第391回 社楽の会報告    第390回へ    第392回へ   TOPへ
                                                           
報告者  土 井

 2013年5月30日(木)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました 。

 参加者(勤務校)は、土井(尾張教育事務所)、天野先生(大南小)、坪内茂先生(犬山中)、早川先生(宮中)、寺谷先生(曽野小)、尾関先生、奥村先生(岩東小)、高木先生(犬南中)、高橋先生(岩南中)、坪内利先生(岩倉中)の10名です。


土井が提案した資料を紹介します。 

1  平成25年度第1回教師力アップセミナー   
青島健太氏講演会
  先生のための「夏休み経済教室」in名古屋
  お役立ち資料
 教育再生実行本部 自由民主党 第二次提言(案) 
 第2回金融経済教育研究会
 
 平成25年度第1回教師力アップセミナー
   「共感・感動で心をはぐくむ」
         〜読み物資料を活用した深みのある道徳の授業の秘訣〜
貝塚市立木島小学校 川崎 雅也
文字起こしをしました。改めてご覧ください。
 
 
青島健太氏講演会
 5月27日、平成25年度 愛知教育大学附属名古屋小学校 第60回小学校教育研究発表協議会で行われた講演会の要旨をまとめました。
 演題は「挑み続けるとは〜プロフェッショナルに学ぶ自分の作り方〜」 
 イチローや黒ひげ危機一髪ゲーム、名古屋のモーニングの厚切りパンをネタにしながら、継続するには、プラス思考で楽しみながら、時には自分の枠をはみ出して、柔軟な発想でというお話しでした。
 学校で日本語を教えた経験があり、学校事情も理解した上での講演で、頭の良さを感じました。別紙で紹介しますので、暇なときにお読みください。
 
3 先生のための「夏休み経済教室」in名古屋

 <先生のための「夏休み経済教室」>は、学校の授業で経済を教えるうえで役立つ考え方や知識を学ぶ講座です。名古屋では5年目となる今年は、授業実践者とエコノミストとの討議など、新たなプログラムが加わりました。
公民の先生のほか、地理・歴史の先生方もぜひご参加ください。

 開催概要:名古屋会場

 開催期間 平成25年8月1日(木)、2日(金)

 開催場所 ウインクあいち(愛知県産業労働センター)10階1001大会議室

 2日目 : 8月2日(木)<中学対象>
 「よりよい生き方を経済で考える」講師:加藤 一誠(日本大学経済学部教授)
 「経済の授業をエコノミストと作る<私たちが暮らす市場経済とは?>」
                  三枝 利多(目黒区立東山中学校教諭)、篠原 総一
 「歴史的分野を経済で読み解く<バブルの発生と崩壊>」 講師:野間 敏克
 「みんなで語ろう! <経済教育を授業でどう活かすか>」
   篠原 総一、野間 敏克、山根 栄次(三重大学教育学部教授)、水野 英雄(椙山女学園   大学現代マネジメント学部准教授)
  私も参加する予定です。
  

 お役立ち資料
(1)環境省 熱中症環境保健マニュアル
 
(2)いじめ通知 文部科学省
  早期に警察へ相談・通報すべきいじめ事案について(通知)等
 
(3)運動部活動での指導のガイドラインについて
 
(4)♪バッハ・カンタータ日記 〜カンタータのある生活〜  http://nora-p.at.webry.info/ 
   カンタータ日記・奥の院    http://nora-pp.at.webry.info/
 
(5)哲学者の小川さん   http://39032997.at.webry.info/ 
 元エリート商社マンという異色のキャリアを持つ人気哲学者、小川先生のブログ。
 
(6)小・中学校 特別支援学級 自立活動の指導の手引
「自律活動とは」から、シートを使った具体的な指導事例まで、実際に使える技術と考え方は貴重な資料です。
 
(7)安全安心アドバイス集 /愛知県警
 
 
 
 教育再生実行本部 自由民主党 第二次提言(案)
 
 自民党の教育再生実行本部は、5歳から小学校に入学することを前提に、これまで「6・3・3」の年数で区切っていた学制を、「5・4・4」制などとする提言案をまとめた。
 提言案の原案によると、「社会状況や子どもの実態に応じて、学校制度を多様化・複線化する」として、小学校から高校まで、これまで「6・3・3」の年数で区切っていた学制を「5・4・3」、「4・4・4」など、地域や教育委員会ごとに柔軟に運用できるとしている。
 また、幼児教育の無償化や子どもの学習進度にあわせて、飛び級や高校の早期卒業、「学び直し」などを制度化するとしている。
 自民党は、提言を来週中にまとめ、夏の参議院選挙の政権公約に一部を盛り込む方針。
 
☆★☆ コメント ☆★☆
 幼児教育の無償化や子どもの学習進度にあわせて、飛び級や高校の早期卒業、「学び直し」などを制度化することはまだいい。
 しかし、地域や教育委員会ごとによって、「5・4・4」、「4・4・4」の仕組みを変えることで「教育再生」になると本気で考えているのか?
 そのセンスのなさに驚く。


 第2回金融経済教育研究会
   平成25年5月18日

(1)「国債の金利変動の条件と国債格付けの根拠」
                      埼玉学園大学教授 黒沢 義孝
 なかなか難しかったです。
 ソブリン債の金利がどう決まり、なぜ変動するのか。信用リスクとは。国債はどれくらいデフォルトするか
 このような話でした。
 ソブリン債って? 各国の政府又は政府関係機関が発行し又は保証している債券です。日本は国債がこれに当たります。
 デフォルトとは?債務不履行の事です。企業ではよくありますが、国家で起こることもあります。
 それを評価するのが格付け会社。
 何と、世界に110あまりもあるそうです。どうやって採算を維持するのでしょうか・・・。
 5大格付け会社を紹介します。
 日本が、株式会社格付投資情報センター(R&I)    http://www.r-i.co.jp/jpn/ 
     株式会社日本格付研究所(JCR)       http://www.jcr.co.jp/  
アメリカが、スタンダード&プアーズ、ムーディーズ これが2大格付け会社です。
 そして、フィッチです。
 
(2)企業の先端技術 ヒット商品開発に向けての取り組み
                東海光学株式会社 開発本部      長尾 淳司
 岡崎のめがねレンズメーカーです。
 最先端のレンズをつくる仕組みを教えていただきました。
 岡崎に全部を集約しているので、やりやすいそうです。
 印象に残ったのは、世界で最も薄いレンズ、 1.76素材 の実際の商品化の話でした。4月発売と、まだ何もできていなかった1月に発表された。トラブルが日々発生。いかに情熱を注いで、死ぬほど考えて、悩んで、たまたまできた。いかにやるんだという強い心を持つか。教科書通りだけでは実現できないことがたくさんある。専門家も大事だが、それだけでは難しい。企業では、人間力が必要だ。
 教育者も同じです。
 今回も、多くの刺激をいただきました。