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報告者  土 井

 2013年2月14日(木)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました 。

 参加者(勤務校)は、土井、石原先生(江南市教委)、早川先生、宗倉先生、長谷川先生、小池先生、服部先生、森藤先生(藤里小)、坪内先生(犬山北小)、奥村先生(岩南小)、天野先生(大南小)、大藪先生(楽田小)、高橋先生(岩倉市教委)、岩井先生先生、坪井さん(岩北小)、鬼頭先生(羽黒小)、尾関先生(岩東小)、奥田先生(尾張教育事務所)、竹野先生(門弟山小)の19名でした。

○ 恒例シーズンオフの内容です。
  
 
 2月28日(木):長谷川先生 課題研究発表
          あま市立七宝北中学校 岡田幸博先生講演
         「語り合いが生み出す、迫力のある道徳づくり」
 3月14日(木):修文大学 太田昌孝先生「やまなし」の授業 

ぜひお越しください。


土井が提案した資料を紹介します。 

1  宗倉先生 課題研究発表 竹野先生「泣いた赤おに」 
平成24年度第7回教師力アップセミナー
  週刊 仏教を歩く[改訂版] 1号 空海
  関西大学初等部研究発表会 1
 役立ちWeb  
 東書メール 150号   from 東京書籍 '13.02.08
7 研究発表会案内
 
 宗倉先生 課題研究発表 竹野先生「泣いた赤おに」

すばらしい発表でした。

 
 平成24年度第7回教師力アップセミナー
思考力・判断力 ・表現力を育てる社会科授業の在り方
          東北福祉大学教授 有田和正先生
別紙で紹介しました。
 
 
 週刊 仏教を歩く[改訂版] 1号 空海
朝日百科らしい硬派の内容です。全30巻のシリーズで、すぐに全巻予約しました。歴史好きにとっては、読み応え十分です。
HPはここ
http://publications.asahi.com/bukkyo/ 
 
創刊号の内容を紹介します。
発刊の言葉  山折哲雄
再刊記念特別メッセージ  瀬戸内寂聴
空海とはどんな人?
 挫折を乗り越え、宇宙の哲理を説いた天才   松長有慶
■イラスト空海交友緑   空海 教えの広がり
  皇室の子弟を魅了した空海の真言密教   頼富本宏
 
 ■空海のあゆみ 空海のことば
   大宇宙と渾然一体となった心  頼富本宏
 
 空海ゆかりの旅
  高野山 空海がつくった山上の宗教都市   井上理津子
 
 ◆境内マップ・周辺図・主な年中行事
  この地のおすすめ
   高野山般若湯/高野山温泉 福智院
 
 ◆名僧の遺産  国宝 諸尊仏龕    筒信隆
   兼寺(教王護国寺)空海が未来を托した密教空間   井上理津子
 
 ◆名僧の遺産    国宝 密教法具    三浦文良
   皇室の子弟を魅了した空海の真言密教  頼富本宏
 
■空海のあゆみ
■連載
  法話 仏教への誘い 第1話
   「愛」目に見えない大いなるものの愛   瀬戸内寂聴
  梅原猛の新「授業・仏教」第1講
    空海 神仏一体化した日本人の精神の故郷  梅原 猛
  この仏さまが好き!(1)
    帝釈天(東寺)   田中ひろみ
  ドイツ人住職が伝える「禅の道」第1話
    無    ネルケ無方
週刊お遍路さん(1)
 遍路の準備  小野庄一
 
典座きんの食べる仏教(1)
 高菜ずしと高野の揚げ煮   藤井宗哲・藤井まり
初歩からの仏教入門 第1回
 ガウタマ、目覚めし人になる   釈 徹宗
暮らしの仏教Q&A(1)
 人間の死    佐藤達全
仏教聖地巡り(1)
 ブッダガヤー(インド)  田村 仁
特別付録
 初心者でもできる!   般若心経写経用紙
  

 関西大学初等部研究発表会 1
Vol.357  2013. 2/8(FRI) 教育情報 Magazine/ある小学校教師の独り言 より

■ 研修内容  平成24年度 関西大学初等部研究発表会            ■ 日  時  平成25年2月2日(土) 8:30〜16:30           
■ 会  場  大阪府高槻市 関西大学初等部
 
   研究主題  ミューズ学習を活かした授業デザイン
          ─ 教科等における思考力育成 ─
 










 

◇ 全体会
 ミ ュ ー ズ 学 習                               ○ 思考力を育成するための6つのスキル〈思考スキル〉               「比較する」「分類する」「関連づける」「多面的に見る」「構造化する」      「評価する」                             
 ○ 6つのスキルを育成するための〈シンキングツール〉          
 比較する・・・・ベン図        分類する・・・・Xチャート  
 関連づける・・・・コンセプトマップ  多面的に見る・・・・フィッシュボーン図 構造化する・・・・ピラミッドチャート 評価する・・・・分析表
 
