1 予告 「『平家物語』から日本を考える」
1月17日(木)に模擬授業を行います。
Q 那須与一は、命を賭してまで、なぜ当たりにくい「かぶら矢」を使ったのか?
Q 「年五十ばかりなる男の、黒革をおどしの鎧着て、白柄の長刀持つたるが、扇立てたりける所に立つて舞ひしめたり。」
年五十ばかりなる男は、なぜ舞いを??
この二つを考えていくと、信長や家康、新選組やマッカーサーに共通するキーワードが隠れていた。
そこには、日本のあるものの誕生に大きくかかわっていた・・・・。
ミステリー仕立ての歴史の授業です。お楽しみに!
2 自民党 政権公約
圧勝の自民党。公約の実現可能性が高まってきました。改めて、公約を見てみましょう。
ここでは、「教育・人材育成」部分を紹介します。(自体が異なるものは筆者のコメントです)
「教育再生実行本部」の提言(別紙参照)を、改正教育基本法に沿って着実に実行し、子供の「教育を受ける権利」を守るため、大人が責任を果たします。
教育基本法の理念に基づいた「人間力」と「基礎学力」の向上に努めます。(道徳教育の充実、高校で新科目「公共」設置、「土曜授業」の実現や、悉皆(しっかい)の「全国一斉学力テスト」の継続など) 「土曜授業」の内容が気になる。「全国一斉学力テスト」でなく「全国学力・学習状況調査」。
現在の単線型でなく、多様な選択肢(複線型)を可能とするため、6・3・3・4制の見直しにより、「平成の学制大改革」を行います。 余分な混乱を招くだけ。外枠ではなく、内容を変えるべき。
教育基本法が改正され、新しい学習指導要領が定められましたが、いまだに自虐史観や偏向した記述の教科書が多くあります。子供たちが日本の伝統文化に誇りを持てる内容の教科書で学べるよう、教科書検定基準を抜本的に改善し、あわせて近隣諸国条項も見直します。 近隣諸国条項とは、「近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること。」という規定のこと。大切だと思うのだが・・・。
「いじめは絶対に許されない」との意識を日本全体で共有し、「加害者にも、被害者にも、傍観者にもしない」教育を実現します。 大人も大人をいじめないで。
今すぐできる対策(いじめと犯罪をはっきり区別、道徳教育の徹底、出席停止処分など)を断行するとともに、「いじめ防止対策基本法」を成立させ、統合的ないじめ対策を行います。 いじめ対策?法律で縛るものか?
「いじめ防止対策基本法」の制定により、いじめ対策に取り組む自治体を、国が財政面などで強力に支援します。
いじめ問題でも明らかになった、現行の無責任な教育行政システムを是正するため、首長が議会の同意を得て任命する「常勤」の「教育長」を教育委員会の責任者とするなど、教育委員会制度を抜本的に改革します。 今でもそうだが。
いじめの隠ぺいなど、地方教育行政において、法令に違反している、あるいは児童生徒の「教育を受ける権利」を著しく侵害するおそれのある場合、公教育の最終責任者たる国が責任を果たせるよう改革します。
いじめだけで、5項目も並ぶのは、いかにも急ごしらえの間がある。教育全体がみえていないのでは。大人のいじめがなくならなければこどものいじめはなくならない。いじめの定義を、大人にも適用すべき。
世界のリーダーとなる日本人を育成できる、力ある教師を養成するため、「教師インターンシップ」を導入するなどの改革を行います。 これはありでしょう。有給なら。
教員の政治的中立を徹底するなど、適正な教育内容を確保し、教職員組合の適正化を図ります。 憲法上、ある程度やむを得ないが。
「青少年健全育成基本法」を制定します。
表現の自由を求める側からの反対が強いが、関連法案で、どれだけ強制力、実行力があ るかが課題。
幼児教育の無償化、義務教育での就学援助制度の拡充、高校・大学における給付型奨学金の創設に取り組みます。 概ね賛成。
高校授業料無償化については、所得制限を設け、真に「公助」が必要な方々のための政策に転換します。 仕方がないかな・・・。
「大学力」は国力そのものであり、大学教育の見直しや、質・量ともに世界トップレベルとなるよう大学強化などを行います。 だったら、再び国立大学に戻すべきでは?
高校在学中に何度でも挑戦できる達成度テストの創設などを行い、大学入試を抜本的に改革します。 大学入試が替わらなければ、義務教育も変わりません。テストの中身が重要です。
大学9月入学を促進し、高校卒業から入学までのギャップターム(半年間)などを活用した大学生の体験活動の必修化や、学生の体験活動の評価・単位化を行います。
入学前の半年の体験活動が、全国の大学の共通単位となれば効果はありそう。
日本人の海外留学の大幅増や、優秀な留学生を戦略的に獲得(当面20万人目標)するため、国費留学生を拡充するなど、積極的に支援します。 大賛成!
きめ細やかで適切な特別支援教育を推進します。 どうやって?
孤立しがちな若い親に対する家庭教育の支援体制を強化します。大賛成だけどどうする?
