第383回 社楽の会報告    第382回へ    第384回へ   TOPへ
                                                           
報告者  土 井

 2013年1月17日(木)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました 。

 参加者(勤務校)は、土井、石原先生(江南市教委)、早川先生、二見先生、森藤先生、徳永先生、滝先生、小池先生、服部先生、宗倉先生(藤里小)、阿部先生(西部中)、高木先生、田中先生、加納先生(犬山・南部中)、小澤先生、杉本先生(扶桑北中)、神谷先生(尾張教育事務所)、奥村先生(岩南小)、後藤先生(古南小)、天野先生、山田先生、鈴木先生、岸先生、松山先生、渡部先生、伊藤先生、森先生(大南小)、野村先生、船橋先生、澤木先生、松田先生(曽野小)、木本先生(扶桑町教委)、桐山先生、馬場先生(宮田中)、大藪先生(楽田小)、川畑先生(来迎寺小)、柴田先生、大島先生(草井小)、松井先生(古知野中)、鬼頭先生(羽黒小)、大西先生、岩井先生、坪井先生、松原先生(岩北小)、山ア先生(布袋中)、竹野先生(門弟山小)、高橋先生(岩倉市教委)、古瀬先生、坪内先生、川邉先生(岩中)、尾関先生(岩東小)、池邑さんの52名でした。

○ 恒例シーズンオフの内容です。
 
 1月31日(木):公正取引委員会とは? ゲストをお招きします。
 2月14日(木):藤里小 宗倉先生 課題研究発表
          門弟山小 竹野先生 「泣いた赤おに」
 2月28日(木):長谷川先生 課題研究発表
          あま市立七宝北中学校 岡田幸博先生講演
         「語り合いが生み出す、迫力のある道徳づくり」
 3月14日(木):修文大学 太田昌孝先生「やまなし」の授業 

ぜひお越しください。


土井が提案した資料を紹介します。 

1  模擬授業「『平家物語』から日本を考える」 
平成24年度第6回教師力アップセミナー
  来年度の教師力アップセミナー
  ごんぎつねの世界 ブログより
 役立ちWeb  
 MM紹介
7 研究発表会案内
 
 模擬授業「『平家物語』から日本を考える」  

 Q 那須与一は、命を賭してまで、なぜ当たりにくい「かぶら矢」を使ったのか?
 Q 「年五十ばかりなる男の、黒革をおどしの鎧着て、白柄の長刀持つたるが、扇立てたり  ける所に立つて舞ひしめたり。」年五十ばかりなる男は、なぜ舞いを??
 この二つから、信長や家康、新選組やマッカーサーに共通するキーワードをつなげ、日本のベースを考えました。
 
 参考図書です。
『新書で名著をものにする 平家物語』    長山 靖生(光文社新書)
『知っておきたい「日の丸」の話』      吹浦 忠正(学研新書)
『天皇観の相剋−1945年前後』      武田 清子(岩波書店)
『井沢元彦の学校では教えてくれない日本史の授業2 天皇論』 井沢 元彦(PHP)
『NHKその時歴史が動いた傑作DVDマガジン戦国時代編 Vol.1 徳川家康』
                                  (講談社BOOK)
『絵で知る日本史1 長篠合戦図屏風』
『絵で知る日本史6 小牧長久手合戦図屏風』      集英社ウィークリーコレクション
『神社仏閣に隠された古代史の謎』       関 裕二(徳間書店)
『那須与一 上』『那須与一 下』        谷 恒生(河出文庫)
『中生の天皇観−日本史リブレット』    河内 祥輔(山川出版社)
『歴代天皇総覧』              笠原 英彦(中公新書)
『伊勢神宮−東アジアのアマテラス』      千田 稔(中公新書)
『古事記』                  倉野 憲司 (岩波文庫) 
『新選組100話』               鈴木 亨 (中公文庫)
 

 
 平成24年度第6回教師力アップセミナー
「このときの主人公の気持ちは?」これでいいのか、国語の授業
       〜論理的思考ができる子どもを育てる〜
                     筑波大学附属小学校 白石 範孝 先生

  素晴らしい講演でした。HPでアップされます。 
 
 来年度の教師力アップセミナー

 現段階の講師陣を紹介しました。これも近日中にアップされます。
 
 http://www2.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=school55
  

 ごんぎつねの世界 ブログより
 
 JR高島屋へ、ごんぎつねの世界展 へ行ってきました。新美南吉の生誕100年を記念して行われているイベントです。
 あの「ごんきつね」の悲劇的な結末は、どうして生まれたのでしょうか?
 まずは、強烈なマザコンです(と、私は思っています)。
 本名・渡辺正八の4歳の時に、母りゑが亡くなります。父は、後妻志んを迎えましたが、母の実家・新美家の跡取りが亡くなり、正八が養子に入ります。血のつながらない祖母との生活もなじめず、精神的に影を落とします。これが、「ごんぎつね」のベースになるのです。
 いろいろな発見がありました。
 たとえば、なぜ「南吉」というペンネーム?
 それは、初恋?の女性の名前からと聞けば驚きませんか?その後も何人かの女性が登場します。29歳で亡くなった南吉が、短くとも太い人生を送ったことがわかります。
 16歳の日記には、次のように書いています。今の半田高校1年生の時です。
「やはり、ストーリイには悲哀がなくてはならぬ。悲哀は愛に変わる」
「ごんぎつね」の終末を予感させます。
 25歳で安城高等女学校での教え子は、次のように語っています。
 