                        ↓
                今年度はこれを教科等の学習に活かす。
  ◆ 授業デザイン
    単元の分析 → 「思考」のポイント設定 → 「思考スキル」の焦点化 →
             ツール(手がかり)の選択   → 授業の実施→評価
 
☆★☆ コメント ☆★☆
 島原先生による注目の研究発表の報告です。
 何が注目か?
 これまで、「思考力の育成」をテーマにした研究は数多くありましたが、「思考力」そのものを分析して、取り組んだ実践はほとんどありませんでした。
 わたし自身、取り組んだのが、社会的思考を5因子に分け、「関連思考・比較思考・条件思考・因果思考・発展思考」を実際に経験させ、その成功体験を味わわせることでした。
 それが、次の機会に生きて働くに違いないという考えでした。
 しかし、そういった研究をする学校はありませんでした。
 それを、関西大学初等部 が取り組み始めたのです。
 さて、どうなった? 今後の報告を期待します。



 

 役立ちWeb
 
(1)社会人の雑学  ★雑木話★   第1476配信  | Mag2___4948 melma!__606
   ba,bi,bu,be,bo を「は行」の濁音として表すのは、変だと思う!
 
 「ば行」問題について、すでに正解は出ておりますから(特にヤコピさんの巧みな説明に感謝)、余計なおせっかいかもしれませんが、ちょっとだけ補足させてください。
 YOSHYさんご指摘の謎は、『後奈良院御撰何曽』(1516)に見える
   はゝには二たびあひたれどもちゝには一度もあはず
 こころは「くちびる」ですね。
 この謎解きに成功したのは『広辞苑』で有名な新村出です。つまり古代日本語の語頭の p の発音が次第に弱まり、両唇無声摩擦音 [Φ] になり(上代末から平安初期)、やがてそれもさらに弱まって [h] に変化してしまいました(室町頃(14世紀)から元禄頃(1700年前後)にかけて)。
 両唇無声摩擦音の[Φ]は、ろうそくを吹き消すときのような音、つまり、ファ、フィ、フェ、フォです。「フ」だけがまだ昔の音をそのまま保っています。Φは面倒なのでよく F と書かれます(厳密には small capital F )ので、唇歯音の f と混同されることがよくあります。
 日本人はいまだに f の音は苦手ですよね。「野球のファン(fan)」も「フアン」と発音してしまう。おそらく日本語の歴史上、fの音は一度も現れたことはないと思います。
 なお、以上は語頭のハ行音の話で、語中のハ行音は [Φ] からさらに弱まって、[w] になってしまいました。「私は」などの「は」が [wa] であるのはそういうわけです。しかし、それも a の前だけで(「かは 川」など)、その他の母音の前だとさらに弱まり、ついにはゼロになっています(「こひ 恋」「まへ 前」「かほ 顔」など)。
 しかし、それでは「はは 母」が「はわ」にならないのは何故か、と疑問に思ったあなたは偉い!
 何事にも例外はあるものだから、これもその例外の一つ、という考え方もあるかもしれませんが、この場合はたぶん日本語の親族名称に単音節の繰り返しが多い(ちち、てて、かか、じじ、ばば、など)という別のルールに倣って、二次的に「はは」になったのでしょう。
 他にも「ほほ 頬」などという例外もあります(しかし「ほおべに 頬紅」「ほおばる 頬張る」「ほおづき 酸漿」などでは法則通り「ほお」になっています)。文字が普及してからの reading pronunciation が影響したかもしれません。
 ついでに、「あはれ」が一方では「憐れ」になり、一方では「あっぱれ(天晴れ)」になっていますよね。促音になると以前の p 音が残っているわけです。昔、「あはれ」は「感動する、心が動かされる」という意味でしたから、両極端の意味に変化してしまいました。
 なお、強調したいときに語中子音を促音にする例は、ほかにも「やはり」「やっぱり」「それきり」「それっきり」など、現在でもたくさんありますね。
 こういうふうに、p が h/w になってしまったとは言っても、日本語には常にp 音はなくならずに、存在し続けただろうと思います。擬音語もありますし。
 それじゃ、古代から奈良、平安朝の日本語には h 音はなかったんだろうか?
 おそらくなかったと思われます。だからこそ、「ニーハオ」の「好 hao」が「かお kao」からさらに変化して「こうkou」と発音されたり、「シャンハイ」の「海 hai」が「かい kai」になったりしています。
 つまり、漢字が日本語に取り入れられたとき、h がないのでやむなく、それにいちばん近い k という音で代用して受け入れたというわけです。英語の th の音が現代日本語にないので、仕方なくサ行・ザ行音で取り入れている事情と同じです。
 しかし、そうするとむかーし昔は、神武天皇の祖父「ひこほほでみのみこと 彦火火出見尊」は pikopopodeminomikoto と発音していたのだろうか? そんな滑稽な名前でいいのか? こう思う方もおられるかもしれません。
 いいんです。当時は p 音の単語はごく普通にたくさんありましたから、滑稽でも何でもありません。言語というのはそういうものなんです。
 そしてまた、どうして古代のハ行音が p だったと分かるのか? そしてそれが Φ になりさらには h/w となったといえるのは何故か? しかもその時代までどうして特定できるのか? その証拠は何か?
 等々、疑問は次から次へと湧いて出ることでしょう。頭のいい人ほどそうであるに違いありません。
 それから YOSHI さんの疑問、「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」の違い(いわゆる四つ仮名の問題)など、答えるべき項目はたくさん残っていますけれど、あまりにも長くなりますので、ひとまずここまでとしておきます。
 