通学路の安全を確保するなど、安心して通学できる環境を整備します。 お金がかかるが
3 来年度の教師力アップセミナー
現段階の案を紹介しました。正式に決定したものを後日お知らせします。
4 所さんの目がテン! オンチ克服法
今回の目がテン、オンチの克服法は見事でした。オンチをタイプ別に分け、見事全員が直りました。
タイプ1 無自覚音程オンチ
ずばり!片耳に耳栓をするのです。無自覚音程オンチが、自分の音程が聞こえにくいのが原因。片耳に耳栓をすることで、自分の骨導音を聴くことができるのです。骨導音は、自分の骨が振動して聞こえる音です。
タイプ2 音域オンチ
なんと、レスリングの練習をしました。前屈みの練習を繰り返したのです。横隔膜に力が入り、横隔膜が縦に伸びるのです。当然、高い音が出やすくなります。
タイプ3 リズムオンチ
これも驚き、窓ふきでした。音楽に合わせて、窓ふきをしたのです。リズムを体で覚えて、見事に直りました。
今日のオンチ克服法は、解決方法がユニークで、しかも効果的でした。
5 MM紹介・役立ちWeb
(1) 大江戸経済学 江戸時代の歴史観が変わりつつある
「武士より百姓・町人の方が豊かだった 」など、意外な事実が!
大江戸経済学 趣味と贅沢と市場経済 上の姉妹版
「宗春の政治をどう評価するか? 英雄か?ケインズ政策の失敗か?」など
◆ 江南歴史散策道 信長・吉乃の方編
織豊時代を代表する武将たちが青春を過ごしたであろう緑の場所や織田信長と秀吉が 天下制覇の第一歩を踏み出し、信長と吉乃の恋物語の舞台となった生駒屋敷などを巡る コース
◆ 江南歴史散策道 蜂須賀・曼陀羅寺編
豊臣秀吉と関係が深かった蜂須賀小六、生粋の江南人である前野長康のゆかりの地
や後醍醐天皇勅願寺・曼陀羅寺を始め多くの国・県・市指定の文化財に巡りあうコース
◆ 武 功 夜 話 ( 概 説 ) 編
約400年間、人知れず埋もれていた戦国の古文書「武功夜話」の概説をご紹介します。
◆ 戦乱のなかの女性たち 吉乃(きつの)編
生駒家の吉乃(信長に家庭の幸福を与えた初恋の人)をご紹介します。
◆ 江南市縁の七人の戦国武将編
戦国時代に活躍した江南市出身の七人の戦国武将の足跡をご紹介します。
◆ 江南市内に残る街道(古道)編
江戸時代から残ってきた数少ない由緒ある巡見街道と岩倉街道(柳街道)をご紹介しま す。 他 4コース
写真が豊富です。
(3)平成23年度研究紀要/愛媛県総合教育センター
1 教育センターの機能を生かした学校支援の研究
―校内研究の充実を図る支援の在り方―
2 授業におけるICT活用指導力を高める学校支援の在り方
―日常の活用実践を広げる研修や資料提供を通して―
3 知識・技能の定着を図る指導法の工夫と改善
―授業改善のための教材研究を通して―
4 習得と活用の関連を図る学習活動の指導と評価の工夫
―学習調査等における課題に基づく授業改善を通して―
5 伝統や文化に関する教育の充実を図る学習指導
―音楽科・保健体育科における授業づくりの在り方―
6 子ども間、保護者間、教師間それぞれの交流における支援の在り方
―ピアサポートの考え方を通して―
国宝、その他に関して、膨大な情報量のサイトです。
仏像関係だけでも多くの情報を得ることができます。
(5)『コンプライアンスハンドブック ケース集3』/徳島県教育委員会
6 研究発表会案内
1月14日(月・祝)教師力アップセミナー
筑波大学附属小学校 白石範孝先生
演題「『この時の主人公の気持ちは?』これでいいのか国語の授業〜論理的思考ができる子ど もを育てる授業づくり〜」
1月30日(水)岐阜市立柳津小学校研究発表会
昨年度,日本生活科・総合的学習教育学会全国大会岐阜大会の会場校として授業公開を しました。今年度は,理科・社会を研究教科に加え,発表会をします。
授業が3コマあります。
2月 2日(土)伊那市立伊那小学校 公開学習指導研究会
2月 2日(土)第3回 関西大学初等部 研究発表会
ミューズ学習を活かした授業デザイン − 教科等における思考力育成 −
資料集部会が参考にしたシンキング・ツールの元祖です。 ぜひ見たい!
2月 8日(金)第三錦林小学校 研究発表会
国語教育29年目 国語科で培った言語の力の波及を目指して
研究主題 生きる 生かす 言語の力
― 言語活動を重視した授業の充実 ―
2月 9日(土) 三重大学教育学部附属小学校公開研究会
子ども一人ひとりが〈わかる〉授業 (第3年次)
2月16日(土)愛される学校づくりフォーラム2013 in東京 東京ビッグサイト
劇で語る! 校務の情報化
授業名人に再び! ICTを活用して挑戦
2月23日(土)平成24年度 大阪教育大学附属池田小学校 教育研修会
3月1日2日 平成24年度「教育の情報化」推進フォーラム(CEC成果発表会)
場 所:国立オリンピック記念青少年総合センター 国際交流棟
“今、21世紀にふさわしい学びの実現を、すべての人に!