一つであった郵政改革は、今年10月に現在の郵政公社が六つの組織に改変されることによって、本格的な民営化のプロセスが始まることになります。具体的には、政府が100%株式を保有する日本郵政株式会社という持ち株会社の下に、郵便事業株式会社(主に郵便事業担当)、郵便貯金銀行(主に郵便貯金業務担当)、郵便保険会社(声明保険業務担当)、郵便局株式会社(窓口サービス等を担当)に加えて、従来の郵便貯金契約(除く通常郵便貯金)や簡易保険契約を継承する独立行政法人郵便貯金・簡易保険管理機構が設立されることになります。
これらの会社等の設立当初は、日本郵政株式会社が傘下企業の株式を100%保有することになりますから、資本関係から見ると、依然として郵政関連事業は国が行っている格好になっています。そのため、今年10月の組織改変を期して、現在の郵便局が行っている事業が大きく変化することは考え難いでしょう。ただ、今回の組織改変は暫定的な姿であり、2017年には、持ち株会社が保有する郵便貯金銀行と郵便保険会社の株式は、一定の条件が付けられた上で売り出される予定になっています。その時点で郵政民営化の本来の姿になると考えられます。
今後、郵政民営化に伴い起きるであろう変化を、それぞれの郵便局等に見られるミクロ的ファクターと、金融市場や財政などに関するマクロ的ファクターに分けて整理します。先ず、ミクロ的ファクターですが、これまで国の事業として行なわれてきた郵政事業が民営化されるわけですから、最も大きな変化は、事業の収益性が重視されることです。現在、郵政関連事業はいずれの分野も黒字化しているといわれていますが、これからは、収益を上げるための様々な方策が打出されることでしょう。
かつて国鉄や専売公社、電電公社が民営化され、それぞれの企業が少しずつ民間企業として行動様式を身に付けていったプロセスとほぼ同じことが起きると考えられます。窓口で取り扱う金融商品については既に投資信託まで広がっていますが、今後は、さらに利用者のニーズに応じてプロダクトが広がる可能性があるでしょう。(以下略) 信州大学経済学部教授:真壁昭夫
(3)・kyositu.comニュース【小学校教育総合情報誌】・★ 教育実践号 ★2007-09-11<TUE> [vol.845]
連載「ミニネタで作る授業づくり12ヶ月」(第3回)
国語の授業をこう創る(3) 奈良・広陵町立広陵西小学校 土作 彰
1・導入部(10分)
■「今日の名言集」
その1;「人生にリハーサルはねえんだよ。」(GTOの鬼塚先生のセリフ)を板書して次のことを問います。答えはノートに書かせます。
★「主語はどれですか。」→解答「リハーサルは」
★「述語はどれですか。」→解答「ねえんだよ」
★「ねえんだよ」は乱暴な言い方です。正しく言い換えなさい。 →解答「ないのです」
その2;「通りません。」(「火垂るの墓」の親戚のおばさんのセリフ)
★「主語はどれですか。」→解答「省略されている」
★「述語はどれですか。」→解答「通りません」
★「主語を補って、文章にしなさい。」 →解答「そんな考えは通りません。」など
正解ならマルをつけさせ、間違っていたなら正答を書かせます。
これらの作業を繰り返します。 以下略
(4)JOG Wing ■ 国際派日本人の情報ファイル■
JOG(513)「石油で負けた大東亜戦争」へのおたより 伊勢雅臣
■転送歓迎■ No.1340 ■ H19.09.17 ■ 9,094 部
JOG(513)「石油で負けた大東亜戦争」[a]には、多くのおたよりが寄せられました。本号でご紹介させていただきます。
「hisa」さんより
なんとも「????」な形で政治の表舞台から去ってゆく安倍総理ではありますが、こと石油(というか資源の確保)に関しましては、地道に多大なる成果を上げておられました。
特にサウジアラビアと日本が協力し、備蓄向けの原油を管理する「共同備蓄構想」は、思わず膝を打ってしまうほど、素晴らしい提案のようです。
1. 沖縄にある日本の国家備蓄用原油タンクを、サウジアラビア側に無償提供。
→ 他国にバラ撒くだけのODAなどとは異なり、日本国内に設置運用するため、内需拡大、雇用確保に繋がる。
2. サウジアラビアは、その施設に原油を備蓄。(原油は、あくまでもサウジアラビアの所有物)
3. ホルムズ海峡有事の際、サウジアラビアはその沖縄の備蓄施設から、原油を各国へ輸出。
→ 勿論、お得意様である日本にも、安定輸出して貰える。
4. 沖縄が、極東における重要な石油供給基地となるため、日本の防衛強化に繋がる。
→ 沖縄には、米国海兵隊が駐留しているので、防衛も完璧に近い。
→ 仮に反日の某国が沖縄を攻撃した場合、それはイコール、サウジアラビアも敵に回す事になる。(間接的な抑止力になる)
以上、色々なサイトで目にしたものをまとめたものになりますが、最近、得意満面な某政党の、沖縄売国化マニフェストなどと比するまでもなく、沖縄の、ひいては日本の国益に繋がる戦略になっているように思われてなりません。
これほど重要な話を、しかも具体的な成果を挙げているにも関わらず、全くといって良いほど報道せず、国益という観点から見たらどうでも良い話ばかりを熱心に取り上げて、政治を空転させる一翼を担っている多くのマスゴミは、本当に一体なにをしているのだ!と、オデコに井桁が浮かんでしまう、毎日です。