第445回 社楽の会報告    第444回へ    第446回へ   TOPへ
                                                           
報告者  土 井

 2016年1月7日(木)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました 。

 参加者(勤務校)は、土井(布袋小)、天野拓先生、川地先生(大口中)、奥村先生(岩東小)、木先生、田中先生(犬南中)、早川先生(大口町教委)、山田先生、玉置先生(城東中)、阿部先生(江西中)、大島先生(古北小)、加藤先生(大北小)、吉田先生(柏森小)、鬼頭先生(羽黒小)、松田先生(曽野小)、奥田先生(城東小)、迫先生(大西小)、大藪先生(楽田小)、柴田先生(古知野中)、坪内先生、大野先生(犬山中)、寺谷先生(犬北小)、中野先生(藤里小)、竹野先生(岩倉中)、高橋先生(岩倉南部中)、勝村先生(犬山市教委)、大川さん(名古屋女子大)の26名でした。

1 第5学年 社会科 学習指導案「くらしを支える製鉄所」
2 第65回全国小・中学校作文コンクール<中学校>文部科学大臣賞 作品
 超おすすめ『ニュースの"なぜ?"は世界史に学べ 日本人が知ら ない100の疑問』
 杉浦誠司氏 講演会    布袋小ホームページより 
 ODAメールマガジン □●□ 2015年12月9日発行 第314号 より 
  
 
平成28年度社会科教育研究大会は、11月1日(火)開催します。

資料集部会シーズンオフ企画
第446回 1月14日(木) 土井による模擬授業
            「いいつあよたまみの通知表U −時代を超えた巨視眼をもつ男−」
第447回 1月28日(木) 早川先生 子供が使うタブレット 
第448回 2月10日(水) 松原先生 全中社岐阜大会について
第450回 2月25日(木) 元長良東小学校 伊藤先生の社会科授業と学級経営 
第451回 3月10日(木) 岩田先生・坪内先生 教師が使うタブレット

 第5学年 社会科 学習指導案「くらしを支える製鉄所」
 自動車工業の後の時間(教科書では発展教材として2時間扱い)の授業をすることになりました。そこで、指導案を作って、授業を行いました。 別紙で紹介しました。



2 
第65回全国小・中学校作文コンクール<中学校>文部科学大臣賞 作品
  「夢の跡」(要約) 
  とても力のある文章です。別紙で紹介します。
  http://kyoiku.yomiuri.co.jp/torikumi/sakubun/contents/post-445.php より
 
3 超おすすめ『ニュースの"なぜ?"は世界史に学べ 日本人が知ら ない100の疑問』 SB新書  著者 茂木 誠

 超おすすめです。著者は、予備校の講師。世界史を、短い言葉で斬ります。 
 池上さんよりもさらに端的で、わかりやすい表現はさすが予備校教師です。
 
amazonの内容説明
 ビジネスマン必須の教養!
 新聞やTVだけで世界情勢は理解できない!
 世界史の講師が、現代ニュースの素朴な疑問100に答える! !
 
 新聞だけでは国際情勢はつかめない!
 
シリア難民や中国とアメリカの対立、イスラム国のテロ……激動の世界情勢は、ニュースを見ているだけでは理解できないもの。そこには世界史の知識が必要なのです。
本書は、「国際ニュースがいまいちよくわからない」というビジネスマンの悩みに、人気予備校講師が答えます。
「なぜアメリカは戦争をするの?」「中国が海洋進出を急ぐ理由は?」などなど、TVや新聞では教えてくれない「100の疑問」をQ&A形式で解説します。
ベストセラー『経済は世界史に学べ! 』の著者が贈る、ビジネスマン必読の1冊!
 
 目 次
第1章  台頭するイスラム過激派と宗教戦争
第2章  ヨーロッパの憂鬱――ウクライナ問題と移民問題
第3章  アメリカのグローバリズムと中国の野望
4 杉浦誠司氏 講演会    布袋小ホームページより

 7月9日に、4,5,6年生を対象に、人権講演会を行いました。
 講師は、文字職人 杉浦 誠司 さんです。
 杉浦さんは、父の仕事の関係で転校をくり返し、その時にひどいいじめに遭いました2年間、周囲から無視されたのです。その頃の苦しかったこと、そして、立ち直りのきっかけ、いじめを仕掛けた子を救ってあげたことなど、体験から学んだことを話していただきました。
 また、夢をもつことの大切さも教えていただきました。
 ここでの夢とは、単なる職業ではなく、その職業を通して何をするかということです。「生きがい」ということかもしれません。
 杉浦さんの、「今、夢のある人」という問いかけに、多くの子が手を上げてくれました。
 自分を信じて、もっともっと自分を好きになって、長所を伸ばして、夢の実現に迫ってほしいと思います。
  杉浦誠司 オフィシャルサイト  http://www.yume-arigatou.com/ 
  杉浦誠司 めっせー字サイト - アルト株式会社 http://www.aruto.net/s_sugiura.html  
 
5 ODAメールマガジン □●□ 2015年12月9日発行 第314号 より

 地球の南から見た日本の存在感(原稿執筆:在フィリピン日本国大使館、菅野 文平 二等書記官)
 