尽くしても尽くしても分かり合えないことが世の中にはあるのだ」と先生からよく聞かされました。志半ばで逝かれた先生の「ごんぎつね」という作品は、簡単には通じ合わない、人と人との心の哀しみを描いたものですが、その裏に強い母恋の心を感じます。
 
 よくわかります。まさに、「ごんぎつね」のテーマではありませんか。
 小学校の成績表もありました。6年生の体操以外は、すべて「甲」でした。
 

 
 役立ちWeb
 
役立ちWeb
(1) Art & Bell by Tora  http://cardiac.exblog.jp/ 
   各地の美術展の内容紹介など、内容はとても豊富です。
 
(2)平家礼賛   http://www6.plala.or.jp/HEIKE-RAISAN/ 
    平家を知るための総合解説サイトです。平家への愛で満ちあふれています。
 
(3)体罰を防止するために
 豊かなコミュニケーション能力に基づく危機回避能力の育成/北海道立教育研究所
 
 『コンプライアンスハンドブック ケース集』/徳島県教育委員会
  「体罰防止マニュアル」(改訂版)/大阪府教育センター
 
(4)ノロウイルスに関するQ&A/厚生労働省
 ノロウイルスによる食中毒及び感染症の発生を防止するため、ノロウイルスに関する正しい知識と予防対策等について理解を深めるために、厚生労働省がノロイルスに関するQ&Aを作成しました。
 
(5)業界動向     http://gyokai-search.com/ 
  社会科にとって資料は命です。その資料が手に入るサイトは、とてもありがたい存在なの です。業界ごとの資料が入手できます。
 
(6)日本人は知ってはいけない。ないしょの話。  http://cosmo-world.seesaa.net/ 
  かなり極論ですが、面白い話題がいくつかあります。考えながら読みましょう。
 
(7)近代日本史の正視    http://www.kuretakekai.jp/kindainihonsi/index.html 
 呉竹会のサイトです。次のように書かれています。日本とは何か?近代日本史の一つ一つの出来事を見つめて直したいというのが私どもの思いです。
 
(8)歴史人 http://www.rekishijin.jp/ 
 最新号の紹介、ニュース&イベント、歴史人ブログなど、内容は豊富です。
 
(9)Meine Sache 〜マイネ・ザッヘ〜   http://meinesache.seesaa.net/ 
  硬派の評論を読むことができます。個性的な主張もあり、読み応えがあります。
 
(10)日本史  http://www.uraken.net/rekishi/rekijap.html 
   すごい情報量です。
  その親サイトが  歴史研究所  http://www.uraken.net/rekishi/reki.html 
  さらにその上が 裏辺研究所 http://www.uraken.net/ 

 MM紹介
(1)教育情報 Magazine/ある小学校教師の独り言    Vol.355  2013. 1/15(TUE)
 ◇ 研究授業は否定的な目で見る
校内研究の授業研究会が残り4回予定されている。
 研究授業をどう見るか?
 事後の協議会にどう参加するか?
 これはとても大切なこと。
 私は否定的な目で見,そして否定的な頭で協議会に参加することにしている。
 指導案が配付された時点から,否定的な目をもって参加している。
 「これでホントにいいのか」と。
 いわば,あら探しである。
 指導案を読むときは,まず「提案性があるかどうか」を読み取る。
 提案性のない授業は人まね授業である。
 一例を示す。
 指導案を読むときは,
  ・教材の価値は?
  ・本時までの経過はどうか。
  ・本時ではどう発展されるのか。
  ・これで目標は達成できるのか。
  ・本時以降,どのような展開をみるのか。
  ・指導者はどんな支援・評価を行うのか。
 当日の授業では,
  ・問題意識をどのように持ったか。
  ・解決の見通しがもてたか。 
  ・新たな見方や考え方がもてたか。
  ・成就感がもてたか。
  ・支援や評価はどうだったか。
 授業展開に自分なりの工夫がほしい。
 学習の目標は決まっている。
 内容と方法は工夫の余地がある。
 特に「方法」には個性を出してほしい。
 「こんなやり方を考えてみた。どうだ!」
 という提案性がほしい。


7 研究発表会案内

1月30日(水)岐阜市立柳津小学校研究発表会
   昨年度,日本生活科・総合的学習教育学会全国大会岐阜大会の会場校として授業公開を  しました。今年度は,理科・社会を研究教科に加え,発表会をします。
     授業が3コマあります。
2月 2日(土)伊那市立伊那小学校 公開学習指導研究会
2月 2日(土)第3回 関西大学初等部 研究発表会  
      ミューズ学習を活かした授業デザイン − 教科等における思考力育成 −
       資料集部会が参考にしたシンキング・ツールの元祖です。 ぜひ見たい!
 
2月 5日(火)岐阜市立東長良中学校 わが校発表会・全校研究会(理科)
2月 8日(金)第三錦林小学校 研究発表会
        国語教育29年目 国語科で培った言語の力の波及を目指して
            研究主題 生きる 生かす 言語の力
             ― 言語活動を重視した授業の充実 ―
2月 9日(土) 三重大学教育学部附属小学校公開研究会
             子ども一人ひとりが〈わかる〉授業 (第3年次)
2月16日(土)愛される学校づくりフォーラム2013 in東京  東京ビッグサイト
    劇で語る! 校務の情報化
    授業名人に再び! ICTを活用して挑戦
2月23日(土)平成24年度 大阪教育大学附属池田小学校 教育研修会
3月1日2日 平成24年度「教育の情報化」推進フォーラム(CEC成果発表会)
 場 所:国立オリンピック記念青少年総合センター 国際交流棟
 “今、21世紀にふさわしい学びの実現を、すべての人に!