☆★☆ コメント ☆★☆
 少し長い引用ですが、これは土井の中学校時代からの疑問でした。
 「バ行は、マ行に濁点を付けるべき」という作文を書いた覚えがあります。 
 実際に声に出して言ってみてください。
 今回の回答で、納得したわけではありませんが、話題になっただけでも一歩前進です。
 
 
(2)統計関係リンク集
 社会科は資料が命。 膨大な統計を見ることができます。
 
 また、ここから「都道府県のページ 統計リンク集」や海外のページなどにも飛ぶことが出来ます。
 
(3)系図でみる近現代〜夢・感動・人間!〜
  その時々の話題の人物、あるいは、旧華族・皇族や近現代に活躍した人物を家系図やリンク等を交えてエピソード、系譜・閨閥などを書き留めて行くページです。
 ここから・・・ http://episode.kingendaikeizu.net/   膨大な情報量です。
 
(4)豊かなコミュニケーション能力に基づく危機回避能力の育成/北海道立教育研究所
 「体罰」は、多くはコミュニケーション不足から生じます。
 
1 本研究のねらい
(1) 教育を取り巻く現状と課題P.1
(2) 研究の仮説P.2
(3) 仮説の背景
 ア教員に求められる資質・能力P.3
 イ体罰を防止する観点から見て重要な資質・能力P.6
 
2 教師と児童生徒の望ましいコミュニケーションの在り方
(1) 事例1 P.9
 ア事例内容
 イ事故発生までの教師と児童生徒のコミュニケーションの様子
 ウ事故発生時の危機管理
 エ危機回避(リスクヘッジ)の観点からの課題
 
(2) 事例2 P.11
 ア事例内容
 イ事故発生までの教師と児童生徒のコミュニケーションの様子
 ウ事故発生時の危機管理
 エ危機回避(リスクヘッジ)の観点からの課題
 
(3) 事例3 P.13
 ア事例内容
 イ事故発生までの教師と児童生徒のコミュニケーション上の問題
 ウ事故発生時の危機管理
 エ危機回避(リスクヘッジ)の観点からの課題
 
(4) 整理(コミュニケーション上の問題の解決に向けて) P.15
 ア共感的な理解と感情の効果的コントロール
 イ大局的に行動する能力の重要性
 
3 教師が自らの力で変わるためにP.19
(1) 校内研修での取組P.20
(2) コーチングの有効性P.23
(3) カウンセリングマインドをすべての教員にP.25
(4) 教師のためのアサーショントレーニングP.27
 
4 まとめ
(1) コミュニケーション能力の向上P.30
(2) 危機回避能力の向上P.32
(3) 整理P.33



 東書メール 150号   from 東京書籍 '13.02.08

 研究会レポートを追加しました。
  研究会レポート一覧
 
 新任先生の広場「読んでおきたいこの一冊」一覧
 
□■新着資料■□
【小学校】
[社会]
 <研究会レポート>
  熊本県小学校社会科研究大会 人吉球磨大会 研究会レポート
【中学校】
[社会]
 <研究会レポート>
  第45回 全国中学校社会科教育研究大会 香川大会 研究会レポート 別紙参照
 <研究会レポート>
  平成24年度第1回長崎県中学校社会科教育研究大会 県南(長崎・西海・西彼)大会 
 
 全小社 高知大会 ■□
  第50回 全国小学校社会科研究協議会研究大会
   開催期日 平成24年11月8日(木)・9日(金)
 
7 研究発表会案内 
2月16日(土)愛される学校づくりフォーラム2013 in東京  東京ビッグサイト
    劇で語る! 校務の情報化
    授業名人に再び! ICTを活用して挑戦

2月23日(土)平成24年度 大阪教育大学附属池田小学校 教育研修会

3月1日2日 平成24年度「教育の情報化」推進フォーラム(CEC成果発表会)
 場 所:国立オリンピック記念青少年総合センター 国際交流棟
 “今、21世紀にふさわしい学びの実現を、すべての人に!