 セブ,ボラカイといった日本人にも馴染みが深い観光地や1,200万人都市圏のマニラ。
 東京から飛行機で4時間余りの距離にある7,000以上の島々,「日本から最も近い東南アジアの国」,それがフィリピンです。
 この距離の近さ,英語人口の多さ(英語が公用語),高い経済成長率等に着目し,近年,目覚ましい勢いで日本企業の進出が進んでいます。
 2014年末時点で日本企業数は1,500社以上(2013年末で約1,200社)に上り,日本は常にフィリピンにとって最大の投資国及び貿易相手国となっています。
 しかし,経済成長の著しいフィリピンや日本企業の活発な経済活動の足かせとなっているのは,未発達な運輸・交通網,エネルギー等のインフラ環境です。
 日本は,フィリピンへの更なる投資を促し,持続的な経済成長を実現するため,インフラ整備支援やインフラを管理・維持するための人材育成に力を入れています。
 道路・橋梁の建設,南北通勤鉄道(下記参照)の整備等の支援はフィリピン各地に広がっています。
 日本と近いのは,距離だけではありません。火山帯に位置するフィリピンでは,日本と同様,
地震・台風などの自然災害への対応が課題となっています。
 2013年にも,台風ヨランダが襲い,甚大な被害をもたらしました。こうした自然災害への対応についても,自然災害の多い日本ならではの知恵・経験を活かし,様々な支援を実施しています。
 河川の改修や地震火山監視の能力の強化等,日本の支援は,フィリピンからも高く評価されています。
 さらに,フィリピンが長らく抱えているミンダナオ問題についても,日本は同地域の平和と開発に向けた支援を重点分野の1つとしています。
 フィリピン南部に位置するミンダナオ島では,イスラム教徒を含む先住民の自治を巡る対立が根深く,治安の悪化や貧困の拡大をもたらしてきました。
 日本は,最近合意された和平プロセスを支持するとともに,開発の専門家を派遣し,ガバナンス能力の強化,貧困削減,産業振興等幅広い取組を通じて,ミンダナオ地域の発展に貢献しています。
 こうした多様な取組を通じ,日本はフィリピンにおけるODA供与全体の50%以上を占めるトップドナーとして,フィリピンの開発協力を着実に実施しています。
「地球の南から見た日本の存在感は大きい」−フィリピン政府関係者の言葉です。
 フィリピンの更なる成長と発展のため,日本は引き続き知恵を絞っていきます。
 
 
◇◆ 走り出します!日本の鉄道技術フィリピンへ
〜通勤鉄道編〜(南北通勤鉄道計画(マロロス−ツツバン))
(原稿執筆:JICAフィリピン事務所 清水 俊博 企画調査員) ◆◇
 最近,世間話,新聞,仕事場等のいたる所で「渋滞」の二文字を耳にします。人口1,200万を超えるフィリピン-マニラ首都圏。人口密度は東京都区部より高く,都の地下鉄総延長が約300kmに対し,マニラの都市内鉄道の全長はわずか50km。車が交通手段の主流です。
 バスを待つ長蛇の列,口を覆いたくなる排気ガス。過密した首都圏の交通事情は悪化の一途を辿り,交通渋滞による年間の社会的損失は約2.4兆円と言われています。
 人口増加の続くマニラ首都圏は,西にマニラ湾,東に湖と山岳地帯に囲まれ,東西方面への開発には限界があるため,南北への都市圏の拡大が不可欠です。南北通勤鉄道は,その南北の交通手段の基軸の一つとなります。
 マニラ中心部のツツバン駅から北へ約38km,郊外に向けて通勤線は伸びていきます。終着駅のマロロス駅周辺の住宅地域から2,3キロ外れると,のどかな田園風景が広がっています。
 現在車で90分かかっているこの区間を,信頼と実績に裏付けられた日本の鉄道技術が35分に短縮します。通勤線は郊外からの通勤者に時間のゆとりを与え,郊外への住まいを促し,排気ガスと首都圏の交通渋滞の軽減に貢献します。
 鉄道が街を造る,日本の開発モデルがフィリピンで始まります。
        原稿執筆:在フィリピン日本国大使館 平澤 興 一等書記官
 11月19日,マニラにおいて,日比首脳会合に引き続き,安倍総理大臣及びアキノ大統領の立会いの下,「南北通勤鉄道計画(マロロス−ツツバン)」に日本が支援する旨の国際約束(交換公文)の署名式が開催されました。
 アキノ大統領からは,日本のODAによるインフラ整備に感謝の意が述べられるとともに,本事業がマニラ首都圏における交通環境の改善につながることに強い期待が示されました。
 日本の技術が,マニラの渋滞緩和と住環境改善につながる。フィリピンの人々からの強い期待に応えられるか,これからが本番です。
 
 
《 参 考 》教師力アップセミナー 平成28年度講師一覧 
 あくまでも現時点での予定です。講師のプロフィルはネットで調べてください。
    5月 8日(日) 10:00〜12:00     金大竜
   6月11日(土)  10:00〜12:00     白石範孝
   9月 3日(土) 10:00〜12:00     佐藤暁
  10月10日(月祝) 10:00〜15:00     野口芳宏
  11月12日(土)  10:00〜12:00     田中博史
   1月21日(土)  10:00〜15:00     小野田正利
   2月11日(土祝) 10:00〜15:00     山田洋一