5 教育再生実行本部 自由民主党 第二次提言(案)
自民党の教育再生実行本部は、5歳から小学校に入学することを前提に、これまで「6・3・3」の年数で区切っていた学制を、「5・4・4」制などとする提言案をまとめた。
提言案の原案によると、「社会状況や子どもの実態に応じて、学校制度を多様化・複線化する」として、小学校から高校まで、これまで「6・3・3」の年数で区切っていた学制を「5・4・3」、「4・4・4」など、地域や教育委員会ごとに柔軟に運用できるとしている。
また、幼児教育の無償化や子どもの学習進度にあわせて、飛び級や高校の早期卒業、「学び直し」などを制度化するとしている。
自民党は、提言を来週中にまとめ、夏の参議院選挙の政権公約に一部を盛り込む方針。
☆★☆ コメント ☆★☆
幼児教育の無償化や子どもの学習進度にあわせて、飛び級や高校の早期卒業、「学び直し」などを制度化することはまだいい。
しかし、地域や教育委員会ごとによって、「5・4・4」、「4・4・4」の仕組みを変えることで「教育再生」になると本気で考えているのか?
そのセンスのなさに驚く。
6 第2回金融経済教育研究会 平成25年5月18日
(1)「国債の金利変動の条件と国債格付けの根拠」
埼玉学園大学教授 黒沢 義孝
なかなか難しかったです。
ソブリン債の金利がどう決まり、なぜ変動するのか。信用リスクとは。国債はどれくらいデフォルトするか
このような話でした。
ソブリン債って? 各国の政府又は政府関係機関が発行し又は保証している債券です。日本は国債がこれに当たります。
デフォルトとは?債務不履行の事です。企業ではよくありますが、国家で起こることもあります。
それを評価するのが格付け会社。
何と、世界に110あまりもあるそうです。どうやって採算を維持するのでしょうか・・・。
5大格付け会社を紹介します。
アメリカが、スタンダード&プアーズ、ムーディーズ これが2大格付け会社です。
そして、フィッチです。
(2)企業の先端技術 ヒット商品開発に向けての取り組み
東海光学株式会社 開発本部 長尾 淳司
岡崎のめがねレンズメーカーです。
最先端のレンズをつくる仕組みを教えていただきました。
岡崎に全部を集約しているので、やりやすいそうです。
印象に残ったのは、世界で最も薄いレンズ、 1.76素材 の実際の商品化の話でした。4月発売と、まだ何もできていなかった1月に発表された。トラブルが日々発生。いかに情熱を注いで、死ぬほど考えて、悩んで、たまたまできた。いかにやるんだという強い心を持つか。教科書通りだけでは実現できないことがたくさんある。専門家も大事だが、それだけでは難しい。企業では、人間力が必要だ。
教育者も同じです。
今回も、多くの刺激をいただきました。